「松がつなぐあした」の発売を楽しみにしてくださっているみなさま
12月9日 IN STORE とブログや動画でお伝えしていますが、本の流通の事情等で発売が遅れています。あちこち本を探してくださったみなさん申し訳ありません。
発行部数が5,000部と少ないこともあり、近所の本屋さんではおそらく置いてないと思います。置いてない場合は、お手数をお掛けしますが注文をお願いします。
書籍販売サイトでの注文は13日以降とお伝えしてきましたが、こちらもサイトへのアップが遅れ、18日ごろから下のサイトで注文ができるようになりました。予約販売のため、お届けまでに1週間程度かかってしまいます。
★楽天ブックス★
https://books.rakuten.co.jp/rb/16580728/
★紀伊国屋書店ウェブストア★
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784909080554
※アマゾン、hmv、TSUTAYAのサイトには掲載されていますが、注文は受け付けていないようです(12/22現在)
アマゾンでの注文ができるように出版社に依頼しておりますので、アマゾンでの注文をご希望の方は今しばらくお待ちください。

南海トラフ影響地域、全国の松原地域で、そして若い方にも読まれますように!
吉田です。宮城で経験した技術的なことを、南海トラフの地域や全国の松原関係者の方に届けようと、これまで専門誌への掲載も努力してきたつもりですが、今回は一般の方に向けた書籍。行政の方、メディアの方々と会う際など、宮城だけで読んでいただければよいのではないと、必ず話しています。
「本は発売後3か月が勝負」とプロから聞きました。じつは、出版社、取次側の配本・告知などの遅れが気になっております。ですが、そのプロのアドバイスなどをもとに、我々としての初動として動くべき第1弾は、すでに基本に忠実に、確実に実施できました。年末までは、第2弾というべき、より最善をもれなく追及する時期かと。年明けからは第3弾。僕らなりのネットワークを駆使して、外に打って出て企画する時期だと思っています。あっちこっちでの仕込みも開始しました。
「読んでもらおうと、一生懸命努力する気持ちは必ず通じる」
小林さんはそう言ってました。
あと数日、もっと回りたかった・・・
12月15日未明からの雪
宮城でも海沿いは雪が少ないんです。仙台市中心、とくに泉区などとはまったく違います。それでも久しぶりに名取の積雪を見ました。
この後、市役所、FMなとり、竹灯り、大槻さん宅へ。3日連続降雪で苦労しましたが、本気で営業。たくさんの方と会えて、充実でした!大雪を心配して情報収集ののち、海に沿った常磐道で帰京しました。すごく車が少なく、怖いぐらいでした。
書籍「松がつなぐあした」を宮城に運ぶ。
吉田です。12月14日夜、オイスカで購入したばかりの書籍「松がつなぐあした」を載せ、車で宮城に向かいました。明日朝から3日間、配らねばならない方にフル稼働で届けられるように。往路は雪の心配ないとみて、東北道を。
まずは、お世話になってきた方々に早くお届けすること。まずはオイスカ宮城県支部の役員の方々、再生の会、行政当局ですが、今回の大きなミッションはメディアの皆様を重点的に。なにより、存在を知ってもらわねばなりません。買ってくれる人がいなければ、絶版になってしまいます。「たちまち重版!」としなければなりません。海岸林チーム、本気で頑張っています。
これは小林さんの本、あくまでも売り物。オイスカで少々買ったからと言って、ばら撒くような配り方をしてはならない。往路の車でそう戒め、この3日の時間の使い方を考えながら、気合を入れました。
翌日朝、窓の外は真っ白。車ですから心してかからねば。雪も雪だし、時刻指定のアポイントばかりでは、訪問先が減ってしまうので一部にさせていただきました。コロナで会えなかった方とも会えましたし、毎日あっという間。一日10軒回る日も。でも、年末までずっと宮城にいたいぐらいでした。帰りは大雪。17日夜、雪のリスクが少ない常磐道をゆっくり走りました。
必ず多くの方に読んでいただけると思っています。忙しすぎて、まだ、「はじめに」「目次」「おわりに」ぐらいしか読めていませんが。

絶対に真っ先にお持ちすると決めていた方。前のオイスカ宮城県支部事務局長の小野さん。もし、宮城にオイスカ会員がいなければ、宮城県支部がなければ、そして事務局長がこの方でなかったら、震災1年前に佐々木勝義さんとの出会いはなかった。宮城テレビ放送の設立に大きく関わった方でもあります。
「海岸林再生プロジェクト」にご支援くださっている企業で、
担当者としてプロジェクトに関わり、ボランティアにも参加して下さっていた吉岡さん。
退職を機に、オイスカで一緒に仕事をするお仲間になってくださいました!
