初めての海岸林ボランティア

2020年12月4日( カテゴリー: 現場レポート )

初めまして。香川県にあるオイスカ四国研修センターの金澤と申します。
11月3日(火)に行われた海岸林再生プロジェクトボランティア活動に参加させていただきました。
 
私事ですが、東北(青森県八戸市)出身ということでこのプロジェクトにはとても興味がありました。
「事前に予習をするように」と吉田部長と浅野さんからいろいろな資料を送っていただき勉強をしました。その中でも「よみがえれ海岸林」を読んで、震災が起きる前の歴史、人々の生活、また震災での被害や復興への地元の人のやる気を感じ取ることが出来ました。
ふるさとを元気にするための活動。四国研修センターでも、外国人研修生に地域活性化のための技術を身につけてもらうための研修を行っています。自分もさらに学ぶことが出来るのではないかとボランティア活動を楽しみにしていました。
ボランティア活動は3日(火)なのですが、前日2日(火)に香川県立高松北高校の学生と職員の方が東北研修の一環でこのプロジェクトに参加していたので合流しました。この日は排水作りをしました。高校生の若いパワーで30人で200mの長さの溝を作る事ができました。
排水
翌日は地元の大学生や県外から約25人くらいのボランティアが参加しました。グループに分かれて松の樹高と根本直径の測定をしました。
来る前にホームページでモニタリング調査を拝見して、毎年大きくなっていることを実感し、大きくなっていけるのはいままでの徹底された管理のおかげなんだろうと思いました。ときどき松にくっついているツルマメの除去や、松のチクチクに苦戦しながらも頑張りました。
樹高測定
今回初めて参加して松の成長にも驚きですが、地元の人の復興の気持ちがあり、それをいろんな方が支えてくださっているからこれまで活動が出来ているんだろうと思いました。
オイスカの繋がり、地域の人の繋がり、いろんな繋がりがあります。私も参加して新しい繋がりができてとても素晴らしかったです。人は支え合って生きているんだなーと感じました。
私も母国の発展のために懸命に研修を受けている研修生の力になれるように今後も頑張ろうと思います。香川県にいても東北魂は忘れずに!

四国センターからは3名で参加させていただきました!

四国センターからは3名で参加させていただきました!

吉田です。11月22・23日、モニタリング調査地29ヵ所の写真管理を。時間が足らず、休日を潰してでもと。

2014年植栽地の最高樹高ゾーン、調査地No.8。紅白は2mのポール。

2014年植栽地の最高樹高ゾーン、調査地No.8。紅白は2mのポール。

いつもは歩かない道を通るので、拾い物もしますし、気づきも多い。

またこれを見つけたり

またこれを見つけたり


発見状況

発見状況

DSCN8263

あの頭骸骨は、猫のこども?それともイタチかテン?

あの頭骸骨は、猫のこども?それともイタチかテン?

仕事は一生懸命やりました。マツが大きくなり、昔みたいにさっさと終わりません。障害物だらけのオリエンテーリングみたいです。上り下りも多いし。たしかにクタクタになります。

そういえば、今日は誰とも話してない

そういえば、今日は誰とも話してない


まだ明るい。もうすこし待機

まだ明るい。もうすこし待機


日没直後、ここからが誰にも気兼ねない、オタクの休日

日没直後、ここからが誰にも気兼ねない、オタクの休日

今年こそはクロマツ林内でフクロウを撮影しようと企んでました。寒いし、ものすごく真っ暗ですけど。冬だけの楽しみです。

ナイトハイクは最初が肝心の一発勝負。何度もチャンスは来ません。ものすごく集中力がいるし、見つけるコツが要ります。今年は初めてネズミを見つけ、キツネやタヌキがたくさんいる様子も何度も見ました。

足跡多数

足跡多数

三浦さんに次いで、とうとう自分でもフクロウの撮影に成功。生物多様性の象徴ですし、うれしいです。

だいたいいる場所は決まってます

だいたいいる場所は決まってます


専門家の三浦さんに聞いたところ、速攻でお返事いただきました。目が赤いからトラフズクだそうです。目が黄色だとコミミズク。

専門家の三浦さんに聞いたところ、速攻でお返事いただきました。目が赤いからトラフズクだそうです。目が黄色だとコミミズク。

週明け、東京本部の壁にも貼り、朝礼でも報告。

吉田です。

今日は、過日ご逝去された故中野良子オイスカインターナショナル総裁のお別れ会。

震災後、この仕事を立ち上げた際、私の耳には前途を疑問視する意見などは、
とくに仰られなかったと理解しています。まずそのことが、非常にありがたかったです。
6月には、永石専務理事とともに早くも現場入りしていただき、林野庁の海岸林検討会
座長の太田猛彦東大名誉教授と、のちの名取市海岸林再生の会の鈴木英二会長との
現場視察を、同日一気に叶えることができ、内外ともに旗印が明確になったと受け止めました。

