2009年2月21日、宮城県仙台市にある児童養護施設「仙台天使園」にて「森のつみ木広場」を開催しました。
参加した同園の小学校1年生~6年生の子どもたち30名ほどは、ホールに赤い絨毯が敷き詰められると、「うわぁレッドカーペットだ!」と、広場が始まる前から大興奮。つみ木遊びになると、ボランティアとして参加した東北福祉大学の学生や友だちと、普段から一つ屋根の下で生活しているチームワークを活かし、協力して作品作りに取り組んでいました。
終了後、同園の先生からは「子どもたちがほんとうにイキイキしていました」、「また来てほしい。もっと日常的に子どもたちがつみ木とふれあえたら」との感想が出され、宮城県内でさらに活動を普及していくための良い足がかりとなりました。
翌22日には、同県松島町で行われたイベント「松っ子まつり」(松島町子ども会育成連合会)に「森のつみ木広場」を出展しました。会場には同町の子どもたちが大勢訪れ、「森のつみ木広場」のブースも常にたくさんの親子連れや子どもたちで賑わっていました。また、同町の町長や小学校校長、教育委員会など多くの教育関係者も本ブースに足を運び、積極的にスタッフに質問をしており、「森のつみ木広場」への関心の高さがうかがえました。
この2日間には、大学生のボランティア参加や、松島町の諸団体との出会いがあり、今後、オイスカ・宮城県支部を中心に「森のつみ木広場」を展開していくためのネットワーク作りの第一歩となりました。さまざまな展開方法が見えた宮城県では、今後の活動の広がりに期待がかかります。