大阪マラソン中止に思う

2022年2月17日( カテゴリー: 本部発 )

1月末迄は「この状況で本当に開催するのかなぁ?」
2月も10日を過ぎて「ここまできたら絶対に開催するでしょ!」
と色々ドキドキワクワクハラハラしていましたが、
2月15日、私の誕生日にまさかの発表。

「大阪マラソン市民ランナー参加中止」!!

サブ3.5達成に向けて順調に調整をしていたのに…
お楽しみは4月開催予定の「かすみがうらマラソン」に持ち越しとなりました。
引き続き苦しいトレーニングで自身を追い込みます(実は苦しさをかなり楽しんでる)。

今回チャリティランナーとして大阪マラソンを走れなくなったのは
非常に残念ではありますが、それ以上の収穫がありました。
一つは「海岸林再生プロジェクト」を説明すると同時に「オイスカ」という団体名も
多くの人に知ってもらえる機会が作れた事。もう一つはプロジェクトへの寄付ができた事です。

大会運営サイドによるチャリティランナーへの今後の対応はまだ未定ですが
機会を頂けたら、次回大会は走りたいと考えています。

まずは3月19日のボランティアの日、大阪マラソン参加中止の悔しさを溝切りにぶつけます。
切って切って切って切りまくる!!

千葉県のオイスカ会員、齊木郁でした。
皆様今年も名取でお会いしまょう。宜しくお願い致します。

ラジオ関西の「PUSH!つながる 神戸」にて、オイスカ本部GSM担当部長の吉田俊通が出演。

宮城県名取市で進む「海岸林再生プロジェクト」の最新情報をトークでお伝えします。同番組には2014年から取り上げていただいており、今回は11回目の出演です。昨年7月に除幕式を行った石碑の建立やコロナ禍における現場の様子、今年1月に開始した本数調整伐などについてお話する予定です。

radikoでインターネットからでもご視聴いただけます。

■日 時:2月22日(火)15:30~(10分ほど)

■番 組:ラジオ関西(558khz)「つながる神戸から」

 2011年5月25・26日、東日本大震災後の初調査の際、かなりフォーカスして倒れたマツの根を見ました。清藤城宏元オイスカ緑化技術参事(元山梨森林総研)は「根が浅い」というほかに、「根周りが小さい(=根の範囲が狭い)」ことも指摘していました。のちの内部報告書でも記述があります。当時私自身は、駆け出しの海岸林オタク、100%素人でしたので、「そういうものか~」と思った程度。育苗に関わるなかで、苗の段階でも、木になっても、肝心なのは「根」だということを長年かけて徐々に理解していきました。

 2022年2月7日、河北新報掲載記事「奇跡の一本松の「根」を公開 幅10メートル、津波を耐え忍ぶ」という記事が出ました。高田松原の西端のユースホステル敷地内にあった樹齢173年、高さ27.7m、胸高直径87㎝、アカマツとクロマツの交雑種「アイマツ」です。根の深さ2m、半径10m・・・本当に立派なマツだと思います。https://kahoku.news/articles/20220206khn000014.html?mailmaga=0625

 これまでもこのブログで、根が重要とお伝えしてきましたが、本数調整伐の際、切り株がその後の作業で邪魔にならないように、ユンボで「抜根」したものをいくつか見かけました。惚れ惚れする根でした。森林組合の作業班のベテランさんも「いい根に育ってるね」と言っていました。

 名取をはじめ全国の海岸林には、多湿の土壌を避けられない場所もあります。たとえそういう場所であっても、本数調整伐をすることで、残されたマツの根もより広く生長するはずです。地上部にしっかり見合うだけ、広がっていれば十分強度が得られるという調査報告もあります。地中の見えない部分が大事です。3月26日(土)の森林立地学会シンポジウム「津波にねばり強い海岸林(もり)づくりの「これまで」と「これから」(オンライン。学会員以外も聴講可能。申込必要)では、森林総研や名古屋大学の方たちが、根に関する最新の知見を発表なさると思います。オイスカもこのシンポジウムで発表しますので、ぜひ申し込んでくださいね。