すでにご高齢であり、我々の激しい動きに巻き込みたくなかったため、現場入りは
極力抑えましたが、それでも何度も現場に来てくださりました。
2012年4月26日の育苗場のお披露目式では、クロマツが1本も発芽していないのに、
我々に小言もツッコミもおっしゃらず、オイスカを代表して淡々と下増田神社の神主さんに
お祓いしていただきました。播種が少々早すぎ、式の2日後に発芽。(笑)
2014年4月の植栽開始直後には、1本だけでもと、名取1区国有林でプロに混ざって
植えていただきました。その場所もはっきり覚えていますが、すでに4mになっています。

従来、総裁と会話した記憶は数少なく、資金獲得業務ばかりしてきた私が現場を立ち上げることを、
大した不安要素と考えず、信じて託してくださったと思っています。

心から感謝しつつ、ご冥福をお祈り申し上げます。

吉田です。

元日本経済新聞論説委員兼編集委員の小林省太さんの手で、2018年から13回連載された
「よみがえれ!海岸林」が、ついに、書籍「松がつなぐあした」(愛育出版・定価1,300円)として
12月9日から店頭に並び始めます。(予定)オイスカによる出版ではありませんから、私は一切中身を知りません。

書籍化への動きにギアを変え、東京本部海岸林チーム一同、小林さんと出版業務を1年以上、
集中して二人三脚をしてきた鈴木さんは、とくに産みの苦しみの渦中。最大のヤマ場を迎えています。
皆で、全力でプロモーションに当たっておりますが、新聞の「書評」掲載を目指し、
メディア文化部対策、話題となるよう社会部・報道部対策などにも取り組んでいます。

寄付者でもあり、アドバイスもいただいてきた、某有名出版社の新進気鋭の編集者から、
「この本は武器が多い。①ハードカバーではあり得ない低価格、②若い人にも読んでほしい
という気持ちが伝わる、読みやすい文体。③ここまで定点観測したジャーナリストはいない
のではないかという取材力」と絶賛いただいています。ご本人への印税収入なし、よって
オイスカへの寄付システムもなし。とにかく、若い世代に長く読み続けられる本をと、
ともに目指してきました。

12月9日には、海岸林HPに動画4本公開、来年度ボランティア公募も開始します!
オイスカ会員にお届けしている月刊「オイスカ」12月号には、小林さんが出版を前にした
気持ちを寄稿くださっています。ほぼ10年ご一緒させていただいていますが、
これまで小林さんの文章を拝読するたびに、こう来たか!と必ず驚き、訳もなく涙が滲みます。

この10年、ドキドキすることばかりでしたが、10年経ってもまだドキドキが続いています。

ハードカバーです。 まだ本は出来上がっていないので、中身は別の本です…

ハードカバーです。
まだ本は出来上がっていないので、中身は別の本です…


クリックするとPDFが開きます

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吉田です。

今日から1月15日まで、JR名取駅で写真展です。数えてみたら少なくとも10回目でした。
なが~いスペースを、林野庁東北森林管理局仙台森林管理署とともに使います。
「広報なとり」11月号の4ページカラー特集も、名取駅→市役所→図書館と
3月まで続く写真展も、海岸防災林復旧事業10年目に伴う国・市の事業として我々と共同開催。
今回は運よく、初めて正月を挟んで1か月半も掲示されます。
名取北高校の校長先生から、生徒さんにアナウンスしてもらうことになっています。

仙台署と市役所の皆さん、地元の大槻さんと、きっと、サクサクっと掲示できるでしょう!
サクサクっと・・・できそうなのは、和代さんと浅野さんの休日返上の仕事のおかげ。
なんでも素早い80歳の大槻さんの手伝いのおかげ。私はえっちらおっちら持って来ただけ。

昔は私一人でしたので、40mぐらいの駅の通路の掲示板に100枚以上、A3判の写真コピーを、
ベタベタ機械的に、気楽に貼っただけ。枚数だけはやたらと多かった(笑)
あれに比べたら、準備した人たちの人格がにじむ、なんと美しい展示物になったこと!
写真展でもあるけど、icoさんのイラストがたくさん。やっぱり素晴らしい。

