三たびブログに寄稿しちゃってゴメンナサイ。2度あることは3度あるTです。
今回は少し話が逸れるんですけどね(でも最後には海岸林のことにつなげるつもりで頑張ります!)、
私の実家は茨城県で、この研修を受けるために名取へ入る際、海沿いの国道6号線をヨタヨタと運転してきました。ご存知のように道中は福島第一原発が近く、今をもって制限区域が存在しています。
震災の数日後、海沿いにある実家に戻り物資の支援などをしていたので、当時の苦労を
少しばかり体験した身としては、例えそれが辛くとも現状というか、今の姿をしっかりと
見ておきたいという気持ちが抑えきれずのルート設定になったわけです。
予想していたとはいえ、現実は厳しいものですね。
3.11以降、時が止まったかのように空っぽになった街、至るところに積まれている除染袋…。
数年前まではそこに人々の生活が確かにあった。そう思うと、胸が張り裂けそうになります。
それでも人々は前を向いて進んで行かねばなりません。
ところで海岸林の現場の近くでも、津波の痕跡をうかがわせる光景が少しだけ残っています。
あるものを見るために通りかかった一画を見て、制限区域のことが思い返されました。
でもその先には、昔の人たちの海岸林への思いをうかがい知ることができる立派な石碑が、
津波に負けず残されているのです!
その碑が建立されたのは昭和34年。碑面にはズバリ「愛林」の文字!!
今は人目のつかない雑草だらけの場所にひっそりと佇んでいますが、
ゆくゆくは植栽地の方へ移設したいとの声も。
制限区域を通ってきて最も印象に残っているのは、実は一面に咲き乱れる菜の花畑の風景でした。
津波と復興に携わった人たちは、不本意にも街の姿を永遠に変えてしまいました。
でもきっと、変わらないものもある。
そういったものを守り伝えることこそ、復興に携わっている人たちの本意なのかもしれません。
平成28年度 山形県庁新規採用職員研修
森林組合、再生の会ともに非常に落ち着いて仕事が進んでいます。
「そう言ってもらえると励みになる」と皆さん。
私は疲れて連日早寝が続いていますが、今年は「3歩歩くと忘れる」ような
全体のピリピリ、バタバタはまったくありません。
4月21日、今年も山形県庁の若い皆さん40人が来てくれました。
1年半ぐらい前でしょうか、県職員育成センターの方から「インターネットなどで
このプロジェクトのことを知った」と連絡があり、非常に熱心なオファーを受けました。
どんなことでもいい、泥臭い仕事を手伝うことができればありがたいと。
その依頼の趣旨を思い出しながら、あれこれ仕事を検討しました。
工事の関係で、20cmの厚敷きになってしまっているチップの除去にあたってもらいました。
このまま植えたのではまず枯れる。森林組合の職人が植え付けにあたる前に何とか撤去したかった。
すぐ目の前の現場からは、とうとう在庫がなくなって、チップが敷かれていない植栽地が数十ha。
ついこの前、厚敷きを発見。植栽は来週。力づくで運ぶしかない。
0.025haと面積は小さいながらも、40人区で約2時間。
いいタイミングで完了させることができました。
昨年の研修も、座学と育苗場の除草の後は、力技の仕事「溝切り」でした。
その場所は離れているので見せることはできませんでしたが、
1本も枯れていません。先日のブログで書いた通り、やらなかったら4割以上枯れます。
「県庁新人、動き良かったね」と指導に来てくれた佐々木勝義さん。
今年も、宮城中央森林組合と、名取市海岸林再生の会と、ボランティアの手による、クロマツへの愛情のリレーが始まりました。
3年に一度、5年に一度であっても、来てくれる方が大勢いれば、大きな力になります。
若い皆さん、研修後、任地で頑張って下さい。機会があったらボランティアの日にぜひご参加を。
感想も楽しみに待っています。
浅野です。
植栽を始めるにあたり、その初日に造林講習が行われました。
植え付けの注意点・安全面など今までやってきてはいても改めて確認します。
これが事故のない現場につながっていくんですね。
