オイスカは、全国の支部・推進協議会が中心となり海外ボランティアツアーを実施しています。この夏も、会員の皆さまをはじめ多くの方々がオイスカの海外の現場を訪れました。
7月21~27日には、富山県支部主催による「『緑の植林協力隊』2013~日本ミャンマー友好の森植林~OISCA JAPAN訪問団」と題したツアーが実施され、日本各地から30名が参加。ミャンマー農林業研修センターでの研修生らとの交流会のほか、「日本ミャンマー友好の森」のあるモンニン村での歓迎式では、村人総出の歓迎を受けました。
式典後には研修生、現地の子どもたち、村人とともに6種500本の苗木を植樹。年間平均降水量が500㎜ という厳しい自然環境にありますが、野村二郎氏(長野県)より寄贈された給水車のおかげで給水管理が可能となり、より多くの苗木が無事に生長することが期待されます。同支部事務局の北森岩雄からは、「私たちが植えた本数はわずかでも、この地に集まった多くの人々の心に森づくりの大切さを伝えられたことは、大きな成果だと思います」との感想が寄せられました。
ミャンマーには佐賀県推進協議会からも14名が訪問。また、静岡県支部、山梨県支部などがタイやフィリピンに赴き植林を行いました。毎年同じ場所を訪れるケースも多く、現地の人々との交流も年々深いものとなっています。心の結び付きをも含めた活動こそが真の協力と考え、今後もさまざまな海外ボランティアツアーを推し進めていきます。