2026年度 ボランティア開始!!
お久しぶりです。浅野です。
5月30日、今年最初のボランティアの日行いました!
5月の名取で30℃予報…ということを書こう書こうと思いながら、なんと6月が半分過ぎてました…。
ということで、始まってから3週間経ちましたが、毎週全国からボランティアが来てくれています。
(7週連続名取となると、もはや名取在住では?)

個人でのご参加だけでなく、企業・労働組合の皆さんもたくさん来てくださっています。
もちろん作業はクズ刈り。なんでクズを刈らないといけないのか…と思う方もいらっしゃるかもしれません。
私たちが全国の皆さんと育てているクロマツ。栄養がなくても育ちますし、乾燥にも強いです。
ですが、お日様の光がないと枯れてしまいます。
クズは上に上にと伸び、大きな葉でマツをすっぽりと覆い光を遮ってしまい、マツをすっかり枯らしてしまうので、何が何でも退治しなければならないのです!

ちなみにこのクズ、条件がそろうと1日に1mも伸びるとも…。
本格的な夏に入る前にクズ刈りがどれだけできているか、がクロマツたちの成長に大きくかかわってきます。
これから来るボランティアの皆さん、私たちも頑張るので一緒に頑張りましょう!
でも、皆さんの体調が1番大切なので無理はしなくて大丈夫です!!














ということで、今日も元気に名取行ってきまーす!!
葛刈り作業、松枯れ病対策、クラファン開始・・・思う存分、頑張ります!
吉田です。5月末からの葛刈り、トップシーズン真っ只中です。すでにボランティアが350人以上。6月13日(土)には最重点ゾーン約5haを終えました。文字通り、快進撃です。5月末以降来てくださったのは、公募ボランティア(個人参加、IBEXエアライン、仙台トヨペット、第一三共、地球のために、日本緑化センター)、カネボウ労連、ANA労連、マルエツ労組、全積水労連、化学総連、京セラ労組などの皆さん。



6月13日(土)には、ウズベキスタンでオイスカが実施する「アラル海沙漠化防止プロジェクト」に関わった2025年度インターンの柚原さん(東北大農学部4年)が、名取の海岸林でテレビ朝日「ヒルナンデス」の取材を受けました。(放送日は今秋になる見込み)
6月中旬までに完全に終えねばならない松枯れ対策も、協定区域内に関してはオイスカ負担で無事完了しました。1本残らずチッパーで破砕処理し、無人ヘリで薬剤予防散布しました。これで安心して葛刈りに専念できます。

松枯れ被害状況視察








そして、地元行政・市民に海岸林への理解を深めてもらい、地元から愛される海岸林となるために、イラストレーターico.さんが提案してくださった「絵本」製作のクラウドファンディングが今日から始まりました。市民参加で製作しつつ、その絵本の読み聞かせ会などの地元展開を計画しています。何事もまず我々自身で出来る努力を精一杯続けるつもりです。6月2日にはico.さんと名取北高校1年生に授業したり、10日にはオイスカ宮城県支部会員懇談会で一緒にプレゼンしたり。
12日間の出張を終え、スカッとしました。東京の自宅に一瞬帰り、オイスカ理事の榎原美樹さん(元NHK国際部エクゼクティブプロヂューサー)とともに香川県綾川町のオイスカ四国研修センターに来ていますが、木曜日には名取に戻ります。今日は大雑把に近況報告まで。諸々、詳しく続報します。
皆様こんにちは。
オイスカ中部日本研修センタースタッフのガディです。
6月4日から11日まで先輩研修生(2年目の研修生。中部センターは2年の研修コースです)が東京と名取で研修をする事になりました。引率スタッフは私と筑田副所長です。
名取の研修は5日から始まりました。最初は津波に影響を受け、震災遺構となっている小学校を見学しました。当時の事を頭でイメージして、怖くなりましたが、備えることの大切さもよく分かりました。


6日には、オイスカ海岸林再生プロジェクトのボランティア活動に参加しました。たくさんの参加者の皆さんと一緒に、くずを根元から切って、そこに除草剤をかける作業をしました。
翌朝、名取市の閖上朝市場を見学しながら、地元で採れた野菜などで作ったものを朝ごはんにいただきました。
東京に帰る前、吉田部長が海岸林やその後ろにある畑などを案内しながら、研修生たちに黒松の歴史、海岸林に植えるのに黒松を選んだ理由、そして海岸林の役割など説明してくれました。
参加した研修生の感想を共有します。