●植え付けの間隔
今年は余剰苗が900本しかないため、気を付けてやっていきたい。
狭すぎるのも広すぎるのもよくない。
ただし、本数の関係によって途中で間隔を変えていくこともある。
その時は臨機応変に対応してほしい。
●穴は少し大きめに
ひと鍬植えは×。最低でも5回鍬を振り下ろして穴を掘ること。
疲れてくると穴が小さくなる。穴の底に根を押し付けて「し」の字のようにしない。
まっすぐ植えないと、最初は良くても成長してからうねりが出る。
●無理して掘らない
石があればできるだけ取り除いてほしい。
大きくて取り除けないようであれば、ずらして植えること。
無理して掘ろうとすると、鍬の刃をダメにする。
●チップに注意
穴にチップが入らないように注意してほしい。
ただ重機が入っていてチップがすでに漉き込まれているようなところもある。
その場合はある程度でいいので大きいものだけ取り除いて。
今年の植栽地の中にはチップが全くないところもある。
チップがあるところではコンテナ苗の土表面が地面から3㎝のところで植えるが、
ないところでは乾燥を防ぐために地面から5㎝のところで植えること。
●最後の確認
植えた苗木と土を密着させるための踏みつけは手で苗木を持ったまま両足で。
最後に中指と薬指で軽く引っ張って確認すること。
それで抜けてしまうようなものは×。
ただし踏み固め過ぎも窒息死のもとに。
特にコンテナ苗ではせっかくきれいについている土がつぶれてしまうので要注意。
踏み固めた後は乾燥防止のため、しっかりチップで覆うこと。
●気を抜かない
基本的に上から物が落ちてくることもないし、山と比べて危険なことは少ないが、
気を抜いていると何が起こるかわからない。
特に道具の管理はしっかりと。鍬のくさびが抜け落ちていると
振り上げた時や下ろすときに刃が抜けてどこかに飛んでいくかもわからない。
きちんと確認をすること。
・・・・・・など、基本的ですが大切なことを佐々木統括から説明を受けました。
実際に植栽現場に出てからもその時々で注意しなければいけないことも出てきますが、“まず基本から”。
長い間助成金をいただいてきた「三井物産環境基金」の報告書の素材集めの必要があり、
広葉樹の開葉確認として毎木調査(1本1本すべて確認)をしました。
生育確認には時期が早く、生長調査というほど生長していませんが、
毎年楽しみな調査です。広葉樹に見向きもしない地元農家の皆さんからは、
「まったく」相手にしてもらえず、「吉田君の趣味」ぐらいに言われてしまうのですが。
育苗場の散水・消毒などは、頼まなくてもやってもらえるようになりました(笑)
初植栽から2年。
春植えは惨憺たる結果。生育3割、7割枯損が平均値。
しかし、秋の植栽(補植)の生存率が高いことが明らかになりました。
高木類の樹種は、明らかにヤマザクラ類、ウワミズザクラ、オオシマザクラの生育が良い。
つづいてケヤキ。コナラ、クリは推奨樹種とは言えないかもしれない。
2年間での植栽本数は約800本。クロマツは135,000本。
これ以上新植はしません。今年秋に最後の補植をします。
現時点での開葉は60%。未開葉・枯損は40%。開葉はもう少し増えるでしょう。
ですが、これから葉をつけるものもあるものの、過去2年は開葉後、乾燥で激しく枯れました。
2015年春の補植は、とくに完璧を期したにもかかわらず。泣くほど枯れました。
とにかく、上方生長が乏しく、先端部が枯れてゆく。病虫害ではないです。
いつまでたっても上に伸びず、根元もまったく太らない。
根元からの萌芽更新を繰り返すだけ。
また、他団体の広葉樹では、すでに葉が枯れているのも見ました。
原因は山ほどあります。
予想される結果は、2011年に他団体が行ったデモンストレーション植栽ですでに解かっていました。
しかし、実践版「宮城県南部海岸林再生マニュアル」作成を義務ぐらいに思っている
私たちとして、広葉樹不適地であったとしても、また、たとえ全体の中ではわずかであっても
取り組むことを決めました。多数の植栽は高コストであることも分かっていました。
