がんばれクロマツ

2020年5月15日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは、浅野です。
相変わらず家と職場、時々スーパーという生活が続いています。
交代勤務なので、家から1歩も出ない日もあります。
なかなかの不健康っぷりですね。笑
3月~5月のボランティアがすべて中止になり、名取に行けない日々が続いていますが
マツは一生懸命に頂芽を高く伸ばしているようです。
今のところ、雑草の成長よりマツの成長が勝っていて雑草が繁茂している感じではないという
報告をもらって、ひとまず安心しています。

マツの上から伸びているのが頂芽です

マツの上から伸びているのが頂芽です


小林さんからのブログにもあったように、名取ではプロたちが植栽・下刈りを始める時期です。
いつもは同時にボランティアの皆さんに溝切りや草刈り、ツルマメの抜き取りをしていただいています。
現時点でコロナの影響でボランティアに来られなくなってしまった方はのべ700人を超えていました。
(すでに決まっている6月以降のキャンセルも含みます)
去年の同期間に来てくれたボランティアの人数とほぼ同じ数です。
去年はこんなことをやってくれていました…。
名取北高野球部 → http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=23233
4月20日ボランティアの日 → http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=23469
溝切り効果 → http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=23609
5月18日ボランティアの日 → http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=23707
花壇自動車大学校 → http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=23742
まだ雑草が繁茂する時期ではないので、溝切がメインでしたね。
これを梅雨入り前にやっておくのとやらないのではきっと大きな差がでてしまうのでしょう…。
5月まででもシロツメクサが敵になったり、カラスノエンドウが現れたり、と
クロマツはボランティアの方々にとても助けられていました。
6月からは皆さんご存知のツルマメが伸びてくる時期です。
ボランティアの皆さんの手がない中でクロマツはどのくらい頑張ってくれるのでしょうか…。
クロマツの意地に期待します。

アドバイザーの小林です。
名取の海岸では12日から今年も春の植栽が始まりました。
一番南の、かつて北釜集落があったあたりの1.57ha、7,850本の苗を16日までの5日間に数人の職人さんたちが
植えていきます。予定地は思ったより広い印象でしたが、一年に15haの植えつけをやっていたことを考えれば
ほんのわずか。秋に2.2haを植えれば、名取の海岸林の植えつけは終わり、ということになります。
今回の植栽地は、もともと松林だったわけではなく、震災前には乗馬クラブや住宅があった場所が含まれています。
つまり、ちゃんと成長すれば震災前より海岸林は大きくなり、その分防災機能も強まることが期待されているわけです。
植栽初日朝の例年の光景ですが、現場責任者の佐々木廣一統括が、集まった職人さんたちに植栽の技術的な
ポイントをはじめ、マツの性質や現場の気象条件などを詳しく説明します。
毎年口を酸っぱくして強調するのが作業中の事故防止のための心得。
佐々木統括は最近、宮城県警や仙台地検の求めに応じて林業中の事故の責任の所在などについての考え方を
アドバイスをしたそうです。今回はコロナ対策を含め、長い時間をかけて職人さんたちの頭に事故防止に
必要なあれこれをたたき込んでいきました。

毎年恒例の佐々木統括(右)による造林講習

毎年恒例の佐々木統括(右)による造林講習


一方で、育苗場では名取市海岸林再生の会のメンバー5人が苗木の出荷に追われていました。これも毎年の光景。
コンテナポットから苗を引き抜き、よほど育ちの悪いものはよけて20本ずつ袋につめていきます。
今年の苗は、去年夏のちょっとした手入れの加減で伸びすぎてしまい、根鉢がもろいものがあるということでした。
再生の会の出荷作業。今年は苗木の背が高い

