各研修センターでは、日本からの訪問に合わせてたくさんのOB・OGが集まってくれた
2026年1月9〜16日、オイスカ本部職員および中部日本、四国、西日本研修センター副所長の計5名がインドネシアを訪れ、オイスカの研修を修了したOB・OGの取り組みや、各地での緑化や地域開発の現場を視察しました。
インドネシアでは、西ジャワ州のスカブミ研修センターと中部ジャワ州のカランガニアル研修センターが運営されており、農業研修や技能実習生の来日前の日本語研修などが行われています。両センターから派遣された訪日研修生、技能実習生数は累計で約600名に上り、現地センターの修了生ともにセンタースタッフとなったり、故郷で農業や建設業を営むなど各地で活躍しています。
今回の訪問では、オイスカインドネシア総局の協力を得て、センターを中心とする各地で約100名のOB・OGと面会しました。西ジャワ州では、自営農家としてキノコ栽培を行うジョコ・プラセティヨ氏を訪問。ジョコ氏は訪日研修修了後、スカブミ研修センター勤務を経て、2011年からキノコの菌床栽培の研究に取り組み、事業を成功させました。その道のりについて「日本で学んだ農業経営の知識や、働き方への考え方が大いに役立った」と話しています。さらに中部ジャワ州では、農業資材や野菜の苗などを販売するムルシット・バスキ氏が、農家を支える存在として信頼を集め、地域農業の発展に貢献している様子を確認しました。
キノコの菌床を手に事業を説明するジョコ氏(2 0 0 1・08年委託研修/花弁、菊栽培)
また、オイスカが各地で行う緑化や地域開発、「子供の森」計画の現場では、訪日研修生OB・OGや現地研修センター出身者がスタッフやコーディネーターとして地域住民と協力し、地域が直面する課題に向き合いながら事業を推し進めている様子を視察しました。
1975年にオイスカがインドネシアで活動を始めてから50年。これまで輩出した研修生数は、7600人を超えます。このOB・OGがさまざまな分野で社会を支え、地域の発展や次世代育成に貢献している姿から、オイスカの人材育成の意義や、国内センターの役割を再確認する機会となりました。今後、OB・OGを通じた日インドネシアの連携や国内研修のさらなる充実化を図る方針です。