海岸林再生プロジェクトのお手伝いをはじめてから
松、クロマツ、海岸林・・・飛砂、飛塩 が目に留まるようになりました。
 
神奈川県藤沢市に住むわたしには、そばにある国道1号線東海道沿いの松並木、
海岸沿いの松林は身近なもの。でも、その歴史や機能をあまり考えたことがありませんでした。
 
灯台下暗し・・・もっと自分の住む地域の自然や歴史に目をむけてみなくては。

もう夏ですね!

2012年6月4日( カテゴリー: 現場レポート )

インターンの秋山です。
ジリジリと日差しの強さを感じる今日この頃です。
最近のぼくの相棒はこの2つです。
地下足袋と麦わら帽子!畑仕事には欠かせません。
今週は苗畑の草むしりをしたり、農家のハウスの組立てを手伝ったりしました。
インターン期間の半分が過ぎました。こういう環境を提供してくれたオイスカや地元の方々に感謝しながら、楽しくやっております!

中野会長が現場視察

2012年6月1日( カテゴリー: 現場レポート )

昨日オイスカの中野良子会長が育苗場を視察しました。
地元の皆さんと一緒に、生長したクロマツを見学。
やはり「かわいい」「めんこい」ばかりが並びます。
先日草取りをしましたが、これから夏にかけては草との戦いです。
この「めんこい」クロマツの苗を大切に育てていきます!
 

めんこい!

2012年5月31日( カテゴリー: 現場レポート )

何度か苗の生長をご報告していますが、何度見てもかわいい姿。
地元の皆さんは「めんこい」を連発しています。

どうですか?めんこいでしょ~

 

横浜で活動報告会!

2012年5月29日( カテゴリー: 本部発 )

5月24日の夜、開港以来の建築物とスタイリッシュな建物が共存する街、横浜関内(馬車道)でプロジェクトの活動報告会を行いました。
オイスカの神奈川県推進協議会の年次総会にお集まりの方のほか、新聞社の方、フランスのラジオ局の方など20名程の方が来てくれました。
ちょうど1年前の同日に被災された地元農家の方と、避難先の中学校体育館でこのプロジェクトの青写真を描く初めての協議を行っていた、との話がありました。
活動の経過はHP、blogで発信していますが、みんながインターネット使えるわけではないですし、小規模でもこういった顔を合わせての報告会という形はやはり大切だな、と感じました。

新DVDアップしました!

2012年5月28日( カテゴリー: 本部発 )

昨年、「海岸林再生プロジェクト」を紹介するDVDを作成しました。
そして、新たにこの1年を振り返っての新しいDVDが完成しました!
3月30日に行った播種の様子などが紹介されています。
ぜひご覧ください。こちら→→新DVD

草取り

2012年5月25日( カテゴリー: 現場レポート )

最近の恵まれた天気のおかげで草もぐんぐん伸びてきました。
昨日は草むしりをしました。

 
マツの苗も一緒に抜かないように気をつけて草をとります。

ひと休み。

 
草をむしると見栄えもよくなりました!

貞山運河

2012年5月24日( カテゴリー: 海岸林あれこれ )

貞山(ていざん)運河を知っていますか?
宮城県南部の阿武隈川から宮城北部の旧北上川までの
海岸沿いにある運河で、「貞山掘」と呼ばれています。

江戸時代に貞山公・伊達政宗の命で掘られ、明治時代に完成した日本最長の運河です。
宮城の海岸に最初にクロマツを植えたのも伊達政宗でしたね。
貞山掘は流通路としての機能しただけでなく、農業用の排水路にもなりました。
海からの冷たい風や潮風を防ぎ、作物を守った海岸林と同様に、
貞山掘も仙台平野が有数の穀倉地帯に成長したことと大きな関係があります。
 
海に近い第一育苗場の近くにも貞山掘が流れています。
堀の土手には立派なクロマツの並木がありましたが、津波で被害を受けました。
育苗担い手農家のある人は昨年の津波を振り返って、
「まさか貞山掘を越えてくると思わなかった」と言います。
この地域では昔から「津波は貞山掘は越えない」と言われてきたようです。

 育苗場の近くの貞山掘ではシジミ漁が行われていたり、東北大学のボート部が練習したりしています。
震災前にはサイクリングロードが通っていたところもあります。
地元の人から親しまれてきた貞山掘は、これからも大切にしたい風景の一つだと感じます。

 

貞山掘とクロマツ並木(宮城県岩沼市・阿武隈川河口付近)


 

海岸林再生プロジェクト担当の吉田です。
忘れぬように「振り返り」ブログも書かせて頂きます。
2011年3月13日(日)
震災直後、こんな時に野球をやっていてイイのか?
そういう意識もあったためか、息子・娘の少年野球の休憩時間に
なぜか直感的に「海岸林再生」を思いつきました。
それまで日本の海岸林には何の縁もなく、知識も全くありませんでした。
それまで学校林活動でご縁のあった宮城中央森林組合の佐々木次長の消息がつかめず、何度も何度も電話していたからか。
前の年まで2年間勤務した林業会社で叩き込まれた「スピード重視」が体に染みついていた?からか。
それとも、インド洋大津波の前も後も、長年オイスカと共にマングローブ植林に
取り組んでいる、タイ南部ラノーン県で行った住民ヒアリングが余程、印象に残っていたからか。
翌14日、2010年に学校林の仕事でお世話になった東北森林管理局の方と情報交換をし、同時進行で、その日のうちに職場の了解をとり、3月17日、皆川芳嗣林野庁長官宛に「海岸林再生への協力の申し出」として公文書をお送りしました。
ちなみに阪神大震災の時は新人1年目。
震災から1週間たった晩、親父に「お前はいつまで何をやっているんだ!」とド叱られ、即、当時の事務局長の自宅に電話して、オイスカとして、炊き出し・がれき撤去ボランティアを3月末まで期限限定で行うことを提案し、資金獲得・ボランティア募集などの後方支援を担当しました。
あのときは「怒鳴られてから」の行動でした。
写真は、タイ南部ラノーン県での住民ヒアリングの一こま。
マングローブのお陰で大津波から命は守られたそうです。しかし、津波と共に押し寄せた砂の影響で、「二つの籠」で示しているツモリの様に、漁獲高は30分の一になったため、男性が出稼ぎに出てしまい困っていると聞きました。
(撮影:2007年1月28日)

雑草の季節

2012年5月22日( カテゴリー: 現場レポート )

今年は育苗が1年目なので、今のところ0.6ヘクタールの育苗場の一部しか使っていません。5月になって空いている畑の草が目立つようになってきました。
自生した草の中にこんなものがありました。

蓼(たで)だそうです。
「蓼食う虫も好き好き」の蓼です。
蓼には苦味があるが、それを好んで食べる虫もいることからことわざが生まれたらしいです。なるほど!
蓼を使った蓼酢という調味料もあるらしいです。鮎の塩焼きにぴったりだとか。

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
月別アーカイブ

ページトップへ