アウエーで、見てもらうアテもなく、作業も一人でしていた写真展も、
気が付いたら、たくさんの人と仕事するようになりました。
みなさん、ありがとうございます。

昨夜はエフエムなとり なとらじ801の収録。
出演の機会を今まで何度いただいたことか。
トークのお相手のSさんのナビゲートのおかげで今日もすんなり。

放送は12月8日(火)9:30~9:45、13:15~13:30

小林省太さんの書籍「松がつなぐあした」の販売前日です。
この前は、急遽決まったラジオ関西でもたくさんPRしました。
月刊「OISCA」12月号に小林さんの寄稿が載っています。会員さんは、お見逃しなく。

今夜の宿、名取市サイクルスポーツセンター屋上より。名取市海岸林北端2016年植栽地。

今夜の宿、名取市サイクルスポーツセンター屋上より。名取市海岸林北端2016年植栽地。


その南、2018年植栽地。

その南、2018年植栽地。


その南、同じく2018年植栽地。サイクルスポーツセンターOPEN前日だったか、10月のボランティアの日に、500m×10mのツルマメレベル5をやっつけました場所

その南、同じく2018年植栽地。サイクルスポーツセンターOPEN前日だったか、10月のボランティアの日に、500m×10mのツルマメレベル5をやっつけました場所


その南、2018年植栽地。去年、ボランティアの手で排水溝LLサイズだけで1,150m掘った箇所。まだ掘り足りませんが、松はよく育っています。

その南、2018年植栽地。去年、ボランティアの手で排水溝LLサイズだけで1,150m掘った箇所。まだ掘り足りませんが、松はよく育っています。


名取市海岸林の真南を望む。すべて屋上から撮影。手前は2018年植栽地。右は広浦。

名取市海岸林の真南を望む。すべて屋上から撮影。手前は2018年植栽地。右は広浦。

270回目の名取出張

2020年11月30日( カテゴリー: 本部発 )

吉田です。

震災から3,551日とNHK仙台のホームページに書いてありましたが、11月30日、私にとっては270往復目、滞在971日目の宮城出張。JR名取駅写真展の備品を積んで車で向かいます。

今回は前後の都合で、1泊2日と短い出張を組まざるを得ませんでしたが、
仕事は写真展の設置とFMなとりの収録がメインです。展示は国と市との共催。
国の方たちとは久々、対面での情報交換もと思っています。

細切れの時間は、市内の車の道中で、寄付金募集チラシの補充も。
日没後は、海岸林内でキツネ・タヌキだけではなく、「コミミズク」とか
「トラフズク」(*フクロウ)を探したあと、サイクルセンター併設の
「輪りんの宿」に初めて泊まります。メシは市内発祥の有名なお店だし、
おいしそうなスイーツもあるし、日帰り露天風呂からも現場が見れるし、
4階建ての屋上には展望台もあって、海岸林現場管理人にとって重宝です。
1泊2食付きで10,200円。出張でなければGotoで35%割引。

スタッフの方、行政当局の方たちにも、海岸林を理解してもらわねばなりません。
ボーナスシーズンですから、寄付チラシの設置もお願いしてきます。
小林省太さんの書籍「松がつなぐあした」が出版されたら(12月9日)、
宿のどこかに設置してもらおう。

JR名取駅写真展 12月1日~1月15日
なとらじ801放送 12月8日(火)9:30~9:45、13:15~13:30

2011年5月25日 全壊した名取市サイクルスポーツセンター屋上から撮影

2011年5月25日 全壊した名取市サイクルスポーツセンター屋上から撮影


2020年11月22日 再び営業が始まったサイクルセンター屋上から撮影

2020年11月22日 再び営業が始まったサイクルセンター屋上から撮影


 

こんにちは!国ボラの大垣です。今回は、11月12日から2泊3日で宮城県名取市に出張し、オイスカが実施する『海岸林再生プロジェクト』を視察させていただきました。オイスカ関係者をはじめ、多くの地元の方々、企業サポーターの方々とも交流を持つ機会をいただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。
 