‘‘名取への訪問は、私にとって大きな期待と喜びに満ちた経験でした。名取を訪れることをとても楽しみにしていました。最初に訪れたのは、津波によって被害を受けた学校でした。学校の各場所を見学しながら、当時子どもたちや先生方が経験した苦しみや恐怖がどれほど大きなものだったのかを感じることができました。この訪問は、とても感情を揺さぶられると同時に、深く考えさせられる経験となりました。
「海岸林再生プロジェクト」では、吉田先生と浅野先生が、プロジェクトのことや現地で行う活動について、分かりやすく丁寧な日本語で説明してくださり、とても理解しやすかったです。また、黒松について学ぶ機会を得られたことも、私にとって新しい経験でした。私が最も感銘を受け、また大きな刺激を受けたのは、そこで活動しているスタッフ、ボランティアの方々の熱意と協力の精神でした。皆さんが同じ目標に向かって献身的に活動している姿がとても印象的でした。彼らと交流し、同じ目的のために共に活動できた経験は、私にとって一生忘れることのできない、とても貴重な経験となりました”(シャム/インド)


‘‘私たちに東京と名取の研修をチャンス与えてくれて、本当にありがとうございます。私は黒松の役割がとても大切という事を初めて知りました。黒松があるおかげで海からの強い風がブロックされ、そこで農業をする事ができます。とても大切は役割だと思います。一緒に作業をしたボランティアの方々からオイスカの事や研修の事など、たくさん質問を受けました。前より上手に日本語で説明ができるようになった気がして、嬉しかったです。少し自信がつきました。くずを切る作業も初めてですがよく出来たと思います。来年くずが出ないといいなぁと思います!”(ジョヴァナ/フィリピン)


ギハン(スリランカ)。ジェイソン(フィリピン)
今回の研修ができたのはたくさんの方々の支援のおかげです。案内する方、予定を調整する本部のスタッフなど、自分たちの力だけではできないと思います。皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。
県立名取北高校へ行ってきました! ~名取市出身のイラストレーターico.さんより~
海岸林ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっています。
名取市出身のイラストレーターico.です!
6月2日、吉田部長と一緒に名取北高校へ行ってきました!
なぜ私と吉田部長が?なんのために?!
ですが、それは【海岸林について名取市民に愛着を持ってもらうにはどうすればいいか?】
を、学生さんと一緒に考えて導き出したいから!そんなプレゼンをして参りました!
かねてから、海岸林プロジェクトの課題は育林を次世代に受け継ぐことであり、
名取市民の森は名取市民で管理していくことがゴール(理想)のはずでした。
しかし、震災の津波で海岸林の大部分は流され、震災後に生まれた子供達には、
物理的に海岸林を見たり親しむ機会がなかったので、愛着を持てないのは当たり前です。
そこで私は、【海岸林の役割と震災伝承】を
絵本にすることで、海岸林への理解と親しみを
育めるのではないかと、オイスカと共同制作に乗り出しています。
それにも名取北高校生や若い世代に、共同制作のお手伝いをしてくれないかともお願いしてきました!
私ももう10年以上オイスカと海岸林再生プロジェクトに関わっていますが、海岸林は今危機を迎えています。ブログでも幾度となく報告されている【松枯れ】と【火事】です、、!!
実は私は最初から名取市海岸林の危機を知っていたわけではなく、岩手などの山火事のニュースを観ていて、何かできないものかと考えた末浮かんだのが【植樹(森の再生)】。そのノウハウを持つのが、オイスカであり、名取市民の森でした。
今まさに、津波で流された海岸林だけでなく、日本中世界中の森や海岸林が危機にさらされています。地球沸騰時代を生きていかなければならない若い世代のために、大人も若い世代も【自分ごと】として協働しませんか?
この絵本制作については、クラウドファウンディングを立ち上げます。また別途記事にさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します!!
ico.

「総合学習」の探求対象を考えるための選択肢提供として開講。1年生が80人以上聞きに来てくれました。

久しぶりのボランティア
本部 海外事業部の林です。
今年度最初のボランティア。私も参加してきました!