2014年植栽地(名取1工区)。根の幅は半径1m以上、深さも1m以上(ユンボでの抜根なので途中で切れてしまいますが、切れた箇所の根が太かったです)
写真上部が切り株。引きちぎられていますが、半径は1mをゆうに超え、複数の太い直根(写真の下半分)にあります。

日 時:2022年3月26日(土)13:30 ~ 16:00

開催方法:オンライン(最大500名)*学会員以外も聴講OK

参加方法:参加フォームよりお申し込みください。

下記の方々には、名取でご一緒させていただいてきた方も多く、いずれのテーマも名取と関係が深く、最新の研究成果が出てくると思うので私自身も楽しみです。トップバッターですので、あとに続く皆様の発表の話題提供になるよう関連付けながら、10分の発表時間を使ってみたいと思います。オープンに開かれる、無料の学会シンポジウムも珍しく、長時間ですが、ぜひライブで聴いてみてください。(吉田)

発表テーマ(敬称略)
第一部:津波に“ねばり”強い海岸林づくりへの挑戦
・宮城県名取市における100haの津波被災海岸林再生への挑戦(公益財団法人オイスカ吉田俊通)
・海岸林の生育基盤盛土の硬さが植栽木の根系発達に及ぼす影響(森林総合研究所・野口宏典)
・滞水環境が植栽苗木の根系へもたらす影響(森林総合研究所藤田早紀・野口享太郞、東京大学・丹下健)
・津波防災のため整備された防潮堤のり面における自然再生の取り組み:酸性土壌への植林活動とその後の経過(住友林業株式会社筑波研究所渡辺名月)

第二部:広葉樹導入の可能性とその“根張り”
・秋田県における海岸林への広葉樹導入にむけた取り組み(秋田県林業研究研修センター新田響平)
・西日本における広葉樹海岸林の意義と可能性(森林総合研究所大谷達也)
・防災林として植栽された広葉樹やクロマツの根の発達(森林総合研究所太田敬之)
・土を掘らずに“根張り”を評価:地中レーダーの可能性(名古屋大学谷川東子)
総合討論(コメンテータ:名古屋大学平野恭弘)

森林立地学会シンポジウム「詳細ページ」

シンポジウムのお知らせ | 森林立地学会 (shinrin-ritchi.jp)

【貴重な動画50秒】森林総研、秋田県林業試験センター、名古屋大学大学院の先生たちはこのようにコンプレッサーを使ってクロマツの根を掘り出します。名取2014年植栽地にて。2021年11月撮影

今日のブログは、3ヶ月ぶりの名取の現場、そして最後のインターン活動であった1月29日の活動についてお話しします!

1月29日の活動は吉田さん、林さん、大槻さんと僕の友人の5人での活動でした。1月の海岸林の現場は、陽が差していたお昼頃だけを除いて、ひたすらに寒い現場でした!

現在の海岸林は、予定されていた全ての植樹が終了し、今後はクロマツのケアが活動の軸となってきます。その中でも一大作業であるクロマツの間伐が1月よりスタートしました。
オイスカの管理する場所では、”2残1伐”、つまり2本のクロマツを残し、1本伐採するという基準の下、伐採を行なっています。また他の区画では、”3残1伐”、3本残し1本切るというスタイルになっています。これらの異なる伐採量により、クロマツが今後成長するに使うことの出来るスペース、そして日照量が大きく変わります。その違いが残されたクロマツの成長度合いにどの程度違いをもたらすのかを調査により明らかにする事ため、伐採直後である29日に樹高、胸高直径を調査しました!今後の数年間調査することで、今後同じ様な海岸林を作る際の間伐の指標モデルとなる重要な仕事でありました!

