2015年11月16日、富山県支部設立40周年記念大会が富山市内で開催されました。開会に当たり、同支部の新木富士雄会長は、県内のオイスカ活動は、1975年の支部発足の14年ほど前、当時の吉田実知事の呼びかけにより広がったことに触れ、その歴史の長さを強調しました。続く石井隆一県知事、横山栄県議会議長らの祝辞の後、40年余にわたり会員として協力してきた企業や個人、また支部の活動に力を尽くした方々に感謝状が贈られ、長年バングラデシュで農業指導に携わってきた宮嶋秀夫氏が代表して謝辞を述べました。
ユスロン・イーザ・マヘンドラ駐日インドネシア大使を迎えての記念講演では、「インドネシアの労働力や農業生産力が、日本の技術や資本と補完し合い、協力することで互いに利益が生まれる」と語り、同国で事業を展開する企業や経済界からの参加者は熱心に耳を傾けていました。
オイスカへの理解を深めると同時に、これからの環境保全や国際協力の推進に向け、それぞれが思いを新たにする記念大会となりました。