2018年12月5日

「子供の森」計画子ども親善大使プログラム4ヵ国の子ども親善大使が各地を訪問 帰国後の活動推進に期待

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  • 各地で日本の美しさに触れ、保全の取り組みについても学習した

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    「子供の森」計画(以下CFP)では、9月と10月に4ヵ国の児童・生徒の代表とコーディネーターをCFP子ども親善大使として招聘し、全国各地で支援企業の訪問や学校交流、環境保全に向けた取り組みの視察などを行いました。

    9月に来日したインドネシアとモンゴルの親善大使は、活動報告のために訪問した㈱東急ホテルズで、客室を見学し、寄附の仕組みである「グリーンコイン」制度(※1)について学びました。
    10月にはフィジーとミャンマーの親善大使が三菱自動車工業㈱水島製作所を訪れました。三菱自動車STEP募金(※2)を通じてCFP支援を継続している同社では、過去にも岡崎(愛知県)、京都の製作所で親善大使を受け入れています。モンゴルのブジンハム・バヤルサイハンさん(11歳)は「私の学校でCFPの活動ができるのは、たくさんの企業の協力のおかげだと分かって感動した」と話し、感謝の気持ちを深めるとともに、帰国後の活動への意欲を高めていました。

    グリーンコインを手に(東急ホテルズ)
    電気自動車i-MiEV の充電を体験。環境に配慮した技術や取り組みについて学んだ(三菱自動車)

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    また、親善大使プログラムでは、現地での活動を多くの方に伝えるだけではなく、国際理解や交流の場の創出にも力を入れています。一行は愛知県や岐阜県、関西地域において小学校を訪問し、同世代の子どもたちと、互いが取り組む環境保全活動について紹介し合ったり、野外では自然体験を楽しむなど交流を深めました。身振り手振りで笑い合い、コミュニケーションを取る姿が見られ、CFP担当の家老杏奈は「日本の子どもたちが、遠い国で起きている環境問題を知ると同時に、文化交流を通じて互いの違いを認めながら受け入れ合う経験をしたことは、未来を担う双方の子どもたちにとって国際理解への大きな一歩となった」と語りました。

    本巣市立一色小学校の交流会。大歓迎を受け感動

    帰国した親善大使一行は、それぞれの学校や地域で、日本で得た学びや経験を広く伝える活動に取り組んでいます。小さなリーダーたちが、親善大使としての誇りを持ち、CFPの輪をより大きく広げていけるよう、今後もサポートしていきます。

     

     

     

     


    ※1 歯ブラシなどのアメニティを使用しなかった宿泊者が客室に備えられた「グリーンコイン」をフロントの回収箱にいれることで、 その枚数に応じた金額が環境保全活動の基金として、オイスカのCFPおよび丹波山村における森づくり活動への支援となる
    ※2 三菱自動車グループの社員が自らの意志で定額を募金し、継続的に社会貢献できる仕組み

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