また、調査の合間に、自然発生した枯れたクロマツを1本、ノコギリで伐採しました。樹木を伐採する際に大切な事は、樹が倒れる際に自分が下敷きにならないよう考えて刃を入れる事であり、そのためにはその樹の生え方、その土地の形状を根拠に倒木方向を決定します。私が切ったクロマツの場合、幹の曲がり具合から、写真置く方向に樹を倒す判断をし刃を入れました。ノコギリを真っ直ぐに引いて切ることに苦戦しましたが、無事伐採に成功しました!(プロはノコギリではなくチェーンソーを使って伐採しています)


今回は伐採に関連した活動内容となり、今後の活動を見通す事の出来る良い体験でした!

枯れたクロマツを伐採
伐れました~!

皆さん、こんにちは!インターン生の畑です。

6月よりインターン活動を行ってきましたが、1月をもちましてインターン活動が修了となりました。
ボランティアの時から行っていた名取の海岸林の現場での活動はもちろんのこと、インターン生になった事で、仙台日経懇話会を聴講させて頂いたり、オイスカの海外での活動をより知る事ができ、大変貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。

オイスカの広報誌の表紙にも登場しました!


その中でも仙台日経懇話会での吉田さんの講演は印象深く残っています。吉田さんが海岸林再生にかける想いやその行動力は、今後自分が仕事に就く際にも忘れず、全力を注げる仕事を見つけたいと思いました。その他にも、林さんや浅野さん、大槻さんや小林省太さん、そしてリピーターの方々との活動を通じた関わりの中で、様々な視点や想い、考えに接する事ができました。


東日本大震災当時、小学生であり、関東にいたこともあって震災被害に触れる機会が希でありました。インターン活動の一環として震災伝承館や震災遺稿に行く事ができ、震災被害の甚大さ、そしてそこからの復興の大変さについても学ぶ事ができました。また、海岸林再生という形でその復興に携わる事ができ、これからも携わり続けたいと考えています。


最後になりますが、8ヶ月間にわたるインターン活動を受け入れてくださったオイスカ、応援してくださったリピーターの方々にこの場を借りて感謝したいと思います。本当にありがとうございました!
これからもボランティアの一員として海岸林再生プロジェクトに参加する予定ですので、今後ともよろしくお願いします!

インターン最終日は同級生の菅野君、林久美子さん、大槻さん、吉田さんと調査活動を2ヵ所
森林組合の皆さんの本数調整伐に加えてもらい、運び出し作業を体験

「菅野君、牧野君、竹田君、宇佐見君らを連れてきてくれてありがとうな!またこれからもよろしくな。                         この写真は自分で選ばないだろうから、こちらでセレクトしました」by吉田

 名取の海岸林の最も山側の国有林約10haは、オイスカ協定地2.91haを含めて約10団体が分け合って2014年に植栽が行われました。すでに国に返還され、国直営で防風柵撤去、つる切り(葛)、本数調整伐が始まっています。名取以外の地域でも同じです。クロマツ補植、ニセアカシア除伐、管理道刈り払い、排水不良個所の素掘り水路・・・いろいろな工種が発注されているようです。本格的に保育が始まったことは、妙にうれしく、とても心強く思っています。宮城のオイスカボランティアの人たちも、現場を見れば変わり様がわかるかもしれません。

 歴史的に見て、国有林は最も早く整備されたため、大まかに言って最も内陸側に位置します。その後、市町有林、県有林の順で海側に向けて海岸林の幅を広げてきました。葛・藤つる・ニセアカシアなどは、どうしても内陸側から広がってきます。つる切り・除伐を最もしっかりしなければならないのは内陸側。行政の頑張り、本当に頼りにしています。これからは追々、これに松くい虫対策が加わってくるでしょう。名取だけよくなっても仕方ない。国や「みやぎ海岸林協議会」の皆さんとの協働で頑張っていきたいと思います。

 

防風柵の撤去作業
本数調整伐施工後の林内作業道
伐採木の搬出作業

本数調整伐の「運び手」

2022年1月20日( カテゴリー: 現場レポート )