リピーターさんもいれば、はじめましてさんもいる総勢34名。
大阪や奈良、静岡などからも参加がありました!
青空が気持ちのよい一日でしたが、5月とは思えない暑さの中でのボランティア活動となりました。
今回は岩沼と名取の市境、最南端の現場からスタート。
もちろん作業はクズ刈りです。
初めて来てくださった皆さんには、クズの刈り方から丁寧に説明します。


皆さん、割り当てられたエリアで作業開始。
クズの大きな葉っぱ、広がっているツルを目印にしながら根っこまでたどり、鎌で切った後に除草剤を切り口につける。その作業の繰り返しです。
初めは、大きな葉っぱに育ち切っていない状態だと見逃してしまうこともありましたが、少しずつコツをつかみ、柵の中に張っている根も、徹底的に駆除してくださいました!




昨年までも繰り返し刈り取りをしていますが、やはりクズは強い。なかなか完全に駆除するのは難しいのですが、でも確実にダメージを与えられているのを感じたエリアがありました。そこは、葉っぱがこんな風に虫食いだらけになっていました。弱っているのだろうなぁと。吉田も生理障害を起こしているのだろうとの見解でした。
皆さんの作業の成果、ビフォーアフターで見ていただきましょう!
地面をはっているクズがきれいに片付いたのですが、時間の経過でマツの影が出てきてしまっていて、分かりにくいかもしれませんが……。



皆さん、とても丁寧に作業をしていただきました!
刈り残しがあったとしても、確実にダメージは与えられているはずです。
そういえば、刈り残しではなく、昨年から現場に残されていたと思しきものが3つほど発見されました。
いずれもクズ刈りの必需品です。
ひとつはサビだらけの鎌。皆さん、鎌の落とし物にご注意くださいね。
そしてあとの2つはこちら。
除草剤を入れていた醬油さし。
黒いふたの部分、よく見てください。何者かの噛み跡がたくさんついていました。マツの根元がネズミにかじられることがあるので、これもネズミかなぁと想像しました。


終礼では、いつも通り会員・支援企業さんからの参加者の代表者に感想+営業(会社のアピール)をしていただきました。
「これからも参加したい」とこの場でおっしゃってくださって、後日、早速次回の申し込みをしてくださった方もいました!
とても嬉しく思いました。

そして、いつも思うのがリピーターの皆さんの縁の下の力持ちぶりのすばらしさ。
終礼をしている間、片付け(鎌を洗ったり拭いたり)を黙々と進めてくださっているリピーターさんたちの姿がありました。
皆さんが帰られた後も、車の洗浄、更衣室の掃除、ゴミの分別などをお手伝いくださったリピーターさんたちもいらっしゃいました。
いつも本当にどうもありがとうございます! 皆さんのおかげで安心して活動を続けていくことができます。
久しぶりのボランティア。マツの成長を喜び、新しいボランティアさんとの出会いにワクワクし、いつものリピーターさんたちの顔ぶれに元気をもらい、青空や海からの風にただただ癒され、作業に汗を流し、皆さんとの会話を楽しむ(そして夜には一緒にお酒も飲む)。東京でパソコンに向かうばかりの日々を送っていると、こんなに気持ちのいい一日はそうありません。
ボランティアがリフレッシュになるなどと言ったらおかしいかもしれませんが、わざわざ飛行機に乗って、車や新幹線で何時間もかけて通ってきてくださるリピーターさんたちも、もしかしたら案外同じように感じているのかもしれないなぁと思った久しぶりのボランティアでした。
ついつい「鳥」に目が行ってしまう吉田です。2026年度からは、地元の三浦さんに加勢して「真剣満剣」の鳥調査もしています。5月は林内で、オナガ、キジ、ホオジロ、トビ、ミサゴ、ウグイス、ツバメ、アマツバメ、キジバト、チュウシャクシギ、ヒバリ、オオヨシキリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス。カワウ、アオジ、モズ、ヒヨドリ。コチドリ、スズメ、カッコウ。22種類を確認しました。今日は写真だけでご容赦を。
6月はくまなく現場を進む月。私の部署の期待の新人とともに、夜の生き物調査も始めます!












