海岸林で鳥見ing(2023/9/29)
2023年10月9日( カテゴリー: いきもの )
地元ボランティアの三浦です。最近の鳥の様子をお伝えします。
海岸林付近はまだまだ日差しは強く、汗がにじむのですが、吹く風は涼しく感じられ、秋を感じることができる気候になってきました。
●渡り鳥
ツバメは南への帰路に着いた様で、姿は見えませんでした。代わりに「ショウドウツバメ」というツバメが越冬地の東南アジア方面へ約4,000kmの旅を始めた様です。
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ツバメ大の大きさで、名前の由来は和名が「小洞燕」ということで小さい穴を掘って巣を作るツバメからきているそうです。
名取市海岸林中央部の堤防(黄昏タイムの場所)から、海岸の砂浜で渡りの途中で休んでいるシギ・チドリ類がいました(写真はシロチドリ)。
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●留鳥
タカの仲間の今年生まれのノスリが海岸林上空を旋回し餌探しをしていました。
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一人立ちした様です。今年生まれは虹彩の黄色でわかりました。歳を重ねるとどんどん茶色に変化します。
そして、以前から鳴き声は聞いていたのですが、キツツキの仲間の「アカゲラ」も餌探しに飛び回っていました海岸林で実物を見るのは初めてでした。
季節の移ろいとともに、鳥も夏鳥から冬鳥に入れ替わる時期です。海岸林上空を鳴きながら南下するハクチョウが待ち遠しいこの頃です。
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