コスト面から考えても、荒野となった場所への広葉樹植栽が何を意味するのか、
少なくとも私たちは、深く理解しています。
今期は追肥の時期を早めにしようと思っています。5月中旬に化学総連70名の手で。
ですから、除草もまだまだ必要です。
天候を見ながら、遅くとも10月中旬までには、「最後」の補植をします。
育苗場には、皇居から林野庁を通じて提供され、育ててきたエノキ45本、スダジイ11本、
アカガシ5本、タブノキ1本を含む、補植用苗271本が残っていますから。
連休明け、クロマツが一段落したら、再生の会がまとめてお世話をしてくれます。
そもそも広葉樹を植える意味として、民有地の畑と海岸林との間の国有林幅30mに
生物多様性保護のゾーンができ、もとの地盤と植生が維持されました。
私たちのクロマツ林との間に、僅かであっても従来あった広葉樹を人の手で育てれば、
保護ゾーンの趣旨に沿って回復を早め、最も内陸部の海岸林には亜高木層として
その広葉樹が侵入しやすいと考えましたので。
閖上に5年ぶりにクロマツが戻ったが
植栽3日目。
昨日に続き、海からの冷たい風が吹いて、4枚着込んで現場に出ました。
「ヤマセだ」と佐々木統括。
森林組合、再生の会ともに10数人工、合わせて連日20人以上が連携し、
植栽と苗の出荷の日々です。3年目の付き合い。気心も知れています。
もう、ピリピリすることも、神経過敏になることもなく、非常によい雰囲気で植栽が進んでいます。
落ち着いたものです。一同、集中、没頭しています。
昨年までは「3歩歩くと忘れる」とお互い笑いあっていましたが。
「復興事業が進む閖上の一部だけ、先に植栽を進めてほしい」というオファーがあり、
最北部3.25haを計画していましたが、とうとう今日から、閖上港を見ながらの植栽が始まりました。
今週末には終わるかもしれません。
ただ、ここは我々現場監督、森林組合現場代理人ともに、頭を抱えていた場所。
植栽3年。土壌、条件は、まったくと言っていいほど違います。
同じに見えるかもしれませんが。
今日現場に入った職人の感想も含めてまとめると。
・すぐ砂が乾く。透水率が高すぎる。
・酸性土壌ではなく、中性。「ほうれん草を育てるならイイ…」
・砂の目がとても細かく、固相率が高そうだ。15cm地中が転圧したかのように固い。
・「なんでこれからの主風の南東方向に防風柵がないの?吹きっさらし」
・松チップが今年は一部しかなく、一番厳しいこの場所はまったくない。
・活着するまでに小まめに雨が降るとイイな。でも明日はパラパラだろうな。
植栽後、ただちに防風柵を入れていただくよう、当局にお願いしてあります。
微妙な工夫もしました。ほかの対策も頭にはあります。
「傍観者、評論家になるな。知恵を出せ」と常に言われています。
九州の地震のことはみんなが心配しているはずです。
でも、解かりすぎるから、みんなの話題になることはありません。
だからこそ佐々木統括に「えらいことになったな」と言われたのがズシリときました。
東日本大震災だけでなく、2007年の岩手宮城内陸地震の復旧にあたった人たちが、
今日木を植えていた人たちでもあるので。
4月16日、他団体の現場を見て驚きました。
3月まで枯れていなかった3年目のクロマツが枯れている…
1年、2年目ではなく3年目なのに一気に枯れた。
場所によっては、補植されたものが半年もたたないうちに。
補植苗の大きさの選択も誤ったものが多かった。
原因はやはり、三寒四温というように難しい時期。
名取の現場では、乾燥と多湿の両極端の繰り返し。
私は根腐れを最大要因と考えました。
オイスカの現場なので抜くわけにいかないので、想像でしかありませんが、
定点観測地として何度も見ている場所なのでよくわかる。
乱暴な言い方で、オイスカボランティアの努力に贔屓目かもしれませんが、
溝切りをした場所と、していない場所の生育率の差は40倍から50倍。
与えられた条件は同じでも、100本に1本枯れたか、100本に40本枯れたか。
単純なコスト差は、1.4倍。
