2026年5月25日

「富士山の森づくり」2026年度活動レポート 全国電力関連産業労働組合総連合

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  • 実施日:2026年5月16日(土)
    実施団体:全国電力関連産業労働組合総連合 (企画:全国青年委員会)
    活動:シカ害対策ネット補修、除伐

    電力総連は、電力関連産業に携わる青年層の育成と連帯を目的として実施している「青年委員会ユースリーダーズセミナー」の一環として、「富士山の森づくり」のボランティア活動に取り組んでいただいています。今年で4回目の活動となりました。

    昨年度はあいにくの荒天により、屋内での雨天プログラムでの実施となりましたが、今年度は天候にも恵まれ、富士山も山頂から裾野までくっきりと美しい姿を見せてくれました。当日は、全国各地から次世代を担う青年リーダーの皆さんが集まり、活気あふれる雰囲気の中で活動がスタートしました。

    富士山科学研究所で行われた開会式では、実行委員の大川さんより、活動時の注意事項や服装、安全管理に関するルールなどについて説明が行われました。
    また、オイスカからは、本活動を支えてくださっている関係者、事前準備の様子、それぞれの役割など、当日の活動だけでは見えにくい部分についても紹介させていただきました。
    参加者の皆さんは、時折うなずきながら真剣に説明に耳を傾け、これから始まる森づくり活動への期待や意欲が感じられる開会式となりました。

    活動地では、林業のプロである指導員の皆さんが、安全に活動を進められるよう、事前に笹やバラなどを刈って道づくりを行い、資材の運搬や配布、作業手順の確認など、準備を整えて参加者を迎えてくださいました。

    参加者の皆さんはバスで林道を約30分移動し、活動地へ到着。各班に分かれて、指導員から丁寧に作業方法の説明を受けました。今回は9割以上の方が初参加ということもあり、皆さん真剣な表情で道具の使い方や作業の流れを確認していました。

    作業開始直後は、ハンマーやノコギリの扱いもぎこちなく、少しハラハラする場面もありましたが、ペア同士で「これで合っている?」「次はこっちかな?」と声を掛け合いながら、一つひとつの工程を丁寧に進めていました。

    数本の補修作業を終える頃には、自然と役割分担ができるようになり、作業スピードも徐々に向上。初対面同士とは思えないほど息の合った様子も見られ、森の中で協力しながら作業することで、班の一体感も深まっていっているのが伝わってきました。

    除伐作業では、木が倒れる際の安全確認が特に重要となりますが、「たおしまーす!!」「前よーし!!」と大きな声を掛け合いながら、周囲への注意を徹底して作業を進めていました。その姿はとても頼もしく、真剣さの中にも活気が感じられました。

    参加者からは、

    「普段は事務仕事なので、こういう作業は全くしません。大変だけど楽しい!」

    「自分も現場の仕事をしていますが、木を伐るのは本当に大変ですね…」

    といった感想が聞かれました。

    また、「森の香りがいいね!」といった声もあちこちから聞こえ、作業の合間には、自然の心地よさを感じながら笑顔で会話を楽しむ和やかな場面も見られました。
    最後に不要になったネットの運びだしにも協力いただき、予定の作業がすべて完了しました。

    閉会式では、オイスカ山梨県支部 事務局長の菅原より、今回の活動への感謝とともに、「森はボランティアの力だけで守れるものではなく、日頃から森を守り、木を育て、収穫し、活用している林業者の皆さんによって支えられている」というお話をさせていただきました。

    また、「クマの出没や集中豪雨など、森や自然に関する話題を耳にする機会も多いと思うが、これまでは、少し遠い場所で起きている事柄のように感じていたかもしれない。今回の活動を機に、実際に森を守っている人たちや森の現状を少しでも身近に感じてもらえたら嬉しい」と参加者へメッセージを送りました。

    続いて、参加者を代表して沖縄電力総連の城間さんより、「沖縄では山に触れる機会が少なく、スタートするところからドキドキしていたが、空気のきれいな森の中で楽しく活動することができた。全国の仲間と協力して作業できたことも貴重な経験だった」と感想が述べられました。

    さらに、「これから電気事業を担っていく私たち自身も、それぞれの地域で今できることに取り組んでいきたいと思います」との言葉もあり、参加者の皆さんにとって森づくりの大切さや自然とのつながりを改めて考えるきっかけとなっていたら嬉しいなと思いました。

    関係者に感謝の気持ちを伝える城間さん
    最後に指導員の方々も一緒に集合写真

    今年度、最初の活動を怪我などなく無事に終えることができました。活動に参加くださった皆様、そしてご協力・ご支援いただいた関係者の皆様、ありがとうございました!

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