2016年12月5日

第5回「マラ公団・オイスカ ビジネスフォーラム」 マレーシア・トレンガヌで開催 州政府からも強い期待が寄せられる

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  • 日本やブルネイからの参加者は、州の歴史や文化を紹介する博物館、名産であるバティックの工場やハラール認証を取得している海産加工品を製造する企業も視察
    日本やブルネイからの参加者は、州の歴史や文化を紹介する博物館、名産であるバティックの工場やハラール認証を取得している海産加工品を製造する企業も視察

     10月23〜26日、日本とマレーシアの企業による協働や技術移転、両国のさらなる友好関係の構築を目的に「マラ公団・オイスカ ビジネスフォーラム」がトレンガヌ州を舞台に開催されました。日本から会員を中心に20名を超える企業関係者が訪れ、マレーシアからは120以上の企業と、隣国ブルネイからの参加もありました。
     多くの時間を割いた情報交換やマッチングの場では、双方の担当者がビジネスの可能性を真剣に模索。マラ公団傘下のクアラルンプール大学や専門学校などからは、薬学や木工技術といった新たな分野での協働の相談が相次ぎ、オイスカを通じ日本の進んだ技術や仕事に対する倫理観、道徳性などを取り込もうとする様子がうかがえました。
     本フォーラムをきっかけに取り組みはさまざまに広がりを見せています。そのひとつとしてブルネイにもオイスカの総局が設立、10月に東京で行われたオイスカ・インターナショナル国際理事会で承認されました。また、マレーシア総局では会長にダト・スリ・イスマイル・サブリ・ヤアコブ地方地域開発大臣が就任、オイスカ・インターナショナルの中野良子総裁からの任命書が永石安明事務局長より手渡されました。新会長の就任により、同国におけるオイスカ活動のさらなる発展が期待されます。

    イスマイル新会長(中央)に任命書を手渡す永石事務局長。マラ公団のダト・イブラヒム・アハマド理事長も同席
    イスマイル新会長(中央)に任命書を手渡す永石事務局長。マラ公団のダト・イブラヒム・アハマド理事長も同席

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