2016年11月4日

「国際協力の日のつどい」開催 各地から272名が参加 国際協力活動への理解を深める

  • 国内ニュース
  •  

    「国際協力の日」でオイスカの創立記念日である10月6日、日本の国際協力活動への理解を深め民間団体として果たすべき役割について共に考える機会とすることを目的に、オイスカ国際活動促進国会議員連盟(以下、議連)との共催で「国際協力の日のつどい」を開催しています。

    講演をする渡辺氏。会場は衆議院第一議員会館の大会議室
    講演をする渡辺氏。会場は衆議院第一議員会館の大会議室

    3回目を迎えた今年、基調講演には拓殖大学学事顧問の渡辺利夫氏が登壇。「日本の国際協力の起源」と題し、台湾総督府民政長官・後藤新平の偉業について解説しました。日本の法政をすぐさま台湾に適用するのではなく、旧慣制度を精査し民情に応ずるよう政治を執り行った開発思想を例に挙げ、「これが日本の国際協力の姿勢に通じる」との分かりやすい説明に、参加者は熱心に耳を傾けていました。
    レセプションでは、議連会長の石破茂衆議院議員がオイスカ活動視察のためフィリピンのネグロス島を訪れた際の光景にふれ、「稲作指導の様子や現地の人々と多くを語り合ったことが、終生忘れ得ぬ思い出となった」とあいさつ。

     

    あいさつに立つ石破議連会長
    あいさつに立つ石破議連会長

    また、5・6日に行われた「環境教育を基礎とした青少年のふるさとづくりに関する国際会議」に出席した17ヵ国のオイスカ関係者や、大相撲九州場所で西日本研修センターに部屋を構える髙田川部屋の力士なども来場。国際色とバラエティ豊かな、盛大なつどいとなりました。

    アーカイブ