以下、写真を張り付けるだけ貼り付けましたが、鳥のMさんに続き、以前ボランティアに来てくださったS化学のOさんが「種類を見分けてくれる」と名乗りを上げてくださりました。労組のTさん、仲立ちをありがとうございます。名取の海岸林は運のよいことに国の生物多様性調査が行われていますが、キノコは調査対象外で、各研究機関などが周辺で調査している情報も入らないため、せめて簡単な記録だけは残したいと思いました。
名取市海岸林再生の会の育苗場の近くにはマツ林がかつてあり、津波で菌根菌は死滅せず、苗畑のクロマツには自然とたくさん菌根菌が付着しました。したがって、名取の海岸林の無機質土壌の人工盛土に菌が広がりクロマツの生長を助けると思います。
今年は「キノコをしっかり調べよう」と思っていたのにコロナ渦。張り切って本も買ったのに。オイスカ海岸林チームには「表と裏の写真を」と頼んだら、やはり複数の目。たくさん見つけました。買った本で「同定」に挑戦しましたが、下記キャプションをご覧の通り、「不明」連発。ご多忙だろうOさん、急ぎませんので、お付き合いいただきますよう、よろしくお願いします。それにしても思うのは、もっと探したい・・・
いま現場踏査で徹底したいことは盛りだくさん。①葛発生地図面化、②土壌のph調査(酸性化傾向にないか確認したく)、③名取3・4区排水溝増設プラン(大雨直後がよい)、④マツツマアカシンムシ・マツカレハなど害虫調査、⑤キノコ調査(もうまもなく春の発生シーズンが終わる)・・・もっと歩きたい! ですが、これから10日ほど東京本部です。
チチアワタケは、何者かに一口だけかじられていることも多かった。