オイスカでは今年6月に、マレーシアに日本人駐在員を派遣し、新たにオイスカ・クアラルンプール事務所を立ち上げました。オイスカ・マレーシア総局と協力し、「子供の森」計画などの活動を推進しています。 新体制での最初の大きな活動として、7月31日にセランゴール州クアラセランゴールで、オイスカ静岡県支部からの参加者27名と地元の学生や政府関係者など、総勢200名で1100本のマングローブを植林しました。参加者のほとんどが初めての植林でしたが、ぬかるみで足場が不安定な中、お互いに協力しながら一本一本苗木を植えていきました。今回の植林地は津波の影響が懸念されており、今後被害を最小限に食い止めるマングローブ林としての成長が期待されています。
日本からの参加者を受け入れた植林は同事務所としては初めての試みでしたが、今回、受け入れの準備や調整には、同国の環境省、教育省、森林局、地方自治体などから協力を得ることができました。
また、この活動が良いアピールとなり、現在、同国の教育省やNGO団体などとの協働プロジェクトの話が進んでいます。オイスカのマレー半島での活動が今後さらなる広がりを見せていきます。