今年は全国的に雪が多いようですね。
広報室の林です。
名取もめずらしく、だいぶ雪が降ったようです。
2月23日、視察ツアーの際は、だいぶ雪はとけていましたが、
それでもハウスに積もったのが滑り落ちてきたと思われる
数十センチの山がハウス脇にできていました。
育苗場の隅の方にまだ雪が残っていて、そこからクロマツが顔を出していました。
やっぱり生きてるから、松の体温で雪がとけるのだろうか・・・・・・そんなことを考えるのは木のことや雪のことを知らなさすぎるからでしょうか。
ネットで少し調べてみると「木の根開き」という季語が出てきました。大きな木の根元の雪がとけてくぼんでいたり、この写真のように花や植物の周りだけ雪がとけていることをそういうのだそう。
雪の白い部分より、木の黒い部分の方が太陽の熱を吸収して温まって雪をとかすとか、木が吸い上げる地下水が雪よりも温度が高く、それで植物が雪をとかすのだとか、そんな説明がなされていました。(植物自体が熱を発するものもあるようです)
でもやっぱり、私は人間と同じように生きているクロマツの、
その強い生命力が発する“あたたかさ”で雪をとかしているに違いないと思うのです。
・・・・・・そう思わせてください。
雪をとかして太陽を浴びるクロマツの苗、なんともたくましいじゃないですか!