【インターン】 宮城県名取市に4日間行ってきました!~2日目 海岸林の現場①~

東京本部の啓発普及部でインターンをしている八木です。前回に続き、宮城県での活動をレポートします。

9月5日(金)2日目は、午前中に名取駅の東西通路に「海岸林再生プロジェクト」の写真・パネルを展示しました。名取駅での写真展は今回で14回目だそうで、市民の方に見てもらいたいという思いで継続しているとプロジェクトを担当する吉田俊通部長がおっしゃっていました。展示作業をしている際も、立ち止まって見てくださっている方が数名いらっしゃいました。この写真展を通して地域の方々が海岸林に少しでも関心を深めてもらえるきっかけになればいいなと思いました。

9月28日(日)まで展示を行っているので
名取駅をご利用の際はぜひご覧ください!

午後は、翌日のクズ刈り作業に向けて海岸林の現場視察を行いました。

まず、名取の現場を見る前に、近隣の市や国が管理している海岸林を見に行きましたが、クロマツがクズで覆われてしまっている部分が多く、管理を行き届かせることの大変さを改めて実感しました。吉田部長が「育てると決めたなら、最後まで責任を持って育てなければならないし、そうしないと森林を作ることはできない」とおっしゃっていたことが、とても印象的でした。オイスカがどれだけ力を尽くして名取市の海岸林を育て上げたとしても、もし再び津波が発生した場合、しっかりと森が管理されていないと、海岸林で守れる範囲は限られてしまうのではないかと思いました。

クズで覆われてしまっているクロマツ

また、労力や予算、限られたリソースの中で管理が難しい部分もあるかもしれませんが、県や国のみならず、地域住民の方々も防災林の重要性をより理解し、関心を持ち続けることが非常に大事なことだと感じました。オイスカの海岸林再生プロジェクトを通じて、海岸林の大切さをより多くの世代に伝えていくことも必要だと思いました。

②へ続く

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