クロマツは多湿を嫌うことが、あらためてよくわかりました。
気は抜けない。我々の現場も手を抜けば、来年枯れる可能性もあるのだから。
山形県庁の新規採用職員の皆さんには、厚敷き過ぎるチップの除去を予定しています。
昨年は溝切りでした。目的は本質的にだいたい同じ。
理解してもらえるように、上手に説明しなければ。
猛烈な勢いの生長の兆しあり
明日は山形県庁の新人研修45名をお受けします。
その作業内容の最終検討や、助成金報告書作成にあたっての広葉樹約800本の開葉確認のため、
ほぼ終日、植栽・苗出荷チームを離れて単独の動きをしました。
大阪マラソンのトレーニングも常に不足しているので、できるだけ歩いて。
2014年、2年前の植栽地の、「頂芽」(ちょうが)の勢いがスゴイ。
昨日、森林組合の若い衆が「まったく見てない」と言ったので、
「おい、今朝から3回は横を通ったべ!」としずってやりながら、一緒に見に行きました。
ベテランの職人は、取材に来た新聞記者の方に「すごいよ。今年は伸びるぞー。また来てみな」と。
仕事に強い目的意識があるから、1日300本~500本も植え、名取市民でもないのに、
我がこととして言える一言。僕にとっても仕事冥利に尽きる一言を聞けました。
この人工の土壌、場所によっても違います。
クロマツがどう生長するか専門家も「わからない」と言いました。
固相率が高い。土が締まる。「生長が想像以上に低い可能性もある」と。
2015年の植栽地が思った以上に伸びない。
やはり植栽後1年目はかなり厳しいのです。
「溝切り作業」(排水)をせず、滞水にも除草にも対処しないとどうなるか、今日他の場所を調べた。
枯損率が40倍~50倍。という結果が分かりました。
2014年植栽地全域、猛烈な勢いで生長の兆しあり。
遠方から来訪した多くのボランティアの方、無数の寄附者の方に知らせたい。
多くの皆さまのおかげで、「クロマツはこんなに勢いがあります」と。
九州では気が遠くなるような復興の道のりかもしれません。
その励みにはならないと思うが、ここで頑張るのが我々の責務。
復帰してゴメンナサイ。約1ヵ月後にオイスカ・タイランドに渡る予定のTです。
みなさん陰気に…、いやいや元気にされていますか?
今度の渡航では、最北部のチェンライで山岳民族を対象にした地域開発プロジェクトに取り組みます。
その研修の一環として、きわめてマジメに(!)乾燥地植林の技術を学ぶため、
海岸林の現場にお邪魔することにしました。
現場では、いよいよ今日から植栽が始まりました。やはり、作業員の方々の目つきがひと味違います。
これはマズイとニヒル度70%の流し目で臨みましたが、この2週間、神経が弛緩しきった生活をしていたので、
どうしても頬がたるんでしまいます。
約10年前は、南部のラノーンに駐在していました。
そこでは「泥に苗木を刺す」という、片手でLINEしながらでもできそうな植林に慣れてしまっていたので(スマホ持ってないけど)、ちゃんとした土の上で植林するということがとても興味深かったですね。
「植える」という作業ひとつとっても、実に奥が深い。
適切な穴の深さはどれくらいか、穴の底の部分にプラスチックなどのゴミはないか、クロマツの根をどのような方向に穴へ入れるか、土やチップはどのようにどの程度かぶせるのか…、
ちょっとこのへんの記述を詳しく書いてブログの文字数を稼いじゃったけど、まあとにかく、そういう細かなことにまで気を遣って体も使って作業しないとダメなんだかんな、
この先の活着率に大きく関わってくんだかんなコノヤロ、とこういうことなんですね。
というわけで研修生の身の私は、木にも諸先輩方にも気を遣う「お気遣いの植方」として作業をさせていただきました。それなのに頭では理解したつもりでも、実践はなかなか難しい。頭の中で先ほどのチェック項目に「レ」点を入れながら、初心者は初心者なりに丁寧に、それが唯一の生命線なのです。
まあ、及第点くらいの作業はできたかな。
きっと。
いや、そうであってほしい…。
植栽は気も体も頭も使いますよ!
