ニセアカシア駆除

2020年10月13日( カテゴリー: 現場レポート )

こんにちは。林です。

先日、森林組合の皆さんが植栽作業をしている間、
松島森林総合のSさんにご協力いただいて
ニセアカシアをやっつけてきました!

Sさん、ありがとうございました!

Sさん、ありがとうございました!

いつも吉田が説明するのは、ニセアカシアは侵略的外来種であるということ。
少し調べると、外来生物法において要注意外来生物に指定されているとの説明も見られます。
クロマツ林の中で見つけたらすぐにやっつけたい相手です。

使う道具は上から除草剤、水色スプレー、ハサミ。

CIMG5463

太くなってしまったものはSさんがノコギリで切ってくれました。

CIMG5465

その根元に除草剤をたっぷりかけます。

CIMG5466

そして、そこにスプレーで印を。

CIMG5464

トゲが痛いので、切り取った部分は防風柵の中に。

あ~スッキリした。

きれいな植栽地に!

2020年10月12日( カテゴリー: 現場レポート )

広報室の林です。

10月5日、これから植栽する盛土に生えてしまっていたツルマメを
オイスカスタッフと地元ボランティアの大槻さんとで抜き取りました。

1本の根からたくさんのツルを伸ばして生えているタイプ。
CIMG5393

マツがない分、作業は楽なものの、量がすごい!
1区画だけでこんなに!

CIMG5404
この作業の延長で明日の植栽地も少しきれいにしようと
草を抜き始める大槻さん。
大きなものだけでいいと吉田が伝えても
「大きいか小さいか選んでる暇があったら全部抜いた方が早い」と。
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こんなに生えていた草もあっという間にきれいに!。

CIMG5417
CIMG5418

おかげで翌日の植栽は植えた後もとってもきれい。
大槻さん、ありがとうございました!CIMG5475

ごめんなさいっっっ~~~!

2020年10月11日( カテゴリー: 現場レポート )

広報室の林です。

先日、2018年度の植栽地のツルマメ抜を浅野と一緒に抜いていたのですが、
浅野は途中から別の作業のため離脱。遠くでみんなの声は聞こえるものの
1人で作業する心細さを感じていた時のこと。

急に1メートルぐらい先の茂みから
キジが飛び出してきてビックリ!!

思わず口から出たのは
ごめんなさいっっっ~~~!」。

キジにもびっくりしたけど、
「ごめんなさい」と叫んだ自分にもびっくり。

写真はその時に見たキジとは違いますが、
現場にはけっこうたくさんのキジが住んでいてよく見かけるのです。
でもこちらの存在に気付いたら、1メートルまで接近する前に
逃げていってくれたらこちらもびっくりしないですむのですけどね……。

DSCN7355

12分、貸してください!

2020年10月10日( カテゴリー: 本部発 )

広報室の林です。

先日倉本が報告していた塚本カメラマン
これまでもプロジェクトの動画を手掛けてきてくださいました。

その塚本さんが先日撮影した映像を編集してくださっている際に
電話で話をしていると、こんなことをいわれました。

「一番最初のビデオ、あらためて見たんだけど、
あの時点で言ってる10年計画の通りにやってきたことがわかって
オイスカってすげ~なぁって思ったよ。もう一回見てみなよ」

video

久しぶりに私も見てみました。
ゼロからここまでよく来たなぁ~と
いろいろな思いが胸に迫ってきました。

動画をYouTubeに上げるってどうするの??と
教わりながら作業をしたことも思い出しました。

そして気になったのが、ナレーションの声。
そういえば、私がやったんだっけ……。
IMG_6328
事務所の3階の和室で録音をしたなぁ。

お聞き苦しいナレーションですが、
プロジェクトの始まりが分かる内容になっています。
お時間がある時、12分ほどのこのビデオ、
あらためて見ていただければと思います。

このほかのビデオもありますので、よろしければご覧ください。

動画ギャラリー

どっちもやんだ!

2020年10月9日( カテゴリー: 現場レポート )

広報室の林です。

今週、「海岸林再生プロジェクト」の最後の植栽が行われました。
6日には名取市長も来られましたが、ただの記念植樹ではなく、
植栽前の場所に生えているツルマメの抜き取りや植える苗木の準備等
(根の部分を吸水ポリマー液に浸して、苗木袋に入れて担いで移動)も
体験していただきました。オイスカは市長相手でもスパルタです(笑)。

オイスカの関係者、約20名で植えたのは約150本。
ほんの1区画です(高所作業車から撮影)。
CIMG5483

森林組合のプロたちは1人で500本植えるそうです。
150本は、2年目の若手でも午前中で終える本数。
CIMG5458

若い彼に「下刈りと植栽どっちがいい?」と質問。
「どっちもやんだ!」(どちらもいやだ!)
即答でした(笑)

若いとはいえ、どちらも体にこたえる重労働です。
もくもくと作業に取り組んでくださる皆さんには本当に頭が下がります。
ありがとうございます!

