2016年の植栽木モニタリング調査の報告書・写真報告を公開しました。
http://www.oisca.org/kaiganrin/3667
東京本部3人でチェックし、最終として佐々木統括に目を通してもらいました。
9月に空中断根を終えて根おろししてから約2ヵ月、(窒素の多い液肥の)住友一号で
(根元直径を)太らせるんだけど、その年その年違うんだよな~。雨が多いか少ないか
だけでもぜんぜん違う。同じという年はない。そこなんだよ~。そういうキモの部分は
言葉では説明できないんだよな~。液肥のかけ方も、ちょっと違うだけで、隣なのに
太かったり細かったり。
こういう細かい(けど大事な)部分は端折ってます。キリがないので。
3県全体の海岸防災林の再生は、これからが本番です。福島では600ha、宮城は750haが全体計画。
これは宮城県HPで毎月更新されている「復興の進捗」。海岸防災林の項目もあります。
http://www.pref.miyagi.jp/site/ej-earthquake/shintyoku.html

いまの名取の上空写真。報道は震災後、地盤沈下ののち、いまは土壌隆起のため、 これから計画される各地の防潮堤は引き下げの方向とのこと (3月1日NHK)

いまの名取の上空写真。報道は震災後、地盤沈下ののち
いまは土壌隆起のため、これから計画される各地の
防潮堤は引き下げの方向とのこと (3月1日NHK)


例年通り、報告書は公共工事や他のNPOの実務者の参考にしていただくことも意識しているので、
関係者の目に届くようアナウンスもしたいと思います。研究者が視察に来ることも多いし。
すでに論文の対象にもなっているし。
今年の植付では、種不足のため宮城県に提供された岡山県産・香川県産のマツノザイセンチュウ
抵抗性クロマツ、宮城県網地島産のかなり抵抗性があると考えられているクロマツの植栽も
ありますので、最低数ヵ所は調査地を増やすことになります。
汀線から400mの最内陸部に植えた広葉樹の調査も行います。
被災地全体においての今後の研究材料は少しでも多いほうがイイ。
その一助になればと思います。
調査にあたっては、今年もボランティアの協力を得ることになります。
皆さま、どうぞよろしくお願いします。

2月28日、卒業式前日の宮城県立名取北高校で講演の機会をいただいた。
今年楽天ゴールデンイーグルスに入団し、開幕投手に決まっている岸孝之投手の母校。
2011年3月、私の長男は小学校卒業式、いまは高3。娘は小4だったのがいまは高1。
今日は宮城の同い年の子たち、全校生徒833人と、先生を前にする。
2月は仕事が立て込み、ほぼ徹夜の日が続いた。その大詰め。
名取市出身のイラストレーターicoさんの手による植樹祭募集チラシが前日に届いた。
「配布1枚目は北高」というスケジュールで本部の和代さんも、icoさんも
「去年のように、また今年も現場に来てほしい」と思いながら準備を進めてくれた。
ずっと想っていると実現するものだ。
グランドで部活の練習をしている生徒さんを眺め、彼らといつか一緒にと何度も想っていた。
去年春、あるマスコミの方の仲立ちで、校長先生と教頭先生とご縁ができた。
そして、植樹祭に自分で手を上げてきた生徒さんが30名が参加。
閉会式の時、その30人の存在感は大きく、雰囲気を作った。
プロジェクト自体の、究極の雰囲気ってこういうことなんだろうなと感じた。
あの日の一瞬、なにかの力が働いたのかもしれない。
初めての植樹祭の閉会式で、虹が出て全員で見た時のように。
今日の私の講演自体は、上手く話しできたとはまったく思わない。
ですが、ギリギリで仕事してきた2月、最後の最後まで精一杯準備して臨んだ。
高校1,2年生

高校1,2年生


高校3年生

高校3年生


まず知ってほしい。そして、1年に1回でもいい、3年に1回でもいい、
そしていつか、行きたいと自分で思った時に、力を貸してほしいと言いたかった。
一人の力は小さいけど、それでも自分の力を活かそうと言う人を増やしたい。
プロジェクトの意義はこういう処にある。
今日は教育現場のナマの雰囲気、学校全体の一面を体で感じた。
先生やマスコミの方から様々なことも教わった。
喰らいついて聞いてくれる生徒さんの顔が見えて嬉しかった。
東京の息子、娘に届けたい気持ちもあった。
私のほうがお世話になった気がして、なにか申し訳ない。
若い人と一瞬だけでも接することができて途方もなく嬉しい。
今日は地震で電車が止まって、帰宅はならなかったが。

