吉田です。出典は森林文化協会HPの「森林環境2016」。森林総研の中村克典様が書かれたものですが、見逃していました。中村様は「マツ材線虫病」研究の第一人者として森林の世界では非常に有名な方で、私にとってもなんとなく、なぜか節目節目でお目にかかるチャンスがあり、いつも記憶に残るアドバイスやコメントをいただいています。

 お人柄そのまま、広く市民に語り掛けている文章と感じました。読んでから、現場に来てくれる人が多いことを願っています。

 https://www.shinrinbunka.com/wp-content/uploads/2016/07/e34accd12f2ee06a4badd3190dd76f1e.pdf

 吉田です。ボランティアの開幕戦でした。ボランティア受け入れも3ヵ月ぶりなので、私もドキドキしてました。コロナ禍を経て仙台トヨペット若手社員ボランティアが復活。同社からは毎月ご寄付も続けていただいています。今年はこの数年参加できなかった方たちがまとめて参加。毎回15人来てくれますので、我々の課題の地元・20歳前後の参加数が増えることになるでしょう。開幕戦ですから佐藤社長も参加。IBEXエアラインズさんも、新しい仙台事業所長の櫻庭常務以下8名。参加者50名の内訳は、若い人が多く、地元が多い。宮城県内在住在勤43名(他は東北2名・南関東3名・大阪1名)。男性41名・女性9名。若い世代(22歳以下ぐらい)16名。

 まずは、昨日お伝えした毛虫がいなかった海岸林最北端の閖上3.4haへ。ゴミ拾い含めて一気にやっつけようと。午前中では終わりませんでしたし、やり残しが目立ったため、午後はリピーターズが引き続き。昨年11月以来のゴミは、可燃12袋・不燃1袋+炊飯器・持ち運び用ペットケース。漁港駐車場から冬の蔵王おろしに飛ばされたものが、クロマツ林内に散乱していました。

 午後は、初参加者中心に2014年以来葛の繁茂が収まらない海岸林中央部の西側国有林へ。前日の国有林の北半分は毛虫が局所的に大量発生。数は少ないと考えた南方面から攻めました。やはり、手本となるリピーターと別れて仕事になってしまったので、指導が行き届かず、やっぱり必要ない草を刈っている人も・・・15時ごろから合流できてホッとしました。ここは去年まで、プロが担当するゾーンでした。彼らが見落とすほど、マツと見間違えるほどの太さの葛もIBEXの栗原さんが発見。

 ですが、ここにも毛虫がチョコチョコいたようで、昨日のブログのとおり、ひどい目にあいました・・・(ぜひご一読を)海岸林西側は、波打ち際から遠く、塩分微粒子が少なくなっているので、いい意味でも悪い意味でも、生物多様性です。夏になる前に早く一撃を与えたい場所だったのですが。誤算でした。前日踏査で、いない場所で仕事をすることが何より重要と反省しています。

 今朝、岩手在住の佐々木さんからメールをいただきました。ウエットティッシュ、とても良いと思います。「毛虫の被害状況は、切り傷や擦傷に近いように感じました。切り傷用の消毒液やウェットティッシュ、水を入れる容器を用意し、次回持っていこうと思っています。また、私の被害箇所(原因は不明)は、二の腕・首筋・脹脛・脛でしたので、いつもの作業着に、もう一枚(サポーター等)追加しようかと思っています」

 毛虫のせいで、とんだ開幕戦になってしまいましたが、今期も頑張ります。皆さんありがとうございました。

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