 吉田:「この仕事どお?」、S君「飽きますね。はっきり言って、やりたくないです(笑)」

 なにしろ数が数。17,000本の伐採ですから。こう言わなかったら嘘でしょう。最初の数日は、班長は先回りして段取り付け。プロの伐り手2人に運び手2人。これだと非常にキツかったです。

 概して20m前後先に、伐採木を延々集積します。枝を切り落とさず、丸ごと運びますから重いです。バッサバッサと松は伐られますが、運び手はこれぞ林業の重労働。枯れ落ちた松葉でふわふわした林床、排水溝があるアップダウンを、樹高4m前後、体感20kg~30kgに感じるマツを平均20m引きずり、所々の枝葉の薄い場所を使って強引に通り抜けて運ぶ・・・

 吉田:「仕事のキツさ、5段階評価でいくつ?」C君:「3ですね。斜面じゃないし、木も細いから」

 作業道の両側は延々、盛土の高さまでクロマツ伐採木が積まれていきます。あっという間に。いずれ近々、トラックの登場です。伐った木はすべて林外搬出で、大和町の宮城県森林組合連合会に持ち込み、チップ・バーク堆肥などに再利用されます。そのあたりもいずれ現地レポートしたいと思います。

 私は2日体感しただけで、11年ではじめてルートイン名取のコインマッサージ機の世話になりました。「そんなものボクには必要ない」って思ってましたが、風呂のあと、100円/10分×3回。私の場合、とくにふくらはぎのマッサージが抜群に効きました。履物はブカブカとしたスパイクのない長靴ではなく、足にシャキッとフィットしたスパイク付き足袋がいいですね。昔、はじめて履いた時、電動自転車か、飛んで歩いてるように感じました。

伐り手はベテラン
運び手は一本の木を丸ごと引き釣り出す
伐採列は、枝一つなく、林業の現場らしくなく妙にきれいです
運び手の手が回らない時は、伐り手も運ぶ。
通りに出した後は、重機が引き継ぎます

 

雪の中での本数調整伐

2022年1月19日( カテゴリー: 現場レポート )

 1月18日、伐採2日目。深夜からの雪。朝起きて佐々木君に電話。吉田:「おはよ。今日やるの?」、佐々木君:「やりまーす!(躊躇なし)」。予報では、昼前には晴れると。

 「(名取は)雪、大変なんでしょ?」とよく支援者の方から言われますが、奥羽山脈で雪は落としてしまい、仙台平野は西からの寒風・乾風ばかりです。仕事と積雪が重なった記憶は数えるほどしかありません。車で東京-宮城を往復することはよくありますが、山の中の東北道ではなく、浜通りと呼ばれる海沿いの常磐道を使えば雪の心配もありません。

 東京では雪と言えば、ベタ雪ですが、宮城は粉雪が基本。名取より内陸の仙台中心部では、晴れていても、奥羽山脈からの粉雪が舞います。名取の海沿いにはそれも届かず、蔵王おろしの西風に乗って畑の砂ぼこりが横殴り。

 珍しく雪の海岸林の写真撮りをさっさと済ませ、朝から浅野さんと土井班に加勢しました。雪の中と言っても、別に支障はありません。サラサラ雪ですから。たまに背中に雪が入るとたまらないだけで。ベタ雪ではないので、晴れて融けても、服がベトベトになるわけでもなく。融けたのを忘れるぐらいでした。

 2日目にして、早くも作業のギアが変わりました。本気のスピードです。やはり、作業班と一緒にカラダで味わうと、一気に多くの情報が手に入ります。彼らの会話からも。ほんとうにちょっとしたことがノウハウです。伐り手は、運び手のことも考えた向きで切り倒し、運びやすい長さで伐る。運び手は、どこを通れば最短かつ楽に集積場所に運べるのか、どうすれば搬出の時の重機の運転手が扱いやすいか。皆、次のことを考えながら仕事します。