再生の会の出荷作業。今年は苗木の背が高い


植栽現場では、佐々木統括が見本を見せた後、作業が始まりました。ことしは職人7人のうち3人が新人。
みなプロとして木を植えるのは今回がはじめてだそうで、鍬のふるい方がおかしい、穴が浅すぎる、深すぎる、
植えたマツの列が曲がっている……さまざまな叱正を受けながら、縦横1.4m間隔で苗を植えました。おさらいですが、
この間隔で正方形のように植えていけば、1haあたり5000本になります。(100÷x)²=5000 X=√2 
ざっと1.4mというわけです。他の地域の海岸林には、縦横2mと1mの長方形のように植えているところもあります。
これでも1ha5000本です。
職人さんにお手本を見せる佐々木統括(中央)

職人さんにお手本を見せる佐々木統括(中央)


植え方が、活着するかどうかだけでなく、今後の成長や木の強さにもかかわっていくからこそ、
プロの技術が必要です。マツとともに、新人さんたちも成長していくということでしょう。
はじめて若い女性が一人いたのは時代でしょうか。
 
現場の盛土工事は昨年行われたばかりで、砂も均質、造成当初はふわふわした感じだったのですが、
もう、場所によっては足跡もつかないくらいに固くなっていました。
「見た目より固い!」「雨降って地固まる、だね」「まるで日干しレンガだ」。そんな声も飛び交っていました。
さまざまな土質に対応しながら、効率よく作業を進める技術もプロには求められます。
新しい盛土の上に植栽。防風柵もまだきれい

新しい盛土の上に植栽。防風柵もまだきれい


みなさんの生活圏で普段目にするマツがあると、この時期、先から薄茶色の芽(頂芽)が空に向かって
伸びているのが分かると思います。盛夏には成長が止まるクロマツにとっては、今まさに成長の真っただ中。
海岸でも、ボランティアの人たちが格闘したツルマメクサなどマツの成長を妨げる草は目につかず、
むしろマツの勢いが印象的でした。
古い防風柵の片付けも始まっていた。奥のマツの先には芽が伸びているのがわかる

古い防風柵の片付けも始まっていた。
奥のマツの先には芽が伸びているのがわかる


もう一つ、現場の大きな変化は秋に再建されてオープンするサイクルスポーツセンターでしょうか。
ことしの植栽地とは反対に、海岸の一番北側、閖上地区で工事が着々進んでいます。
吉田部長のブログにもありましたが、サイクリングロードの舗装は終わり、柵も完成していました。温泉があって
宿泊もできるメーンの建物も外観を現しました。フットサルコート、バスケットコート、スケートボード場もあります。
震災前にはプールがあったのですが、これまた時代なのでしょうか。 
この建物では宿泊も可能。温泉も出る

この建物では宿泊も可能。温泉も出る


右がスケートボード場、左奥にバスケットコートとフットサルコートがある

右がスケートボード場、
左奥にバスケットコートとフットサルコートがある


海岸林の中のサイクリングロード

海岸林の中のサイクリングロード

ico.さんのフリーペーパー

2020年5月13日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは
鈴木です。
今日は夏を思い出させるような暑い日です。
そういえば夏ってこんなに暑かったんだよな・・・と、秋を迎え、冬を越す間に夏のうだるような暑さを忘れてしまっているのです。
プロジェクトのパンフレットやチラシなどのイラストを手掛けていただいているico.さんと、先日やり取りしていたところ、
「暇つぶしにフリーペーパーを作っています」
ということでした。
完成したら送りますねと言っていただいたので、楽しみに待っていたところ、
数日前に、届きました!
ico.さんは、「molico」というプロジェクトを支援くださるオンラインチャリティショップを運営してくださっています。売上の50%をご支援くださるので、運営することで赤字になってしまわないか心配になるほど。
新商品が出た!夏用のTシャツ!!
ずっと愛用している一筆箋がそろそろなくなってしまうなぁと思っていたところです
(隣の席の浅野と一緒に、Tシャツと一筆箋を早速購入しました!)

