10月21〜25日、中野悦子理事長をはじめ、富山県支部、首都圏支部を中心とする全国の会員 49 名がパプアニューギ ニアを訪問しました。一行は、24 日に開かれたラバウル・エ コテック研修センターの設立30 周年記念式典に参加したほか、「子供の森」計画参加校のセント・ジョセフ学校で子どもたちと共に、12種165本の記念植樹を行いました。
式典には、センターのある東ニューブリテン州のコスマ ス・バウク副知事や多くの研修生の出身地であるオロ州のガリー・ジュファ知事など多くの来賓、ラバウル総局関係者やOBなども参加しました。 歌あり踊りありの一日がかりのプログラムが催され、地域住民や「子供の森」計画参加校の子どもたちなど約1200名が集う盛大な記念式典となりました。
センターは、現地から稲作などの農業指導の要請を受けて設立され、2007年には 農業畜産省から稲作普及施設に認定されるなど、着実に成果を上げてきました。現在ではカカオ生産などの生計支援につながる地域開発プログラムや森林保全活動にも力を入れています。また、周辺の州政府からは、新たな研修拠点の開設などが要請されており、同国における農業分野での貢献がますます求められています。