そんな吉岡さんのブログです。
=============================
海外事業部人材育成担当の吉岡です。
海岸林再生プロジェクトの新作動画が公開されたとのインフォメーションを見て、
早速拝見させていただきました。どれも感動ものでした!
「海岸林これまでとこれから」の動画は、2011年からの活動内容がコンパクトに纏められています。これまでの10年間、プロジェクトは計画通りに順調に進捗していますが、プロジェクトスタート時のオイスカをはじめ関係者の皆さんの大変な苦労と努力があったからこそ、同じベクトルに向かってブレずに進んできた事が良く分かります。「何としても、名取の海岸林を再生させるのだ!」というプロジェクトに関わる全ての皆さんの熱い思いと高い志に「あっぱれ!」ですね。
「ある日の海岸林ボランティア」の動画撮影日には、私もボランティアとして参加していましたので、動画の中で、私もツルマメエキストラの一員として出演しています。これまで、ボランティアに12回参加させていただき、家族には毎回「今回は、1日中ツルマメ草の抜き取り作業」「今回は、溝切りと草刈り」と作業内容の報告はしていましたが、家族は、実際にどの様な現場でどんな作業を行なっているかは知らなかったので、ここはお父さんが頑張っている姿を見せて、ポイント稼ぎの絶好の機会と思い、この動画を家族全員で視聴。
しかし、一緒に見た娘から「お父さん、サボってるー。気合が入っていなーい。」と早速厳しい「喝!」を頂戴してしまいました。(反省‥)
高松北高校からのエール
こんにちは、浅野です。
先月、香川県立高松北高校の学生がボランティアに来てくれたことはそれぞれのブログでお伝えした通り。
→http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=27892
→http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=28031
その時のお話の続きです…。
高松北高校には応援部があり、チア・リーダー・マネージャー部門の3部門があるそうです。
スポーツの応援だけでなく、地元のケアハウスなどでも活動をしていて過去に全国大会出場経験もある強豪校。
今年はコロナの影響で活動が少なくなってしまったようですが、今年の夏にはNHKでも取り上げられていました。
その時の様子はこちらでご覧いただけます。
→ https://www.nhk.or.jp/matsuyama/post/club.html
今回ボランティアに参加してくれた中にリーダー部門に所属している学生がいたため、
私たちに向けてエールを送ってくれました。
校長先生から動画掲載の許可をいただいたので、こちらにUPさせてもらいます。
また先日、校長先生から参加した学生のレポートが届いたので一部抜粋してご紹介します。
【たくさんの人がかかわるこのプロジェクトに関われたことがとても光栄なことだと思いました。あくまで地元の人が主役・中心ということを忘れないこと。】
【このプロジェクトを絶対に成功させるという強い気持ちが伝わり、機会があればまた参加したいと思いました。】
【多くのボランティアの方々の積み重ねによって、自然がつくられているのだと思うと、嬉しかった。】
【私たちのこの作業がいつの日か、名取市の希望につながる手助けになればと思った。何事も自分から行動しなくてはならない。】
【人の話をしっかり聞いたり、すばやく動いたりなど、普段の生活でも大切なことがボランティアの現場ではとても大切だと学びました。】
【とてもきつかったが、終わってから溝を見ると、とても気持ちよく「こんなにやったんだ」という達成感があった。】
事前に資料に目を通してから参加してくれた学生たちでしたが、実際に見て体験することでさまざまなことを感じてくれたようです。
また来年も来てくれると嬉しいですね。
来年度のボランティア公募を開始しました
吉田です。昨日公募始めました。来年も再来年も、仕事内容の基本は変わりません。
3月27日、4月17日、5月15日、6月5日・19日、7月3日・17日、8月21日
9月11日・25日、10月16日、11月6日・13日
いずれも土曜日、9時~17時。 お申し込みは、HPインフォメーションより
ただ、コロナ禍への対応と、地元を中心とする個人参加者が増えているため、今までと違う3点があります。
企業・労組・学校等ご担当者の皆様には、ご注意いただきたいと思っております。
また、状況次第で、中止判断や募集人員増もあり得ます。
①定員は各回先着50名。コロナ禍により、2020年から人数に上限を設けました。
②公募日に企業団体15名~20名で参加の場合は、先着1団体のみとします。
14名以下の場合は今まで通りどうぞ!!
