2011年10月11日

タイとミャンマーの洪水被害 「子供の森」計画参加校も被災緑を取り戻す植林支援を予定

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    1階部分が水没してしまったタイ・アユタヤ県のワットクディライ学校
    1階部分が水没してしまったタイ・アユタヤ県のワットクディライ学校

     タイでは、2011年7月の初めに大型台風がベトナムに上陸した影響で、北部や東北部が大雨に見舞われ、あちらこちらで洪水が発生しました。水は川を下って徐々に南下し、10月にはアユタヤを含む中部地域一帯を水没させました。水はさらに南下してバンコクにまで迫りましたが、オイスカ・バンコク事務所は幸いにも被害がなく、通常通り業務を継続しました。しかし、被害が最も大きかったアユタヤ県やチャイナット県では「子供の森」計画参加校が被災。水深が3mに及んだ学校もあり、11月末現在、開校の見通しは立っていません。オイスカ・タイでは、これらの地域の水が完全に引いて学校が再開されるのを待ち、復興整備の一環として、木々が失われてしまった支援校にもう一度緑を取り戻す植林支援を行っていく予定です。 

     10月下旬にはミャンマー中部でも豪雨による大きな被害が出ました。イエサジョ郡にあるミャンマー農林業研修センターでも畑がすべて冠水したほか、建物の一部に浸水が見られましたが被害は軽微で、プロジェクト運営への影響はありませんでした。

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