2月16日(木)、名取市海岸林再生の会の研修会に出席してきました。
今年度の振り返りとこれからの活動スケジュールの確認、育苗場の視察と植栽地の視察でした。
DSCN1042
2016度は約10ha、5万本でしたが、2017年度は14ha、7万本を植栽予定です。
植栽開始は4月17日ごろ。職人さんたち、よろしくお願いします。
播種の量は、2016年度と比べてほぼ半分の54,000粒。
これはGW前の4月28日、29日を予定。ゆっくりとGWを過ごすために皆さん頑張りましょう!
播種のための準備となるコンテナの土詰めは3月20日ごろから。
今年も本格的に現場が動き出す時期ですね。
久々に集まった再生の会の皆さんもあと1、2回しか播種をすることがないと聞き、
「ちゃんと心を込めてまかないといけないねぇ」とおっしゃっていました。
植栽地に移動してからは、同じ時期に植えた苗でも相当の差があること、
1年見ない間に2mを越すマツがでてきていたこと、2016年度に植えた箇所の
水はけの悪さなどをご自身の目で確認。
話に聞くだけでなく、元気に成長したマツを実際に見て皆さん驚きと喜びの混じった顔を浮かべていました。
DSCN1073
研修会後の新年会では、久々にいろいろな話を聞かせてもらいました。
「再生の会ってもののお陰で普通だったら会わない人と会えた」
「最初はこの人だれ?って感じだったけど、いまは会って話すのが楽しい」
「あと少しで終わっちゃうし、しっかりやらなきゃねー」
「ボランティアの人のおかげで二足のわらじを履けるんだよね」といった苗作り、再生の会の話や
「震災の時はどうなるかと思ったけど、孫がいてくれたから今がある。
震災後から自分が育てたようなもんなんだぁ」など。
やっぱりたまに会うと新鮮ですね。今年の活動も頑張りたいと思います。

プロ中のプロ

2017年2月28日( カテゴリー: 現場レポート )

2月はゆったり勤務、「働き方改革」「プレミアムフライデーを」なんてまったく甘かった…
いつも以上の仕事量。宴会は長大幅削減、20日以上名取に出張しないのも2年ぶり。
それも2月だからできること。目下、臨戦態勢目前。1つずつ各個撃破で解決しました。
2月27日、久々の名取事務所。3週間ぶり。
再生の会の菅野さん、相変わらずどこまでも明るい。
「ねぇ~吉田君、どうするとイイと思う?(全国苗木品評会で天皇賞を取ったら)」
(ご自分のデスクに宮城県品評会の写真データを貼ってある…、それを手に取って眺めてる)
「そりゃぁ、1泊旅行、行けばいいじゃないですか。恐山でも、八甲田山でも」
(っていうか、そもそも天皇賞っていうの、そういうのナイんですよね~)
(この前、浅野ちゃんから農林水産賞の資料渡したじゃないですか)
(1ヵ月前も同じこと聞きましたよね~)
「そうじゃないのよ~、早く何かやらなきゃ~」
(みんなでオべべ買ってパーティーやればいいじゃないですか~)
(中締めの後はその場でカラオケで、再生の会らしくていいじゃないですか)
「やっぱり、今回はいつものあの店じゃないのよね~」
(それって、植付・出荷の、クソ忙しいど真ん中でやるってこと?)
(ってゆうか、1ヵ月、ずーーーっとそれ考えてません?)
まだ写真眺めてる・・・
「やっぱり、この真ん中のマツがイイと思うんだよね~」
(もう完全に独り言)
「写真撮ってイイっすか?」
(ポーズ取ってますよね。嫌がりもしない・・・)
DSC_0001
でも、そういう菅野さんこそ、いつのまにか完全にプロの世界の人。
6年前、仕事も家も津波で完全に失ったのに。クロマツにもまったく縁がなかったのに。
佐々木統括:「樹液が動きだす。水遣りどうしようか・・・」
吉田:「明後日、雨ですね」
佐々木統括:「10㎜は降ってくれないとな」
名取は過去5年の2月、2月後半だけを比べてみて、極端に降水量が少ない。
27日夜、「今年の東北は暖冬」とニュースで流れた。
佐々木統括と菅野さんと仙台空港測候所のデータと睨めっこの季節到来。
菅野さん:「やー、今日も静かだ~」
(臨戦態勢目前を楽しんでる。そのセリフ、今日2回です)
あと1時間したら、「ねぇ~吉田君、今日のおかず何がいいと思う?」って始まるんだろうな。
いつも通り、一番菅野さんがやらなそうな「酢豚」って何度でも言います。今年も。
それにしても、本当に一生懸命、松に向き合ってくださるプロだなあと思います。
このプロジェクトに不可欠な存在だと、いつも思うんです。