21名以上の場合は、原則公募日以外で東京本部海岸林担当と調整させていただきます。
効率などを考え、従来通り、他団体と合同開催をお願いすることがあります。
地元高校生・大学生の参加希望も増えており、個人スペースも極力確保したいという考えです。
ご理解いただきますよう、よろしくお願いします。
③名取市内にホテルが増えました。美田園駅にはスーパーホテル。
名取事務所まで徒歩30分ですが、間違いなく便利です。
名取市サイクルスポーツセンター併設の「輪りんの宿」は、車がない方には
集合場所の名取事務所にアクセス難ですが、なんと言っても海岸林が上から見られます。
後日、宿泊体験記をblogにと思いますし、HPボランティア公募欄にも参考情報を書いてみます。
ルートイン名取は総合力で我々の定宿に変わりありませんが、
せっかくなら、いろいろ試してほしいなとも思います。
やっと、最近「海岸林は10年経ったから終了?」と聞かれることが少なくなってきました。
まだ、これから数か月は聞かれるでしょうけど。(笑)
来年度からSDGsの10年、第2次10ヵ年計画です。
来年はオイスカ創立60周年。オイスカは次の10年でどんな結果を出すのか、
オイスカ一同、計画づくりに忙しくなっています。
書籍「松がつなぐあした」PV(3分)など、動画4本一気に公開!
コロナ禍で名取に行きたくても行けない多くの方たちに、見ていただきたい! よかったら、お知り合いにご紹介ください!
①書籍「松がつなぐあした」紹介動画 (3分)
*東京本部、鈴木さん・浅野さんの手づくり!! 最後の一言と表情が、日頃の小林さんらしい・・・
②海岸林これまでとこれから (13分半)
*10年を記録してくれたプロカメラマン塚本公雄さんの手で、次の10年を念頭に置いて作成しました。オイスカ緑化技術参事の清藤城宏先生が語っている「10年前の調査で根周りが小さかった」と話す場面などが、これから延々続く「本数調整伐」をする理由と考えてください。最強の海岸防災林めざし、数10年かけて5,000本/haを約1,000本/haに減らします。
③ある日の海岸林ボランティア(9分)
*同じく塚本さんの制作です。コロナ禍のなか再開した9月~10月の様子を中心に撮影しました。
④ドローン撮影「2020年9月 名取市海岸林復旧状況」(8分)
*建設業の三立重建さんの協力で制作。今年11月の各年度植栽地の生長モニタリング調査速報値などを紹介しています。
吉田です。オイスカタイのブログによると、向こうは南部ラノーン県のマングローブのモニタリング調査ををやっていました。インドネシアもジャワ島北岸各地で、同じことをやっているはずですが、名取でも。
こちらは、名取の2014年初植栽以降の調査報告集 (*2020年度は報告書作成中。来年3月頃公開)
オイスカ緑化技術参事の清藤城宏先生は、海のこっちで調査結果をもとにCO2固定量の算出をサポートしています。今回はタイでは初めての調査。海岸林よりも先に、2008年からタイ南部のマングローブを支援いただいている住友化学・労組の植栽地(合計250ha以上だったと思います)をサンプルに、試験的に調査を実施しました。「初めてだから不慣れだし、すごく人手がかかることがわかったけど、もっとしっかり調査したい」と駐在代表の春日さん。
オイスカタイブログ:「マングローブ植林地で計測 ~どこでも樹高計測器~」(10月22日)
いつかGIS(地理情報システム)ですべてわかるようになるのでしょうけど、昔、足で稼いだ計測は、重要であり続けるはずです。過去は計測できないでしょうから。
吉田です。そもそも海岸林ブログは、嫌々始めたというのが正直なところでした。
書き始めたのは、オイスカの元同僚で、その後、今治FCの運営にも参加し、スポーツによる地域振興などを専門とする大阪成蹊大学教授の菅文彦さんのアドバイスで始めました。今日で震災から3,564日。ブログは2,358回目。半信半疑で始めましたが、支援者の皆さんへの状況報告に有効だとつくづく思うので、これからも続けます。
オイスカでもっと続けているのが、オイスカタイ駐在代表の春日智実さん。私の社会人人生の最初の後輩です。
オイスカタイブログ:「タイの田舎やタイ人の暮らし、どうでもいい日常のつれづれまで」
彼女は東京本部、四国研修センター、青年海外協力隊でスリランカ駐在ののち、2002年に、私が上野動物園に寄贈される2頭のゾウの調整で出張する同じ日にタイに着任しました。以来18年、駐在代表として「天才としか思えない」(タイ政府天然自然環境省ラノーン県・パンガー県マングローブ責任者)と言われる働き。もちろん、名取にはタイのスタッフを伴い、何度も来てくれてます。東京本部海岸林チームの林久美子さん、鈴木和代さんとも、20年以上の同僚です。
春日さんとはLINEでも繋がっているし、彼女のブログはずっと読んできました。オイスカタイと我々は共通点が多い。見習いたいことばかり。励みにして頑張りたいと思います。タイはマングローブだけで2,000ha以上再生させたんですよ。
「口下手な漁師と生きるための釣り」(1999年のマングローブ再生開始前を知る村人への、最近のインタビュー)








































