過去最大人数での葛刈り
吉田です。よりによって、仙台で観測史上最高気温37.1度(仙台空港34.1度)を記録した日でしたが、仙台トヨペット全社員の半数以上269人と、指導陣の宮城中央森林組合・松島森林総合14人、リピーター6人、職員3人による葛刈りは無事終わりました。
指導陣は8時から名取事務所で最終打合せ。開始直後、仙台トヨペットご担当から「危険な暑さ。社長判断で、今日は半日で切り上げたい」と電話がありました。日中は風がありそうなので、昼で様子を見るつもりでしたので少しガッカリしましたが、「承知しました!」と返答。打合せ中の森林組合ベテランからは「冷静な判断だ」と複数の声。全員納得。スパッとさすがの判断!と思いました。
普段のボランティア受け入れと何もかもが違いました。2018年まで実施した500人規模の植樹祭のような形式です。朝はだいぶゆっくりなのが違うぐらい。
8時半過ぎから指導陣車両10数台で現場確認。そして9時半から同社車両70台が続々と集結。すったもんだの連続(笑)10時10分の定刻から開会式・諸注意・簡単なKY(危険予知)活動。そして約90台が6班に分かれ、班長車を先頭に縦列で4m幅作業道を移動して各現場へ。11時前から作業開始。20分作業・10分休憩×3セット。
ボランティアにお願いした場所としては、過去最悪の現場でもありました。私が刈った葛の根は、大きいサツマイモ以上の直径20㎝。事前資料とわずかな当日説明で、作業精度は決して高いとは言えませんが、思っていた場所の6割以上に人の手を入れることができました。それでも森林組合の佐々木君が言いました。「人海戦術に勝るものはない」と。皆さん、本当にありがとうございました。この続きは9月6日の公募日以降、今月末まで。
佐藤社長とは長いお付き合いをさせていただいています。当日は朝一番に来て、指導陣の現場確認にも同行し、社員と同じように作業し、全社員が帰るのを見届け、指導陣とゆっくり談笑してお帰りになりました。トップのこういう姿が社風になっていくのかなと。「やり方を再検討して、必ず来年も!」とのことでした。望むところです!
今回は、15年前の立ち上げから行動を共にしてきた森林組合、松島森林総合、ボランティアが年に1度、朝から一緒になって作業することの意義を感じました。作業班のみんなにもボランティアの仕事を知ってもらう機会でもあり。身内の結束を固めるこれ以上ない機会でした。年に一度のこういう機会を続けたいと思いました。
また、2014年の初植栽以来10年以上、夏も冬も一緒に頑張ってきた森林組合の土井さんが病気で急逝され、この日の作業時間帯は告別式。火葬の時間に手を合わせていた人もいたそうです。我々らしい弔いが出来たと思います。ご冥福を心からお祈りいたします。




