 浅野さんは帰る時、充実の表情でした。この仕事にスムーズに加われるのは、さすがです。班長から誕生日祝いをもらって嬉しそうでした。これから先、機会あることに、同僚・後輩たちにも経験してもらいたいと思います。

本数調整伐の初日

2022年1月18日( カテゴリー: 現場レポート )

 1月17日朝、新たな仕事の始まりです。宮城中央森林組合の現場代理人、佐々木君と土井班5名。松島森林総合の佐々木勝義さんが、名取事務所に集まりました。みな、植栽、施肥、下刈、除伐・・・ベテランさんたちは2014年の初植栽から名取の現場でずっと一緒。現場を知り尽くしています。とうとう本数調整伐も共にすることが出来ました。同じ林業マンに植栽から保育まで一貫して仕事してもらえるのは誇りだし、醍醐味。老壮青のバランスもこのプロジェクトの持ち味。必ずこういう仕事にするんだと思っていました。せっかくオイスカで仕事をするのだから、入れ替わり立ち代わり、違う人が来て、バラバラな仕事をするスタイルにはしたくなかった。佐々木君は、2011年の津波の時のあと森林組合に入り、現場代理人としていきなり巨大現場を任されました。「一番若い彼と長く組みたい」という思いもあり、こちらから森林組合の組合長に何度も念を押してお願いしました。20歳代で5年目の千葉君、3年目の早坂Jr.は、新人として森林組合に入ったばかりの現場が名取でした。初めて会った日のことも覚えています。

 毎年、新しい仕事が始まる節目では、打ち合わせを兼ねながら技術講習と安全衛生講習を必ず行います。オイスカからも、小林省太さんと浅野さん、私が加わりました。

 まず、佐々木統括から、「海岸防災林の保育管理のためのガイドライン」(2020年3月)の要点や、技術面が書かれている資料や図面などをもとに一気に説明をします。「名取の100%近い生育率、生長の速さは想定外。海岸防災林は、「形状比(樹高÷胸高直径)70未満」が災害に強い森林の指標。また「樹冠は樹高の70%程度」あることが望ましく、「笠松」のように上にしか葉がない状態にしてはいけない。2014年植栽地は、過密状態を解消し、枝の枯れ上がり抑制するタイミングとして、いまが最適期。タイミングを逸すると、森林の状態はもちろん、作業効率、コスト面でも良いことは一つもない。これからはマツノマダラカミキリが飛来する。松くい虫予防のために、伐採は冬季限定」など、多角的にガッツリ説明がありました。

 プロたちにとっても、海岸林の伐採は初めて。まだ大きくないマツと言っても数が数。段取りを現場で考えるべく、1伐2残を頭におき、これから伐る10haの無数のクロマツを見ると、なぜか急に1列増えていたり、曲がっていたり。「こういう場合はどうしようか?」という戸惑いや、「これ、終わるのか~」という不安の声もありました。「まずはやってみよう!」と佐々木君が声をかけ、私も作業に合流しながら、イレギュラーな配列になっている場合はどう伐るべきか、急に植栽列がずれた場合はどうするのか・・・その都度、質問に答えました。「海側最前列を基準にして伐採列を決める。風に配慮して林縁は伐らない。この原則をもとに、整えるのが伐り手の仕事」と言いながら。初日の午後半日を終えてみて、明日からはバンバン進むなあと思いました。

 ただ、山と違うのは、海岸林のクロマツの根元には砂がついているし、後々の作業のために、地際すれすれで伐るため、どうしてもチェーンソーの刃が地面の石などに触れてしまいます。ですから、休憩のたび、時には作業中断してでも「目立て」(刃を研ぐこと)をすることになります。伐れない刃になるとチェーンソーの音も、リズムも違います。その刃で強引に続けると、疲れのもとと、林業会社時代のことを思い出しました。

事務所での打ち合わせ
2014年4月に初めて植えた木を前に打ち合わせ
宮城中央森林組合 土井班

 

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