初めての海岸林ボランティア
初めまして。香川県にあるオイスカ四国研修センターの金澤と申します。
11月3日(火)に行われた海岸林再生プロジェクトボランティア活動に参加させていただきました。
私事ですが、東北(青森県八戸市)出身ということでこのプロジェクトにはとても興味がありました。
「事前に予習をするように」と吉田部長と浅野さんからいろいろな資料を送っていただき勉強をしました。その中でも「よみがえれ海岸林」を読んで、震災が起きる前の歴史、人々の生活、また震災での被害や復興への地元の人のやる気を感じ取ることが出来ました。
ふるさとを元気にするための活動。四国研修センターでも、外国人研修生に地域活性化のための技術を身につけてもらうための研修を行っています。自分もさらに学ぶことが出来るのではないかとボランティア活動を楽しみにしていました。
ボランティア活動は3日(火)なのですが、前日2日(火)に香川県立高松北高校の学生と職員の方が東北研修の一環でこのプロジェクトに参加していたので合流しました。この日は排水作りをしました。高校生の若いパワーで30人で200mの長さの溝を作る事ができました。
翌日は地元の大学生や県外から約25人くらいのボランティアが参加しました。グループに分かれて松の樹高と根本直径の測定をしました。
来る前にホームページでモニタリング調査を拝見して、毎年大きくなっていることを実感し、大きくなっていけるのはいままでの徹底された管理のおかげなんだろうと思いました。ときどき松にくっついているツルマメの除去や、松のチクチクに苦戦しながらも頑張りました。
今回初めて参加して松の成長にも驚きですが、地元の人の復興の気持ちがあり、それをいろんな方が支えてくださっているからこれまで活動が出来ているんだろうと思いました。
オイスカの繋がり、地域の人の繋がり、いろんな繋がりがあります。私も参加して新しい繋がりができてとても素晴らしかったです。人は支え合って生きているんだなーと感じました。
私も母国の発展のために懸命に研修を受けている研修生の力になれるように今後も頑張ろうと思います。香川県にいても東北魂は忘れずに!