過去最高の「葛刈り」の出来 ~2025年住友化学労組~
吉田です。5月28日(木)の巡視で、2025年9月の住友化学労組の皆さんによる作業のその後の、この出来を見て、現場で一人唸りました。ここはホントに大変な葛の繁茂でした。ですから本当に感動してしまい、佐々木統括にも即報告しました。労組の歴代のご担当にもすぐLINEしました。あの作業の後、しばらく雨が降らなかったかもしれません。しっかり指導できるリピーターもいましたが、「大半が初参加」だったのに、この出来はスゴイ・・・なぜだろう?
この組合の取り組みを一言で言うと「組織的」という言葉が似合います。各支部の「代表」で来ているという意識が明確です。参加した方は、職場に帰ったあと、「報告する義務があると思っている」とよく聞きました。さらにそのうえで、年々一人一人の本気度が上がっている気がしました。ご担当や役員さんとは、コンスタントに接触があり、毎年1回急に思い出したように慌てて動く雰囲気はありません。
「なぜ海岸林再生プロジェクトに参加し続けるのか?」それを毎年、組織として本気で確認してることも知っています。そういう地道なことを続けてきた歴代ご担当に想いを馳せました。彼らは後輩たちの取り組みを静かに見守ってくれてることもよく知ってますから。

施工前(2025年9月)





施工後

施工1週間後。葛の葉がもれなく枯死



2026年5月28日 出来過ぎ!
「2・3月の」葛刈り&薬剤枯殺試験の結果
吉田です。やはり、葛刈りは夏にするのが王道だとは思います。ですが、真夏の異常な暑さ、広大な面積への対応、労務平準化などの観点から、「吉田!、冬に葛刈りをテストしてくんね~か」と佐々木統括。「それはぜひ!」と即応して、今年2・3月に、ベテランボランティアとともに一番酷い場所でテストしてみました。
その様子を報告したブログはコチラ。下の写真は、まったく同じ場所ではないですが、すぐ近く。このようなジャングル状態の「内側」が試験地です。(2025年9月)

下の写真は、2月に葛という葛の根元、着地点のすべてを辿り、その一つ一つに除草剤塗布をし終えて「試験地」設定する経過です。


施工開始。地面が見えるまで枯れ落ちた葛をどけます。

そしてこの上下の写真は、5月28日の同じ場所。名取のオイスカ協定外や、他市町では、すでに葛が松のてっぺんまで登っているのが見えます。

下の写真は、こういう試験地の幾列のいま。写真ではわかりづらいですが、これでも枯死せず、生えてきているのもあります。ですが緑色の草の大半は「葛以外」です。超ベテランだけで作業したというのもありますが、激減させたのは間違いありません。作業の際、切り口に薬剤を塗布すると、冬でもすぐに変色したのを見て、期待してました。2027年冬~春は、動き方を工夫します。






2025年度 生長モニタリング調査 写真報告
吉田です。2014年からボランティアの皆さんと毎年計測を続けています。100ha内の調査個所は現在41ヵ所です。本数調整伐前後の数値の比較、とくに、森林の健全性、強靭さ、樹高に相応しい幹の太さを示す「形状比」(樹高÷胸高直径)という数値が見どころです。70前後、70以下を保つよう意識しています。60以下は極めて強い、ずんぐりむっくりの森林と考えています。健全ということは、すなわち、旺盛な枝葉の量、見えない部分である根系の豊かさの証明です。100頁を越えるボリュームで、目を通していただくのも申し訳なく思いますが、我々にとっては、毎年ドキドキしながら目を通す、非常に重要な「通信簿」のような存在であり、間伐のタイミングを計る大事なデータでもあります。
吉田です。5月9日(土)、地元ボランティア精鋭の、大槻さん、森さん、三浦さんと、前支部副会長の矢萩さんとともに、松枯れ被害最終調査をしました。来週から海岸林のオイスカ協定区域のみ、宮城中央森林組合に被害木を伐採・破砕しますが、その前に漏れなく被害を把握するためです。
去年のように「越冬枯れ」が多数出るのではないかと案じていましたが、結果として、春の被害拡大はほぼナシ。ホッとしました。前日に一人で見に行って、その様子が分かったので、あとは5人の目で怪しい場所を最終確認。矢萩さんが数本見つけてくれました。いつも思いますが、さすが現場の人。

植栽マツ3本を把握

2・3月に行った「冬の葛刈り試験地」の様子も見ました。まだ、結果を見定めるのは早いですが、効果ナシということはないような・・・



例年通り先月に仕掛けた、スズメバチの女王蜂トラップ7ヵ所も見ましたが、いまのところ掛かっていませんでした。
三浦さんとの鳥調査も兼ね、19種類を見ることが出来ました。アオジ、アマツバメ(ブーメランみたい)、ウグイス、オオヨシキリ、オナガ、カワラヒワ、キジ、キジバト、コチドリ、スズメ、チュウシャクシギ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ホオジロ、ミサゴ、モズ。