新商品のTシャツを早速購入しました

新商品のTシャツを早速購入しました(※クリックすると拡大します)


「molico」のページはこちら
フリーペーパーの内容は「molico」だけではありませんでした。
なんとなんと!!
「東日本台風記」4コマ漫画ががおまけに付いていました。
吸い込まれるように読み入ってしまいました。
ico.さんは東日本大震災の津波で家を流され、去年10月の台風19号の濁流で浸水し、家の中の物ほとんどが流され、2度もほぼすべてを失った経験をお持ちです。
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※クリックすると拡大します


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(※クリックすると拡大します)


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(※クリックすると拡大します)


被災の話は、文章にすると重いので・・・とおっしゃるように、マンガであればとっつきやすくはなります。
とはいえ、日本全国どこでどのような自然災害が起こるかわからない状況なので、被災経験を共有していただくことはとてもありがたく、大切なことです。
子ども達も読み、「台風・・・大変なことだね・・・」と感想ひと言。でも、台風が、自分の身に迫る危険と隣り合わせであることを少しは感じたのではないかと思います。
StayHome週間中は私は趣味の洋裁を楽しみ、これは完全に自己完結なのですが、
ico.さんのように、何かを表現して多くの人に目や心にに留まる物をつくる時間の使い方もあるのか・・・と思い、フリーペーパーを私の手元で止めてしまわないように、こうしてブログを書くことにしました(*^-^*)
外出自粛が続きますが、今だからできること、今だから楽しめることを見つけていこうと思います。
天袋に入れていて奇跡的に無傷で残った原画をお嫁に出すそうです

天袋に入れていて奇跡的に無傷で残った原画をお嫁に出すそうです(※クリックすると拡大します)

OIP[1]

震災以来、何度出演させていただいているか、15回は下らないと思うんですが。11年も続いたという「時間です!林編集長」で長くお世話になってまいりました。

今回の番組名は「Push」

15:30~10分ほど つながる神戸から(火・不定期):日本各地の防災の情報や災害復興支援の情報をご紹介する、災害支援や防災・減災について考えていくコーナーで、以前に引き続き林真一郎さんとのトークです。

「コロナウイルスの中、ボランティアが足を運べない中、どういう体制で仕事しているのか?」

という点を軸に、当プロジェクト立ち上げの時に考えた「4つの最悪のケース」とか、「分業」「チーム」など話してみようかと。じつは、今日から植栽が始まっています。放送時間の頃は、宮城中央森林組合のみんなは、「あと30分で終わり!」とテンションが上がっているころでしょう。ですが、私は東京で在宅勤務。植栽に立ち会えないのは初めてです。海岸林のすべての仕事においてどの仕事でも、私が欠けたら止まってしまうというのは、とうの昔に卒業しています。

radiko

兵庫県外でも「radiko」で聞くことも出来ます。1週間ほど。よかったら試してみてください。

海岸林担当の鈴木です。
暑くなってきたので、土が乾燥しているだろうなと思い、出勤早々、苗たちを見に行きました。
えーーーーーーーー(*_*;
なぜなぜどうして??? 目が点
なんと、クロマツのコンテナがコンクリート、しかもマンホールの蓋の上に乗せてあるではありませんか!
マツたちはコンテナ下の土から、水分や養分を吸い上げているのに、下がコンクリートではさすがのクロマツも枯れてしまうではないですか

奥のコンクリートとマンホールの蓋の上にコンテナがありました;

奥のコンクリートとマンホールの蓋の上にコンテナがありました;


よく見ると、クロマツを置いてあった場所にバジルとシソの苗が植えてありました。
こちら側には落花生も
誰かがクロマツのコンテナをどけて、そこに植えたようです。
土が少なく、植物を植えられる場所が限られているため、バジルやシソにとっては邪魔だったのでしょうね
大事に大きな石などで囲われていました

大事に大きな石などで囲われていました


穂から葉が生えてきて、頭が重くなったのでしょうか、ヤギの角のようです

穂から葉が生えてきて、頭が重くなったのでしょうか、ヤギの角のようです


5月8日には定位置に合ったので、このとおり元気でした(怒)by吉田

5月8日には定位置でしたので、このとおり元気でした(怒)あと数日気付くのが遅かったら・・・by吉田


慌てて手前の土の場所に戻し、たっぷりと水やりをしました。
バジルやシソ、落花生には罪はないので、こちらにも水を
交代制勤務の今、だれの仕業かわかりませんが、バジルやシソが収穫期を迎えたらいただいちゃおうっと!(^^)!
通勤途中で見つけた今が見ごろのバラ 気持ちがなごみます

通勤途中で見つけた今が見ごろのバラ
気持ちがなごみます

気になる~~~~!

