愛知県内を中心に、現在67の企業・団体で構成されるオイスカ中部日本後援会の活動報告会が、2013年12月3日、約60名の参加を得て名古屋市で開催されました。冒頭、同後援会の川口文夫会長(中部電力㈱相談役)より、中部日本研修センターを中心に行われるオイスカの人材育成事業について継続的な協力の表明がなされたほか、愛知県支部の杉浦正行会長(前安城市長)からは、11月にフィリピンを襲った台風被害に対し、支部一丸で支援に取り組むとし協力が呼び掛けられました。
本部職員より、同センターで学んだ研修生OBの活躍や国内での最新の動きを報告、その後、オイスカ顧問で東京大学名誉教授の太田猛彦氏が「森林飽和&オイスカが取り組む宮城県での海岸林再生」をテーマに基調講演を行いました。
日本各地の海岸にあるマツ林は飛砂などを防ぐインフラであること、東日本大震災の時には津波の浸入を遅らせたり漂流物をとらえるといった減災機能を発揮したことなどを例に挙げ、海岸林再生の必要性について訴えました。報告会の様子は、12月6日付けの電氣新聞に掲載されました。