チーム海岸林の、今日の一言切り取り
2018年7月13日( カテゴリー: 現場レポート )
5月末からずっと、宮城中央森林組合は連日施肥。
今年植えた85,000本分がなかなか終わらない。本当は6月中に終えるはずが。
1本に50g、1人1日800本分。ものすごく単純な仕事です。
「なんで俺が、こんな子供がやるような仕事しなきゃいけねーすか?」
山での重機や伐採の仕事に穴が開いてしまったプロ中のプロが、
名取に回されてきて、佐々木統括に聞こえるぐらい思い切りボヤいていたそうです。
発注者に聞こえるのも気にしないところが山の男っぽい。
「そりゃそうだ。仕事次第じゃ一日3万も5万も稼ぐ奴だからな」
佐々木統括はこういう事には怒らない。一日中可笑しがっていたらしい。
若いなあと。
松島森林総合の従事者は年齢層が高く、不慣れな人も多いこともあり、
ベテラン以外は、午前中中心に切り替えている。こちらは連日下刈。
ハチがいるゾーンで、ボランティアでは難しい仕事を。
「今日はハチ(フタモンアシナガバチ)の巣6つ落としたよ」
「防風垣の内側にもいますから、気を付けてくださいね」
再生の会も連日、育苗場の草取り。
女の人だけ。それはそれで気楽そうに見える。
「kさんはウナギの時期だし、最近来なくなったね。これだから男はアテにならないよね。
夢中だよ。釣ったらしばらく活かしておいて、たくさんになったらウナギパーティー」
7月11-12日はオイスカの会員が加勢。4チームがそれぞれ動いていました。
オイスカ愛知県支部豊田推進協議会31名は、1泊2日でツルマメ抜き。
5年間毎年来訪。再生の会とタイミングが合い、珍しく接点を作れました。
私の帰京前、平和タクシーの運転手さんが、
「いつも新聞で見てますよ。北高で講演したでしょ。いつも名取のためにありがとね。
ほんの気持ちだけど」と、500円とジュース2本とたくさんのティッシュを下さりました。
本当に嬉しかったです。
「仕事させていただいているという気持ち、俺もお前も忘れない様にしようよな」と統括。
あらためて、ズンと来ました。