2020年5月8日( カテゴリー: 本部発 )

久々の登場、広報室の林です。
浅野同様、私も現場には半年近く行っていません。
早く行きたい!!!
それは、マツの成長が気になるからではなく、
それを阻害するかもしれない“ヤツら”の成長が気になるから。

外出自粛が続く中、朝早く目が覚めた日は
まだ人が少ない時間帯に散歩をしている私。

先日、新宿の高層ビルの間から、昇ってくる太陽を見ながら
住宅地を抜け、かつて吉田が大阪マラソンに向けた
練習をしていた公園(陸上トラックがあるのです)まで
てくてく歩いていった時のこと。DSC_0013

気になってしまったのは、これ!

DSC_0014

分かりますか?
カラスノエンドウの勢いが!!

昨年の今頃は、吉田が
今年のトレンドはカラスノエンドウ
などというタイトルのブログを書いています。

カラスノエンドウがマツを覆っていないか
気になって、気になって……。
そのうちツルマメたちも勢いよく伸びるのだろうなぁ。
クロマツたちには、ボランティアの皆さんが
救出に行くまで耐えてもらうしかありません。

早く現場に行きたいなぁと、
そんなことを考えてばかりの外出自粛生活です。

緊急事態宣言の延長…

2020年5月7日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは、浅野です。
ステイホーム週間、ゴールデンウィーク終わりましたねー。
私はとことん家にいました。笑
最後に名取の海岸に行ったのが11月のボランティアの日なので、
約半年名取に行っていないということですね…。
こんなに行かなかったのは初めてなので、身体がなまってしょうがないです。
ゴールデンウィーク中に発表のあった緊急事態宣言の延長。
特定警戒都道府県以外の県では、各市区町村の判断で外出自粛を緩和する地域もあるそうですが、
依然、県境を越えての外出は控えるように、ということは変わらなさそうです…。
今の状況が続くようであれば6月のボランティアも難しいかもしれません。
ただ、宮城県はすでに緩和を表明しており、小規模イベントについては感染防止策を徹底したうえで
開催をしてもいいということを県民向けに発表しています。
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/791180.pdf
もちろん、だからボランティアができますいうことではありませんが、
宮城県民限定のボランティアの日の設定など、ちょっと希望が出てきたかなーと思っています。
現時点では6月以降は未定ですが、5月14日の専門家による再評価を受けてから
再度検討し、18日の週の早い段階でホームページ・ブログでお知らせします。
早く名取で皆さんに会えることを祈っています。
くれぐれもご自愛くださいね。
D

在宅勤務が続いています。海岸林チーム女性陣とは1ヵ月会ってません。

5月1日、一週間ぶりに出勤し、本部事務所に行かねば出来ないことを一気に。

出勤して最初にやったのが、散水。この時期は欠かせません。

和代さんたちがちゃんと面倒見てるので、雑草ほぼなし。

和代さんたちがちゃんと面倒見てるので、雑草ほぼなし。

頂芽がニョロニョロ伸びています。名取の苗もそうでしょう。見に行きたいなあ~。

害虫の発生もなし。散水しない日に消毒してもいいな。そろそろ。

かなりたっぷり水をかけないと、コンテナの下まで届きません。下から溢れてくるまで。

じょうろ4杯、たっぷり散水。

じょうろ4杯、たっぷり散水。

ほんとはこの苗、春植えしたかった。でも、楽しみは秋に持ち越し。4人で植えたいと思います。

裾払い・・・

2020年5月3日( カテゴリー: 現場レポート )

