8月9~10日、秋田県山本郡八峰町にてオイスカと林野庁などが組織した実行委員会が主催する「学校林・遊々の森」全国子どもサミットin東北が開催されました。 本サミットは学校林などを使った活動に取り組む学校が全国より参加し、それぞれの取り組みについて発表するとともに意見交換会などを実施するというものです。2007年に第1回目が開催されてから今年で4回目を迎え、今回は東北地方の学校を中心に10県から15校が参加しました。
学校林活動などの森林環境教育は02年に開始された「総合的な学習の時間」を使って行われています。しかし、11年に学習指導要領が改訂されると、その時間数が3分の2になることから、オイスカが実施した事前調査では、森林環境教育に力を入れて取り組んでいる学校から活動継続に関して心配する声が寄せられていました。そのため、今回は今後の活動の進め方などについての意見交換を重点に実施。参加校の教員30名によって活発な話し合いが行われ、「これからは個々に活動を進めるだけではなく、各諸機関との連携が必要。本サミットに参加したことで今後の活動の相談や情報交換ができるつながりを得たことは大きな収穫」といった感想を聞くことができました。