こんにちは、浅野です。
10月10日(土)のボランティアは中止とすることが決まりました…。
今年はコロナの影響で3月~8月のボランティアがほとんど中止、
宮城県民対象のボランティアも9月のボランティアもほとんどが天候不良でした。
そして今回は台風…思うようにいかないものですね。
仕方ないので、クロマツに頑張ってもらいましょう。
次回は11月、リピーター向けのボランティアです。
作業はモニタリングですので参加される方はチクチク対策をしっかりして来てくださいね。
5m前後のマツのモニタリングをする場合は顔に松葉が当たることもありますし、
下手すると目にマツが入る可能性もゼロではないので…。

10月7日の育苗場 このくらい晴れていてほしかった…

10月7日の育苗場
このくらい晴れていてほしかった…

こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
9月中旬ごろ、最後の植栽をぜひ取材してもらおう!と、浅野がプレスリリースの内容を練りに練り、何度も手直しを加え、
取材に来てくれるかな・・・??と、期待と不安を感じながら9月28日にリリースしました。
なんとなんと!
10月6日に NHK仙台、東日本放送、読売新聞、河北新報
10月7日に みやぎテレビ
が取材に来てくださることになりました。

吉田のこの日のギアはMax!取材陣を前に、説明にも力が入ります

吉田のこの日のギアはMax!取材陣を前に、説明にも力が入ります


6日は、高所作業車からの遠景の撮影、山田司郎名取市長の現場訪問、名取市での最後の植栽が始まったことと、取材の材料が多く揃っていました。
 植栽する前の苗の準備 
 森林組合の作業員の植栽の様子
 植栽地でやっかいなツルマメ草抜き取りの様子
 山田市長の植栽の様子
 あいま合間に浅野や再生の会の鈴木会長、オイスカ理事長の中野へインタビュー
 そして、高所作業車での遠景撮影
と、取材いただき、
手前が植栽をする山田市長、奥が太田猛彦東京大学名誉教授。 シャッターチャンスを逃すまいと取材陣がカメラを構えています

手前が植栽をする山田市長、奥が太田猛彦東京大学名誉教授。
シャッターチャンスを逃すまいと取材陣がカメラを構えています


できあがったのがこちら
NHK仙台でお昼のニュースで流していただいたものです。
(NHKは午前中の取材でしたので、残念ながら山田市長の植栽の様子を取材いただくことはできませんでした)
NHK仙台放送 (放映日時10月6日12時21分)
(※10/6~12まで視聴できるようです)
こちらは、ラジオで放送されたものです。
全国放送 NHKラジオ第1「武内陶子のごごカフェ」全国放送 NHKラジオ第1「武内陶子のごごカフェ」全国放送 NHKラジオ第1「武内陶子のごごカフェ」
 (放送日時10月6日13時37分ごろ)
↑上記の残り時間13分21秒くらいから
(※10/6~12まで視聴できるようです)
今日は、継続して取材いただいているみやぎテレビの取材が入っています。
どのような映像に仕上げてくださるのか、楽しみです!

最後の植栽がはじまりました

2020年10月6日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
なんと1年半ぶりに名取に行ってきました。
10月5日からの約1週間は、プロジェクトにとって特別な日
これまで、再生の会が丹精込めて育てた苗木を、森林組合の作業員が1本1本丁寧に植え、11,000人のボランティアが愛情注いで育ててきた36万本のクロマツ
今週植える11,500本がプロジェクト最後となります。
名取最後の植栽です。
植栽の完了は育林のスタートに過ぎない、何の感慨もないと吉田は言いますが、
それでも、内心、長いプロジェクトの一区切りとして、感慨深いはずです。
あまり現場に足を運ぶ機会がなく、育林作業もほぼしていない私ですら、心にしみるものがありました。
この日、宮城中央森林組合が高所作業車を出してくださり、上から植栽地を一望し、その広大さを実感しただけに、ことさらに感慨深いものを感じました。
心にしみる・・・感慨深い・・・そんな簡単な2言、3言では言い表せないほど迫るものがあります。(語彙力の問題ですね(^^;))
1600年代からこの地にクロマツを植え始め、
飢饉や戦争で荒廃し、仙台空港の代用地として海岸林が伐採され、津波で流され、そんな歴史を繰り返してきた海岸林が再び、よみがえりつつあることに、やはり感慨深いものがあります。

植栽地の南端から北側の遠景。27m高さからの眺望です。

植栽地の南端から北側の遠景。27m高さからの眺望です。

おかげさまで8億円突破!