仙台空港北側、内陸防風林。共有林所有者数百名の要請を受けて、2016年に植栽・保育の協力中。下草刈り卒業まであと少し。

仙台空港北側、内陸防風林。共有林所有者数百名の要請を受けて、2016年に植栽・保育の協力中。下草刈り卒業まであと少し。

震災後の植栽は、2012年6月に県が、2013年11月に国が植樹祭をキックオフ。我々は2014年の5月に開始。目下、宮城県内での「復旧」植栽はほぼ完了しています。それぞれの場所でも育ってきています。
この日は強風。畑の土が蔵王おろしで飛んでしまうのを防ぎ、すでに役割を果たし始めています。

この日は強風。畑の土が蔵王おろしで飛んでしまうのを防ぎ、すでに役割を果たし始めています。


育っていくのに伴って、チラホラ見られるようになってきたのが、「枝おろし」とか「裾払い」と言われるもの。
上から見ると枝と枝が接して「鬱閉」、林内に入るのは確かに難渋します。私は慣れてるので何とも思いませんが。枝がなるとスッキリ感とか、やった感があるのかもしれません。
オイスカと再生の会としては、裾払いする考えはありません。しかし、名取の内陸防風林(共有林)でごく一部の地主さんが、ビニールハウスの通気性が悪いからだと思いますが、進めてしまいました。暑くてたまらなかったのだと思いますが、断りなく伐るのは、厳密にいえば森林法上の問題もあります。しかし私たちにとってのもう一つの問題は、鋸を入れる位置。
ん?

ん?


んん?!

んん?!


貝になりたい。

貝になりたい。


「幹際から歯を入れる杉・ヒノキと違い、マツの場合は幹から20㎝は離さないと、腐りが入る」と佐々木統括から何度となく聞いています。杉とヒノキも同じではありません。したがって、死に節をつくらないためにマツならではの切断位置があるはず。専門家の方は「20㎝?!」と驚いていました。「日本海側では積雪の影響があるので裾払いしたい理由は納得できる。宮城は雪がない」とも。マツの死に節については、造園業の方に聞くと良いかもと言われました。昔、宮城も岩手も、裾払いという工種はなかったはずです。津波のとき、「倒伏」ではなく、岩手などは根元での「幹折れ」が大半だったそうですが、高い位置での幹折れ個体には腐れが入っていたそうです。
以前、静岡県内で、まだ2mにもならないマツが裾払いされていました。市役所に訳を教えてもらってみると、「我々も驚いたんです。地元の方が勝手にやってしまって。見栄えが悪いと言って・・・。その方も反省してました」と。
とにかく、無駄な仕事はしたくない.

育苗場で卵を産むの?

2020年5月2日( カテゴリー: いきもの )
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散水作業中

4月上旬の育苗場。手前の砂利と雑草のあたりに10日間ずっといたのが・・・

↓ どこでしょう?

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カップルです

さらにズーム。

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コチドリと言うそうです。

「ハマチドリとか、勝手に命名してました」 (吉田)、「スズメだと思ってた~」(再生の会Kさん)

この下の写真は、去年、一昨年撮った写真。作業道のど真ん中で子育て・・・(親はよく「擬態」を見せてくれます)

以前、海岸林の現場で撮影


DSCN5705

道でも抱卵


DSCN5713

いつも4つ

でも名取事務所は、例の「新入り」(黒猫)の行動範囲。ダメだろうな。

ちなみに、4月26日読売新聞朝刊によると、この鳥、8月頃、中国・台湾の水田などで羽を休め、越冬地として「フィリピン南部の田んぼ・畑・果樹園など」に渡るという研究結果が科学誌に掲載されたそうです。「(日本での)産卵では人が入りにくい川沿いなどを選ぶのではないか」と書かれていましたが、名取では僕らの目の前の、変な場所を選んでいます・・・名取事務所とか、作業道のど真ん中とか。堤防の向こうのどデカイ砂浜がいいんじゃないの?

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