東京農大4年生によるアンケート調査を実施中 ~卒業論文「公益財団法人オイスカによる宮城県名取市海岸林再生プロジェクト参加者の特徴」執筆に向けて~

こんにちは! 東京農業大学森林総合科学科4年の門叶と申します。

私は現在、「公益財団法人オイスカによる宮城県名取市海岸林再生プロジェクト参加者の特徴」というテーマで卒業研究を行なっています。

海岸林プロジェクトへの参加を決定する要因は何なのかを明らかにし、最終的には、これから先何十年何百年と海岸林が守られていくために今から何ができるかについて考察したいと考えています。

まず、「海岸林再生プロジェクト」を卒論のテーマとしたきっかけをお話しします。

私は、母が岩手県の出身だったこともあり、幼い頃から毎年東北に遊びに来ていました。大学に入学した頃から漠然と、卒業論文は東北をフィールドに研究したいなと考えていたところ、私の所属する森林経営学研究室の佐藤教授と研究室OGの宮城県職員の方からオイスカの海岸林再生プロジェクトをご紹介いただいたことが本研究の始まりでした。

実際に現場を訪れたり、プロジェクトについてお話を伺うなかで、この海岸林プロジェクトには本当にたくさんの方々が関わっていることを知りました。

私は、長い年月、たくさんの人の手をかけて大切に再生されてきた海岸林が、これから先もずっと人々そして地域に守られ、愛される森林になったらいいなと思っています。そのためには、今のうちから少しずつでも海岸林に関わってくれる地域の人を増やしていくことが重要だと考えました。そこで卒業研究として、プロジェクトの現状とこれからを「人」に着目して調査し、考えていこうと思いました。以上が、私が「海岸林再生プロジェクト」をテーマとしたきっかけになります。

現在は、アンケート結果の分析を行なっている最中です。この研究によって、少しでも海岸林プロジェクトに関する知見を残せたらと考えています。

最後になりますが、アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

 2025年1月25日 手前右から3人目が門叶さん。友人と一緒に初参加。この日は複数にヒアリング。

 吉田より。かねてより社会学的視点の第3者による研究を望んでいました。去年はインターンのおととしは和泉君が取り組んでくれました。今期のボランティア全員に協力をお願いし、すでに538名が協力してくれました。分析・執筆・今秋以降に「学会」発表の都合上、門叶さんの分析は一部となりますが、1,000名を超える全体の入力は、オイスカインターンの二人と門叶さんと連携して、一緒に進めるつもりです。今年は若い人の出入りが過去最大になりそうです。

2025年7月10日 写真右から門叶さん、インターンの柴崎君、ボランティアの杉本さん(大阪EXPO住友館副館長)、オイスカ職員の浅野さん、東京農大佐藤教授。

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