【観察日記】2回目の種まき
2018年8月9日( カテゴリー: 東京本部のクロマツ苗「観察日記」 )
海岸林担当の鈴木です。
この猛暑はいつまで続くのでしょう・・・秋の涼しい風が待ち遠しいです。
このところクロマツ観察日記をサボっていたので、いくつかまとめて連載しようと思います。
そもそも、今年も種まきをしたのですが、まいたことすらブログで報告していませんでした(^^;)
さかのぼること3ヶ月、5月8日に種をまきました。
再生の会が種まきをした4月26日に、本部でまく分を少しよけておく予定が、気持ちよく全部まいてしまったとのこと。
浅野が種を取り置くことを忘れたことに、まき終わってから気づき、慌ててゴミ箱から拾ってくれました。
拾ったのは浮き種
種まきをする前に1日ほど水につけ、種が成熟していないため水に浮いているものは取り除きます。
この取り除いたものを本部に持ち帰ってきました。
そういえば、去年の種を冷蔵庫で保管していたのだった!
今年の種は「浮き種」と「去年の種」
それでも1ポットあたり3粒くらいまけばきっと大丈夫なはず!
と何の根拠もない自信(^^;)
だいたい10日ほどで芽が出るだろうなと思い、8日目くらいから寒冷紗をめくりチラチラと見ていました。
あれっ!
これ芽!!
鹿沼土にまぎれてよーーーく見ないとわからないのですが、
真ん中あたりの、重そうな頭をようやく持ち上げているのです。
緑が濃くて力強そうなもの、黄色く細くてか弱そうなもの、芽を出す時点で違うのですね。
14日もするとこんなに大きくなります。種殻の帽子がとれて葉を広げました。
葉っぱをよーく見てみてください。
根元と先の方から2本、3本に裂けて(?)割れて(?)います。
芽が出た時は6本ほどの葉なのですが、葉が広がると本数が増えるのは、分裂(?)するのですね
ここまで大きく成長したので、寒冷紗を取ることにしました。
ついでにまわりに生えていた雑草もきれいにしました。
2人目の子どもはどうしても写真の数が減りますよね
クロマツも同じでした。
見守りはしますが、写真におさめることまではせず・・・随分と写真の数が減ってます(^-^;