「宮城(オラホ)の野菜(シゴト)にハズレなし」(新しいJA名取岩沼の看板)

「宮城(オラホ)の野菜(シゴト)にハズレなし」
(新しいJA名取岩沼の看板)

こんにちは。四国支部の池田です。海岸林再生プロジェクトのブログには久々の登場です。
さて、先月末に四国支部内(高松市・徳島市・四国研修センター)の3ヵ所で報告会を開催したことは
浅野さんのブログで紹介されています(☞ http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=16587 )が、
その報告会に参加して下さった香川県森林センターの方のお取り計らいにより、14日から
26日まで、香川県立文書館で開催中の「創る 守る 香川の森林」という治山事業や防災の視点
から森づくりを考える催しで、パネルやパンフレットなど展示させていただいております。
image1image4
株式会社ニコン様に制作いただいた美しい写真パネルですが、今回はガラスケース内に並べられ
更に立派な展示となっています。(通常は写真撮影不可。今回は特別に許可いただき撮影。)
image3image2
採種の様子を解り易く紹介した展示もあり、多くの方に是非ご覧いただきたい内容です。
(香川県立文書館はコチラ☞http://www.pref.kagawa.jp/bunshokan/use/index.html#s03 ※月曜休)

写真展 終了しました!

2017年2月17日( カテゴリー: 本部発 )

2月1日~2月15日まで名取駅で行っていた写真展が終了しました!

今回は「クロマツと1,900人の汗」というテーマで人をメインに写真を展示しました。
毎日見に行っていたわけではないので、どの程度の方が見てくれたか分かりませんが…
DSC_0627
こちらは名取市在住のイラストレーターのico.さんからメール。

“昨日名取駅行って参りました。
ノベルティはがきもディスプレイされていましたね!
数人がじいっとパネルを読んでいて、関心の高さが伺えました。嬉しいですね。”

息子さんと見に行ってくれたスーパーボランティアK氏からは

“名取駅自由通路行ってきたです。息子大喜び。”

という連絡をいただき、さらに 写真展最終日には

“夕べ、写真展が明日で終わっちゃうんだよと
息子に言ったところ
「もう一回連れてって!写真撮って!」
とのことだったんでもう一回行ってきました。”

と息子さんの写真を送ってくださいました。

こうやってわざわざ見に行ってくださる方がいるというのはうれしいですねー
設置の際も撤去の際も立ち止まってみてくださっている方がいて、
こうやって少しずつでも広まっていってくれるといいなぁ…
またやりますので、今回行けなかったという方も次回はぜひ!!

津田の松原②

2017年2月13日( カテゴリー: 海岸林あれこれ )

こんにちは、浅野です。
遅くなりましたが、津田の松原に行って紹介したいと思ったことを書いてみました
①私を5分使ってください
これは今まで何度かブログに登場しているのでご存知の方もいるかもしれません。
でも、私が津田の松原に入ってから「私」は留守ばかり…。
1本目、2本目、3本目…あ!あった!…ん?なんか小さいような??

