2025年1月9日

【「子供の森」計画】4ヵ国のコーディネーターが来日 スキルアップと各国の連携強化を図る

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  • 24年10月19日から30日にかけて、「子供の森」計画(以下、CFP)コーディネーター研修を実施しました。コーディネーターの多くがオイスカの人材育成プログラムを受けた研修生のOB・OGで、学校や地域との橋渡しをしながら、子どもたちの指導にあたっています。プロジェクトの要となる人材のスキルアップと国を超えた連携の促進を目的として、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、タイから6名を日本に招き、愛知、岐阜、宮城、東京で環境保全や環境教育に関する研修や報告会を行いました。

    参加者らは、日本の森林の課題や保全活動、森林の成長や健康状態を確認するモニタリングの方法、子どもたちが森や自然に親しみ、豊かさを体感できるようなプログラムづくりなどについて学びを深めました。

    「研修で得た知識やアイデアを自国の環境や状況に合わせて活用していきたい」、「国は違っても同じ想いで努力し、課題に取り組む仲間と出会えて、活動への熱意とモチベーションが上がった」といった感想が寄せられ、研修を通じてCFPへの想いを新たにした様子がうかがえました。自主的に参加者同士のSNSグループもつくられるなど、今後もリアルタイムで情報交換が行われ、国を越えた協力の輪が広がっていくことが期待されます。

    岐阜県支部主催の活動報告会も開催された(大垣市)
    木々などの様子から、森の健全な状態を判断する「森の健康診断」を学んだ

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