【観察日記】場所取り
海岸林担当の鈴木です。
暑くなってきたので、土が乾燥しているだろうなと思い、出勤早々、苗たちを見に行きました。
えーーーーーーーー(*_*;
なぜなぜどうして??? 目が点
なんと、クロマツのコンテナがコンクリート、しかもマンホールの蓋の上に乗せてあるではありませんか!
マツたちはコンテナ下の土から、水分や養分を吸い上げているのに、下がコンクリートではさすがのクロマツも枯れてしまうではないですか
よく見ると、クロマツを置いてあった場所にバジルとシソの苗が植えてありました。
こちら側には落花生も
誰かがクロマツのコンテナをどけて、そこに植えたようです。
土が少なく、植物を植えられる場所が限られているため、バジルやシソにとっては邪魔だったのでしょうね
慌てて手前の土の場所に戻し、たっぷりと水やりをしました。
バジルやシソ、落花生には罪はないので、こちらにも水を
交代制勤務の今、だれの仕業かわかりませんが、バジルやシソが収穫期を迎えたらいただいちゃおうっと!(^^)!
久々の登場、広報室の林です。
浅野同様、私も現場には半年近く行っていません。
早く行きたい!!!
それは、マツの成長が気になるからではなく、
それを阻害するかもしれない“ヤツら”の成長が気になるから。
外出自粛が続く中、朝早く目が覚めた日は
まだ人が少ない時間帯に散歩をしている私。
先日、新宿の高層ビルの間から、昇ってくる太陽を見ながら
住宅地を抜け、かつて吉田が大阪マラソンに向けた
練習をしていた公園(陸上トラックがあるのです)まで
てくてく歩いていった時のこと。
気になってしまったのは、これ!
↓
分かりますか?
カラスノエンドウの勢いが!!
昨年の今頃は、吉田が
「今年のトレンドはカラスノエンドウ」
などというタイトルのブログを書いています。
カラスノエンドウがマツを覆っていないか
気になって、気になって……。
そのうちツルマメたちも勢いよく伸びるのだろうなぁ。
クロマツたちには、ボランティアの皆さんが
救出に行くまで耐えてもらうしかありません。
早く現場に行きたいなぁと、
そんなことを考えてばかりの外出自粛生活です。
緊急事態宣言の延長…
こんにちは、浅野です。
ステイホーム週間、ゴールデンウィーク終わりましたねー。
私はとことん家にいました。笑
最後に名取の海岸に行ったのが11月のボランティアの日なので、
約半年名取に行っていないということですね…。
こんなに行かなかったのは初めてなので、身体がなまってしょうがないです。
ゴールデンウィーク中に発表のあった緊急事態宣言の延長。
特定警戒都道府県以外の県では、各市区町村の判断で外出自粛を緩和する地域もあるそうですが、
依然、県境を越えての外出は控えるように、ということは変わらなさそうです…。
今の状況が続くようであれば6月のボランティアも難しいかもしれません。
ただ、宮城県はすでに緩和を表明しており、小規模イベントについては感染防止策を徹底したうえで
開催をしてもいいということを県民向けに発表しています。
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/791180.pdf
もちろん、だからボランティアができますいうことではありませんが、
宮城県民限定のボランティアの日の設定など、ちょっと希望が出てきたかなーと思っています。
現時点では6月以降は未定ですが、5月14日の専門家による再評価を受けてから
再度検討し、18日の週の早い段階でホームページ・ブログでお知らせします。
早く名取で皆さんに会えることを祈っています。
くれぐれもご自愛くださいね。

東京本部苗の観察日記 ~播種から2年~
育っていくのに伴って、チラホラ見られるようになってきたのが、「枝おろし」とか「裾払い」と言われるもの。
上から見ると枝と枝が接して「鬱閉」、林内に入るのは確かに難渋します。私は慣れてるので何とも思いませんが。枝がなるとスッキリ感とか、やった感があるのかもしれません。
オイスカと再生の会としては、裾払いする考えはありません。しかし、名取の内陸防風林(共有林)でごく一部の地主さんが、ビニールハウスの通気性が悪いからだと思いますが、進めてしまいました。暑くてたまらなかったのだと思いますが、断りなく伐るのは、厳密にいえば森林法上の問題もあります。しかし私たちにとってのもう一つの問題は、鋸を入れる位置。
「幹際から歯を入れる杉・ヒノキと違い、マツの場合は幹から20㎝は離さないと、腐りが入る」と佐々木統括から何度となく聞いています。杉とヒノキも同じではありません。したがって、死に節をつくらないためにマツならではの切断位置があるはず。専門家の方は「20㎝?!」と驚いていました。「日本海側では積雪の影響があるので裾払いしたい理由は納得できる。宮城は雪がない」とも。マツの死に節については、造園業の方に聞くと良いかもと言われました。昔、宮城も岩手も、裾払いという工種はなかったはずです。津波のとき、「倒伏」ではなく、岩手などは根元での「幹折れ」が大半だったそうですが、高い位置での幹折れ個体には腐れが入っていたそうです。
以前、静岡県内で、まだ2mにもならないマツが裾払いされていました。市役所に訳を教えてもらってみると、「我々も驚いたんです。地元の方が勝手にやってしまって。見栄えが悪いと言って・・・。その方も反省してました」と。
とにかく、無駄な仕事はしたくない.
育苗場で卵を産むの?
4月上旬の育苗場。手前の砂利と雑草のあたりに10日間ずっといたのが・・・
↓ どこでしょう?
さらにズーム。
コチドリと言うそうです。
「ハマチドリとか、勝手に命名してました」 (吉田)、「スズメだと思ってた~」(再生の会Kさん)
この下の写真は、去年、一昨年撮った写真。作業道のど真ん中で子育て・・・(親はよく「擬態」を見せてくれます)

以前、海岸林の現場で撮影
でも名取事務所は、例の「新入り」(黒猫)の行動範囲。ダメだろうな。
ちなみに、4月26日読売新聞朝刊によると、この鳥、8月頃、中国・台湾の水田などで羽を休め、越冬地として「フィリピン南部の田んぼ・畑・果樹園など」に渡るという研究結果が科学誌に掲載されたそうです。「(日本での)産卵では人が入りにくい川沿いなどを選ぶのではないか」と書かれていましたが、名取では僕らの目の前の、変な場所を選んでいます・・・名取事務所とか、作業道のど真ん中とか。堤防の向こうのどデカイ砂浜がいいんじゃないの?
こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
まだしばらく名取の現場に行かれない日々が続きそう
こんなに長い期間、宮城に行っていないなんて!
今年の植栽地はツルマメ草の繁茂地でないといいなぁ
去年、一昨年の植栽地はツルマメ草を取らないと、ひどいことになりそうだなぁ
ボランティアのみなさん元気にしているかなぁ
企業や団体のボランティアの申込みはキャンセル続き・・・はぁ
と、隣の席でため息をついている現場が大好きな浅野
こんな情勢になり、海岸林スタッフは、現場でボランティアさんにたくさんの元気をいただいていたことに気付かされます。
飛行機まで使って遠くからでも来てくれる
作業がきつくても何度も参加してくれる
助け合いながら作業をしてくれる
そんな、たくさんのボランティアさんに支えられての活動
あらためてありがとう!
これまで現場でいただいたたくさんの笑顔のエネルギーを、
こんな時だからこそ、みなさんにお届けします。
いい顔してますね!!
Stay Home!
Keep Smile!!

































