留守続きでした…

留守続きでした…


見えますか?小さい頭がついてます

見えますか?小さい頭がついてます


 
 
 
 
 
 
 
 
 
小さい頭でもちゃんと使えました。
やっぱり小さいような…

やっぱり小さいような…


②松ぼっくり
マツの下に必ずと言ってもいいほど落ちている松ぼっくり。
なぜか拾いたくなります。種残ってるかなぁ?とじっくり見てみたり、
これは何に食べられたんだろう?と考えてみたり…。
今回も案の定、拾っちゃいました。
・・・食べ方が汚い。リスではなさそう。
リスがきれいに食べるとエビフライみたいになるんです。
ここでは発見できませんでしたが…
DSCN0991DSCN0989
③遊具と池
松林の中に遊具と池がありました。
ちなみにこの池、海水を引いて作っているので水はしょっぱいそうです。
公園の中なので遊具があるのは当たり前と言えば当たり前なのですが、
海を見ながらブランコで遊んだり、ベンチでまったりしたり…いいですねぇ。
いい具合に日差しも遮ってくれそうで夏でも過ごしやすそう。癒しの空間でした。
こんな日にブランコ漕いだら楽しいでしょうね

こんな日にブランコ漕いだら楽しいでしょうね


しょっぱい池です

しょっぱい池です


④2本の橋
津田の松原(琴林公園)には2本の橋があります。
名前は「出逢い橋」「見逢い橋」、「願い橋」「叶え橋」。
なぜ名前が4つもあるのかというと、渡る方向で名前が違うそうなんです。
1本は出逢いが訪れる橋、もう1本は願いが叶う橋。
公園の奥にある朱塗りの橋は「願い橋・叶え橋」

公園の奥にある朱塗りの橋は「願い橋・叶え橋」


奥の方にあるのが「出逢い橋・見逢い橋」

奥の方にあるのが「出逢い橋・見逢い橋」


ちなみに私は渡っていません。知らなかったので…。
渡っておけばよかったです。次、機会があったら渡ってきます。

今日から15日まで名取駅で写真展。
今回は期間も、枚数も半月だけ。
いつものように地元の大槻さんが手伝ってくれました。
名取駅は「一日20,000人が利用する」と聞きました。ホントに~??
年2回、ここを利用してます。無料ですし。
ですから、浅野さんを含めた我々は、もう慣れたもの。
74歳の大槻さんは、草刈りも、飲むのも早いけど、写真の設置はもちろん早い。
40枚、30分で設置完了。

写真設置はお手のもの

写真設置はお手のもの


今回は「クロマツと1,900人の汗」というイメージ。
表情中心に、鈴木和代さんが選んで、完璧な説明付き。
仙台ニコンの皆さんにも見ていただけるように、東京の本社にシェア。
名取北高校は、試験が終わったら全校生徒に伝えていただけるとのこと。
今月末、全校生徒に講演する機会をいただいています。
明日は林野庁仙台署、宮城県庁、名取市役所にもシェア。
ゆっくり見て大満足

ゆっくり見て、大満足


「んー完璧だ」
きっちり自画自賛して撤収。
さっそく、足を止めてゆっくり見てくださる方が何人も。
地道に理解してもらえればいいんです、うちの仕事は。
よしだ:「お茶でも行きますか!会議、会議」
おおつき:「イイ店できたんだよー、そこいこー」
山のほうに5分で到着。
あさの:「吉田さんがまったく行かなそうなお店ですねー」
おおつき:「ボクは紅茶」
よしだ:「ボクもソレ」「ショートケーキも」(いがいと好きなんで)
あさの:「・・・(真剣に考え中)」
今月来月の打ち合わせと情報交換はホントに。
おおつき:「ボクはホントに楽しいんだ~」
いつか、全国講演やってもらいたいです。

例年通り、モニタリング調査報告書をHP公開準備をしてます。
ですが、モニタリングはキチッとやっていたのに、ちょっと忘れものが。
最大クラスのクロマツの「根元径」の計測をしてなかった・・・
ということで、2月1日午後、現場に行きました。
今日夕方は、専門誌「森林技術」3月号に佐々木統括が執筆したので、その入稿の補助、
明日は国・県・市に来年度計画、今年度報告など一切を提出のため、再生の会との最終調整、
その他、2・3月の予定確認や、情報交換を2時間で片付けねばならない。
名取事務所の引っ越し予定先も見に行かねばならない。
(今の事務所から200mだけ、夏以降に計画中)
ということで、チャッチャとやらねば。
とりあえず、2m超えたモノだけにしよう。(それならすぐ終わるだろう)
結論として、2014年植栽の約70,000本のうち、5本が2mを超えていました。