ご存知の通り、海岸林再生プロジェクトは、2011年に発生した東日本大震災に伴う津波によりなぎ倒されたクロマツ海岸林を再生し、より強靭な海岸林(オイスカ管轄総面積96.62ha)を生み出すために運営スタッフ、ボランティア有志の方々が協働で奮闘するプロジェクトです。
プロジェクトでは、クロマツを標的にするマツノザイセンチュウの被害から守るため、抵抗性のある苗づくり(育苗)から開始し、プロジェクト開始から10年を経た現在、その活着率(苗木が定植後に根付き成長する割合指標)は99%以上!を誇っています。

植林されたクロマツの海岸林

植林されたクロマツの海岸林


 
今回、私は1ボランティアとして、現場で海岸林の管理作業を体験させていただきました。私自身、林業の知識は皆無でしたので、正直当初は、植林事業に関して「植えたら自然に育つものだろう。」と安易な考えをもっていました。
しかし、現場で胸高直径の計測、枝打ち、水はけを改善する溝切作業を行う中で、航空写真では決して捉えることができない、関係者一人一人の手作業による丁寧な管理が行われていることを知りました。成長過程のクロマツ林の中には、プロジェクト管理者からボランティアの方々、多くの有志の方々が一緒に力を合わせて、松ヤニに汚れながら、針のようなマツの葉が身体に刺さりながら、一生懸命に作業する姿があり、「次世代のために頑張る!失ったものを取り戻す!」という熱い想いが漲っていました。
各地から集まったボランティア有志のみなさん

各地から集まったボランティア有志のみなさん


排水を良くするための溝切作業

排水を良くするための溝切作業


 
 
 
 
 
 
 
 
未曽有の大震災後、ライフラインの復旧が急がれ、食料配給などの緊急援助が先何か月も予想される中、政府機関でも復興の道筋を描くのは至難を極めていたことが想像できます。そのような混乱の最中、海外環境協力での長年の実績を活かし、早々に海岸林を再生するために立ち上がった1NGOとしてのオイスカの底力は計り知れないものがあると感じます。
 
私はまだ学生だった2017年に、視察ツアーで被災地を訪れたことがありますが、津波の爪痕が生々しく残る光景に、大きなショックを受けたのを記憶しています。場所は少し異なりますが、今回の名取市訪問では、多くの方々の労力によって成長している海岸林に守られるように農業ハウスが立ち並び、地域の特産品でもあったチンゲン菜などの野菜が育っている様子を目の当たりにしました。海岸林再生事業が防災のみならず、復興へのシンボルとなり、その周囲に以前の生活が戻り始めている様子は、人間の生きる力強さを感じる光景でもありました。
 
10年以上続くプロジェクトを3日間の滞在で全て理解するのは不可能です。しかし、上述したように、現場で汗を流しながら再生のために頑張る多くの方々の姿を見ることができたのは、25歳の若造の私にとっては大きなインパクトがありました。
このプロジェクトに現在関わる方々は、もしかしたら、自らが管理している海岸林が数十年後に成林になり、その機能を果たすようになる姿を見ることができないかもしれません。にも関わらず、現場で懸命に頑張るモチベーションとは一体何なのでしょうか?読者のみなさんはどうお考えになりますか。
私が感じた現場での熱量。0から1を生み出し、様々な利害関係を乗り越え、人を巻き込んで協働していく、単にスキルと捉えて培える力ではないと感じます。改めて、今回はオイスカの国内植林事業を見ることができ学びがあったのはもちろん、人情溢れる名取市に訪問できたことは楽しい想い出となりました。皆さんも時間ができた際には名取市に足を運んでみてはいかかでしょうか。

今年最後のボランティア

2020年11月17日( カテゴリー: 現場レポート )

こんにちは、浅野です。
11月14日に今年最後のボランティアを行いました。
例年、11月はモニタリング調査とごみ拾いを行っていますが、今年はそれに加えて溝切りも行いました!
11月3日の臨時ボランティアの日にモニタリング調査が予定よりも進んだことと、思ったよりも参加者が集まったので
今年ほとんどできなかった作業をしよう!ということになったのです。
午前はモニタリング班と溝切り班に分かれての作業。
前のブログにも書きましたが、残っている調査地は平均樹高が2mを超すところばかり。

測桿で樹高を計測

測桿で樹高を計測


胸高直径を計測

胸高直径を計測


 
 
 
 
 
 
 
 
