2022年森林立地学会シンポジウム
震災から10年 津波にねばり強い海岸林(もり)づくりの「これまで」と「これから」
森林立地学会によるシンポジウム『震災から10年 津波にねばり強い海岸林(もり)づくりの「これまで」と「これから」』で、「宮城県名取市の100haにおよぶ津波被災海岸林の再生への挑戦」と題し、オイスカ本部GSM担当部長の吉田俊通が報告を行います。
シンポジウムでは、これまで海岸林再生や海岸林に関する調査、研究に携わってきた方々が講演を行います。それぞれの発表テーマは「海岸林再生プロジェクト」との関連性も高く、オンラインでどなたでも参加できる機会は貴重です。
ぜひご参加ください!
■日時:3月26日(土)13:30~16:00
■開催方法:オンライン(聴講無料)
■参加申し込み:登録フォームより受付
■プログラム:(敬称略)
第一部
津波に“ねばり”強い海岸林づくりへの挑戦
●宮城県名取市における100haの津波被災海岸林再生への挑戦(公益財団法人オイスカ吉田俊通)
●海岸林の生育基盤盛土の硬さが植栽木の根系発達に及ぼす影響(森林総合研究所・野口宏典)
●滞水環境が植栽苗木の根系へもたらす影響(森林総合研究所藤田早紀・野口享太郞、東京大学・丹下健)
●津波防災のため整備された防潮堤のり面における自然再生の取り組み:酸性土壌への植林活動とその後の経過(住友林業株式会社筑波研究所渡辺名月)
第二部
広葉樹導入の可能性とその“根張り”
●秋田県における海岸林への広葉樹導入にむけた取り組み(秋田県林業研究研修センター新田響平)
●西日本における広葉樹海岸林の意義と可能性(森林総合研究所大谷達也)
●防災林として植栽された広葉樹やクロマツの根の発達(森林総合研究所太田敬之)
●土を掘らずに“根張り”を評価:地中レーダーの可能性(名古屋大学谷川東子)
総合討論(コメンテータ:名古屋大学平野恭弘)
■お問い合わせ:
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所
立地環境研究領域内 森林立地学会事務局事業担当
山下尚之(森林総合研究所)・渡邉仁志(岐阜県森林研究所)
E-mail:ritchi_excursion@ffpri.affrc.go.jp
電話:029-829-8227
FAX:029-874-3720
■シンポジウム詳細はこちら:森林立地学会HP