来年の今頃、この「1区最東部」は平均樹高2mに迫るでしょうね

来年の今頃、この「1区最東部」は平均樹高2mに迫るでしょうね


●2mクラスがあるのは、通称「1区」のゾーンに集中。
2区ほかは樹高平均1m弱。それが我々の現場の平均です。
また、土もなにか違うんでしょうねー。成分なのか、透水性なのか・・・
ここが今まででダントツ一番固い土なのに・・・!!!
岩も多く、植付に苦戦した場所でした。ツルハシも使ったぐらいです。
●なかでも、コンテナ苗ではなく、裸苗のゾーンに集中。
やはり、裸苗のほうが初期生長が早いですねー。
これが最大の理由だと思います。
●しかも、1区の中でも海に近い東側ばかりに集中。
二つの「カンプウ」(寒風・乾風)の「蔵王おろし」(西風)のアタリ方が
一番弱いということもあるんでしょうねー
私が測りたかったのは、樹高より「根元径」。
充実度を示す指標と思っています。
あらためて、びっくり。太い! 植えた時は9㎜か10㎜。(苗の高さは20~30cm)
5本すべて、宮城県産精英樹クロマツの「裸苗」
サンプル1.樹高220cm、根元径6.1cm
サンプル2.樹高202cm、根元径5.5cm
サンプル3.樹高203cm、根元径4.9cm
サンプル4.樹高213cm、根元径6.5cm
サンプル5.樹高206cm、根元径6.0cm
6cmを超えてるなんて思わなかった・・・
測り間違えたかと思い、2度ずつ測りました。
2014年植栽7万本中樹高最大220cm(根元径6.1cm)

2014年植栽7万本中樹高最大220cm(根元径6.1cm)


歩きながら、野鳥がキレイに食べられ、羽だけ残っているのを幾つも見つけました。
猛禽類が仕留めて先に食べ、哺乳類があとを見事に食べたのかもしれませんね。

二人で手分けして外回り

2017年2月5日( カテゴリー: 現場レポート )

冬の宮城は、晴れていても、粉雪が奥羽山脈からの蔵王おろしに乗って
飛ばされてきます。まったく珍しくないいつもの宮城の光景です。
強風で東北本線、仙山線が遅れるのもいつものことです。

2月2日、朝カーテンを開けると薄っすら雪が積もっていました。
今日、浅野さんは宮城の支援者訪問、私は行政当局訪問。

仙山線の車両の前後は凍っています

仙山線の車両の前後は凍っています

二人で出張に行くと、現場実務以外はほぼ別行動。
一日まったく1度も会わないってこともないですが、
手分けすることで、倍の件数をこなせるので。

私は、県庁森林整備課、仙台森林管理署、名取市役所農林水産課へ。
平成29年度計画、28年度報告、着手届、入林届など、
私たちが義務付けられている、基本中の基本の書類提出。
決して難しい書類ということはありません。
ですが、重要な書類です。

名取市役所 4月になるとソメイヨシノがとてもきれいです

名取市役所 4月になるとソメイヨシノがとてもきれいです

その後2件は浅野さんと合流。
新しく会員になって下さった空港鉄道の社長と面会。
広報について相談。空港鉄道利用客へのアピールを考えています。
一日利用客は9,000人。半数は空から海岸林を見る人たちです。
少しでもわかったうえで見てほしいですから。
社長さんたちも、よーく私たちのことわかってくれています。

その後は、環境省東北事務所主催の「みちのく潮風トレイル」
ワークショップに出席。大槻さんと私たちで。
大槻さんにも申し訳なかったのですが少し早くご無礼。
そのため自宅には21時には帰れました。
今年は自分の働き方改革にも取り組んでいます。

2月はできるだけ宮城に出張しない。次は27日の予定です。
翌日、県立名取北高校で教員含め900人に講演の機会をいただきました。
卒業式の前日です。心掛けは「力まないこと」でしょうか。

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