間隔は感覚ではイケナイのです
またブログに寄稿しちゃってゴメンナサイ。海岸林の現場で研修中のTです。
みなさん陰気に…、いやいや元気にされていますか?
今回もまた植栽のこと書いちゃうんですけどね
(それ以外のことが書けるわけないのに)
苗木を植える「間隔」って気にしたことがありますか?
またまたタイ・ラノーンのマングローブ植林との
比較になっちゃうんですけど、当時はオオバヒルギならタテ・ヨコともに70cm間隔で植えていたんですね。
粗っぽい言い方をすれば、これはマングローブならではの間隔といいましょうか、なかなか密度の高い数字だと思います(たぶん)。
今回の植栽は140cm間隔ということで、作業員の方々はバカ棒(バカでも間隔が分かるという意味だそうです。じゃあ、関西ではアホ棒、名古屋ではタワケ棒になるというのが私の確固たる持論です)を使ってこの間隔を保ちながら作業するわけです。
ちなみにラノーンでは最初の列だけロープを使って、あとは職人技で目印となる竹を刺していくだけ。
これが簡単なようですっごく難しい。
午前中は、その間隔のことで何度か作業が一時中断することがありました。
なぜかバカ棒を使っていても、不思議なことに微妙にずれてくるんですね。
4~5本植えてあと、ふと視線を上げると、間隔が広すぎたり狭すぎたり、
正面から見ると「く」の字になっていたり(泣)。
「ちょっとくらいなら、いいんじゃね?」と思っている方、反省してください!
仮に10cm狭い間隔で植えてしまったとしましょう。
植林地の区画が200mだとすると、1列につき140本を植えられることになります。
これがたった10cm狭くなるだけで、えーと、まあ…、とにかく予定より多い本数を植えてしまうことになるんですよ、たぶんっ!
せっかく頑張って植えたのに、苗木が足りなくなったら悲しいではないですかっ!
足りないからと言って、「自腹で買ってこよ」という心意気を見せられますかっ!
って、何に興奮してるのかよく分からなくなってきましたが、とにかく間隔は大切なんです。
ちなみに植樹祭の時は、赤い割りばしで「ココニウエヨ」との目印があるので、初心者でも安心ですよ。
H28年度植栽が始まりました!
こんにちは。浅野です。
2016度の植栽が始まりました!
昨年同様、約10ha・50,000本の植栽予定です。
場所は2014年の植栽地の北側からスタートで、閖上地区の約3haも植え付けます。
今年の植栽場所はチップがまったくない場所があるため、
乾燥対策が大変になりそうです。
今日は朝8:30~宮城中央森林組合に造林講習会を実施。
まずは座学で植え付けの注意点や安全面確認などを徹底します。
そのあと植栽現場へ移動して現地実習…もそこそこに植栽が始まりました。
みなさん1年ぶりの植栽(中には初めての人も)ですが、
30分程度で感覚を取り戻し、どんどん植えていきます。
午前中の1.5時間で100本植える職人も。
実働約4時間で2,200本の植栽が完了しました。
今年はクロマツの普通苗(裸苗)が3,000本しかないので
明日からはコンテナ苗の植栽も始まります。
コンテナ苗は普通苗と比べると大きな穴を掘らなくていいので
植え付け自体は少し楽になるみたいですが、
その分本数も植えられるということで、あまり体への負担は変わらないのかもしれません。
1日の作業を終えた職人さんたちからは「腰が痛い…」「鍼行かなきゃ…」といった声が・・・・・・。
普段の山での作業とは違う平地での植栽にお疲れの様子でした。
また明日からもよろしくお願いします!