2020年10月5日( カテゴリー: 本部発 )

海岸林担当の鈴木です。
寄附累計金額が8億円に手が届きそうになった頃、いつ到達するだろう?とこまめにチェックしながら、その日を待っていました。
おかげさまで、9月30日に
800,000,000円を突破しました。
これまで
直接ご寄附くださったみなさん、
募金でご協力くださったみなさん、
企業や団体の取り組みを通じて、ポイント寄附やレジ募金などでご協力くださった本当に多くのみなさん、
本当に本当にありがとうございました。
直接ご寄附してくださった方々は、これまで2,119にのぼり、約7割が個人の方、残りが企業や団体から、
県別には宮城県からのご寄附が圧倒的に多く、約2割が宮城県の方々です。
地元でない方からのご寄附が8割あり、日本国内だけでなく、海外からも応援していただいていることがわかります。
目標の10億円まで、あと一息、ふた息ですが、
第一次10ヵ年計画が終わる2021年3月31日まで、たくさんの方々からご寄附の応援をいただけるよう、
現場での取り組みや情報発信にさらに努力していきます。
これからもあたたかい目で見守ってくだされば幸いです。

防風柵をはるかに超え、この高さになるまでに、あと50年かかるだろうか。 遠い将来を想い、目の前の仕事を一つずつ進めていこうと思います

防風柵をはるかに超え、この高さになるまでに、あと50年かかるだろうか。
遠い将来を想い、目の前の仕事を一つずつ進めていこうと思います

くるま

2020年10月3日( カテゴリー: 現場レポート )

本部・広報室の倉本です。
今回は特に独り言のような内容ですみません
 
地元では運転していたものの、上京してからは車も売り、地元でも東京でもめっきり運転する機会がなくなった私。これまで宮城県に出張した際に、練習のためハンドルを握らせてもらっていました。
今回も事務所の車をお借りし、塚本カメラマンの動画撮影下見補助という名目で、現場内や事務所現場間を行ったり来たり。
 
運転席から見る現場は、歩いてまわる時とはまた違った感想を持ちます。
この日は前日の大雨で、作業道のあちこちに水たまりがあったり、公道から逸れて現場に入るまでの道にいたっては、湖のようになっていました。普段だと、今日も道がぼこぼこしているなあだったり、ここはこんなに水がたまるんだなあ、くらいの感想になってしまいますが、ドライバーとなると、どこを通ったらあまり揺れずに進めるか、この水量でも通れるだろうか、と考えることも変わります。
それが少し面白く感じる一方で、今年は特に新型コロナウイルスの影響で移動も密にならないように配慮のされる中、自家用車で駆けつけて下さる方が多くいらっしゃって、こんな悪路且つ、作業でどろどろになるにもかかわらずありがたいなあ…となんだかしみじみ思ってしまいました。
時には、私自身、ボランティアに来てくださった方の車に同乗させていただくこともあり、長靴の泥が無性に気になることもあります。
参加された企業が手配してくださった、大型バスに乗る時も言わずもがな。
ぼこぼこの作業道と、泥だらけの作業を終えた人をたくさん乗せる運転手さんに、毎回嫌になってないかなあ、大丈夫かなと心配になります。(これまでお世話になった運転手さん、ありがとうございます!)
 
しかし、良いこともあります。
なんといっても、作業道を車で走ると気持ちいい!通常車で乗り入れない場所なので、ある種、これはボランティアに参加された方しか味わえないものかなと思います。
26日も涼しくて良かったけど、やっぱり青空のもと、しっかり作業で汗をかいた後に、風を切って走るのがいいなあ。
いつも真夏の特に暑い時期は、ボランティアの定員が埋まるのがゆっくりだそうですが、運転席でなくとも、窓を全開に、大きく成長しつつあるマツの景色を楽しむのもなかなかおすすめです。

この日はくもりでしたが、天気の良い日に走るととてもいい景色です

この日はくもりでしたが、天気の良い日に走るととてもいい景色です

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