吉田、1か月半ぶりの実踏
たいへんご無沙汰しておりました。吉田です。
3月5日、半日かけてじっくり現場全体を実踏しました。
11月から2月は、大阪、岐阜、愛知、東京、宮城の支援者訪問や、海岸林以外の業務の助っ人などに明け暮れておりました。ミャンマー中部の国連が{Dry Zone」と呼ぶサバンナ地帯のオイスカ農業研修センター出張など、ECO-DRR(森林など生態系を活用した防災・減災)関連にも力を入れていました。3・4月に予定していたフィリピン北ルソンとインドネシア出張は、コロナウイルスが理由で延期しました。名取のことだけに集中できる時期は、もう完全に終わったと思っています。
ですが、一度名取に戻ってくると現場から離れ難い・・・
歩きたくて歩きたくて、たまらない。
先週、森林総研東北支所の手による、土壌断面調査の新設4ヵ所では、関心のあまり動けなくなってしまいました。
2014年~2016年の盛土工事建設会社の重機オペレーターのおじさんとすごく久々に再会。
おじさん:「吉田さんっすよね~!俺のこと覚えてます~?」
吉:「県の工事に入ってくれてたんですか~。気づかなくてごめんなさい!」
暴風警報の突風が吹いているのに、超!話し込んで。会話の主導権は私でなく、おじさん。ネタは排水対策。工事の効果。自分が手掛けた工事のその後がどうだったか。仲良くなったきっかけは、林久美子さんも一緒にいた時、排水口の作り方とか・・・いろいろ談義したとき。排水口がいつも崩れて、何度もやり直ししてくれていました。
おじさん:「いま作ってる排水路、雨がちょっと降るとすぐ崩れるじゃないですか・・・」
吉:「作ったばかりの盛土は、誰がどうやっても崩れますよ。あとは任せてください!」
今回の宮城出張は、上半期の配布資料を大量に運ぶため、珍しく車で来ました。夜から吹雪になるのはわかっていたのですが、現場を離れたのは日没後。歩き疲れたし、猛烈にお腹がすいて、白石市の日帰り温泉に。帰宅は日が替わっていました。
毎年この時期思うのですが、もうすぐ開幕。腕が鳴るって感じです。