 
写真のようにマツの中に入って行き、計測をしてもらいました。
今回は樹高を測る人、胸高直径を測る人、測桿の高さを確認する人、野帳を書く人、進む道を開拓する人と分かれ
5~6人1組で計測を行いました。4mを超すものも多々あり、進むのにも一苦労でしたが無事終了。
またモニタリング調査の結果がまとまったらこちらでも共有させてもらいます。
溝切りは2016年植栽地の水はけの悪い箇所で行いました。
初めての方、久しぶりの方それぞれでしたが、皆さん真剣に取り組んでいただき
晴天だったこともあり、汗だくになる方が続出でした。
DSCN7948
DSCN7969
 
 
 
 
 
 
お昼はボランティアリピーターさんたちが作ってくれた芋煮と牡蠣鍋をみんなで食べ、午後は全員でゴミ拾いでした。
閖上のゴミは先週見た時より少なくなっていたので、誰かが拾ってくれていたようです。
それでも北釜、閖上合わせて燃えるゴミ14袋、燃えないゴミ7袋、他に袋に入らない不燃物もありました。
閖上のゴミ

閖上のごみ


北釜のゴミ

北釜のごみ


やはり、ゴミは定期的に拾わないとダメなようですね…。
これで今年のボランティアは終了となります。
コロナと天候の関係で思うように活動ができなかった年でしたが、ボランティアの受入れは来年以降も続きます。
来年も3月から開始する予定ですので、皆さんぜひご参加ください!

海岸林のパンフレットやレポートなどのイラストを手掛けてくださっているico.さん、
8月に発行した「KAIGANRIN REPORT」の四コマ漫画は反響が大きく、
「すごく良くできてるけど、誰が描いたの?」という声もありました。
ico.さんはイラストなどを手掛けてくださっているだけでなく、
ご自身で「molico」というチャリティショップのサイトを立ち上げ、すべてオリジナルで制作した一筆箋やカード、Tシャツなどを販売し、売上の50%をプロジェクトにご寄附くださっています。
購入してくださる方のみでなく、サイトを通じて多くの方にプロジェクトを知っていただく広報も兼ねてくださっていて、本当にありがたいと感謝!感謝!!です。
プロジェクトへの寄附受付が2021年3月末で終了するため、最後の追い込みとして「2021年カレンダー」で貢献しようと、大量に印刷してくださったようです。
ico.さんご本人からブログ原稿をいただきましたので紹介します。原稿をマンガにしてしまうところがすごいです!
まさかico.さんがパソコンからぬーーーっと飛び出してくるとは!(^^)!
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blog_oisca 2
2021-1-42021-5-8
2021-9-122021-hyoushi
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<カレンダー仕様>
○一部税込1,000円
○2ヶ月毎6枚バラ+表紙2枚、A5サイズ
○送料一律140円。ショップ内の購入金額2,400円以上で送料無料
※ご注文時に「海岸林ブログみた」と備考欄に記載頂くと、
特典として海岸林の風景を描いた一筆箋をプレゼント
ご注文、お待ちしております!
来年は現地でお会い致しましょう!
ico.
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種に注意!!

2020年11月10日( カテゴリー: 現場レポート )

こんにちは、浅野です。
先日のブログで松葉に注意というアナウンスをしましたが、もう1つ注意しなくてはいけないものがありました!
それはなにかというと…
無題
ただの草にしか見えませんよね。この雑草の名前はアレチヌスビトハギといいます。
なぜ気を付けないといけないかというと…
D
こうなるからです。近寄ってみると…
D
ズボンにびっしり。
このアレチヌスビトハギは種子に細かいかぎ状の毛がたくさんあり、ちょっとでも触れると服に
くっついてきてしまうのです。調べてみると原産は北アメリカで1940年ごろに日本に侵入したもので
繁殖力が旺盛、群生して他の草花の生えている場所を奪うそうです。
また、太い地下茎があるのでたとえ地上部を刈ったとしてもすぐに再生するやっかいな雑草らしく、
ツルマメ同様、実が出来た後に刈ってしまうと、種が下に落ち、かえって増えてしまうことがあるそうです。
この相当やっかいな雑草が植栽地には結構生えています。くっついた種子を取るのも一苦労です。
3日のボランティアの日にも多くのボランティアさんがやられました。
ホテルに帰って一生懸命取っていたボランティアさんも…。
D
このとき久美子さんが使ったのはホテルのルームキー。
手で払っても、掃除機で吸っても取れませんでしたが結構ガシガシ取れました!
もし、たくさん付いちゃったら試してください!
どんな素材の服にもくっつきますが、ニットや綿素材よりはウィンドブレーカーなどのツルツルした素材のほうが
まだマシなので、くっつきにくそうな服を着てご参加ください!!

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