2024年3月26日

「富士山の森づくり」2023年度活動レポート 本田技研工業株式会社

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  • 実施日:2023年9月2日(土)
    実施団体:本田技研工業株式会社
    活動:シカ害対策ネット補修、除伐、下刈り

    当日は朝から晴れて雲間から富士山の姿も見える活動日和でした。
    この回の参加者は、春のイベントに比べて多く、親子連れなど総勢100名以上の大所帯での活動となり、さらに活気がありました。

    開会式では、総務部長の開会挨拶に続いて、山梨県代表として富士東部林務環境事務所 課長より、「皆さんに作業をいただく場所は、世界遺産にも指定されているエリアで病害虫の影響で枯死してしまったところに5種類の自生種の広葉樹を植え、多様なセクターとの協働で針広混交林の森になるように今は、植栽した木々にかかっているネットの補修などを行っていただいている」といったお話と「多くのご家族連れでボランティア活動にご参加いただけることが何よりありがたい」との挨拶がありました。 その後、この活動で目指す100年後の森の姿や天然林と人工林の違いなどをオイスカより説明しました。最後に本田技研工業事務局より作業手順と注意事項の説明を受けて、活動地に出発しました。

    活動地では、10班に分かれてそれぞれが担当する植栽地に入り、班ごとに指導者から作業のやり方の説明を受けて作業がスタートしました。

    • 本田技研工業ではリピーターの方々以外にご家族連れの参加も多く、今回も21組の親子(春の活動の約2倍)が参加され、子どもさんたちもお父さんやお母さんたちと同じ作業を体験していただきました。
    • 初めて親子で参加された方にインタビューをしたところ、「支柱にエポタイを通すときに、竹を巻き込みながら縛らないといけないので、それが簡単にはできない。」(子どもさん)「子どもが、特に支柱をうつなど、(普段はできないので)たのしいみたいです。」(お母さん)といった感想も聞かれました。
    • その他、低学年の小さいお子さんだと作業につかれた時などは、周りに野イチゴの実(モミジイチゴ)があり、イチゴ探しに夢中になっている子や「食べられるのかな?」と興味を持ったりしている子どもさんもいました。
    •  子どもの中には、普段では見ることが出来ない虫に驚き、作業に集中していた周りの大人も子どもの素直な反応をきっかけに、「活動地にはこんな虫がいるんだ!」といった声とともに活動地の動植物により、興味を持っている方々もいらっしゃっいました。

    作業は、子どもの頑張りもあり、最終的に10班で約280本のシカ害対策ネットの補修作業を行っていただくことができました。

    今回は、作業終了後に活動地で関係者にお礼をのべ、解散という形をとったため、閉会式も現場で行いました。

    本社と和光、狭山からご参加いただいた皆さま、また事務局の皆さま、ありがとうございました。来年も現場で皆さまとお会いできることを楽しみにしています。

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