【インターン】海岸林を守り育てるために
2025年10月6日( カテゴリー: 現場レポート, 若い人たちより。また、若い人たちへ )
皆さん、こんにちは。インターン生の柴﨑翔吾です。
今回は、1日目はUAゼンセンの皆さんと、2日目は東京海上や鹿島建物の方々とクズ刈り作業を行いました。
この2日間を通じて印象に残っているのは、吉田さんが仰っていた「この海岸林が育ち切った時、私はもういないだろう」という言葉です。現場までのバスの中で、半分笑いを取るような雰囲気で吉田さんは仰っていましたが、ハッとさせられる言葉でした。
海岸林が私たちの手から離れるのは2070年。まだまだ先は長いです。今、中心となって活動しているベテランの方々の背中はとても大きく頼もしいです。そんな今しか自分には見えていませんでしたが、最後まで海岸林を育てるためには今の世代から次の世代へと、この活動を受け継いでいかなければならないのだと、この言葉を通じて気がつきました。


リピーターの方々は、海岸林を育てる活動自体に必要性を感じて長く協力して頂いているというのはもちろんですが、この活動を通じて出会えた他のボランティアの方々と交流できるということがモチベーションのひとつになっているという方も沢山いらっしゃると思います。
自分も初めは海岸林を守り育てるという活動自体に興味を持ちインターンを始めましたが、今は活動の中での沢山の方々との出会いに魅力を感じており、それがひとつの大きなモチベーションになっています。
私たちよりもずっと長い時間をかけて育ってゆく海岸林をこれから先も守って行くために、ここでしか得られない出会いや経験があることを知ってもらい、この活動を個人として支えてくれる若者たちが増えていったら嬉しいです。私もその一部になれたらと思います。