パプアニューギニアのラバウル・エコテック研修センターでは、労働産業関係省のインディペンデンス・フェローシップ・スキーム(IFS)と呼ばれる技能訓練奨学金制度を得て、多くの研修生が学んでいます。 1月19~26日、IFS局長とその上司にあたる労働産業関係産業省事務次官補ら3名が来日しました。目的は、かつてIFSの奨学金を受けたことのある、同国からの訪日研修生ミミ(Ms. Miriam Pohakiu:四国研修センターの女性生活改善コース)の研修修了式への参加でしたが、奨学金対象者をラバウル・エコテック研修センターの研修生だけではなく、将来は訪日研修生にも充てることを視野に入れての視察でした。視察中、特に一行が感嘆していたのは、研修生の目的意識の高さと礼節をわきまえた態度であったとのことです。今回の視察が一つのきっかけとなり、数年後、同国からの国費留学生がオイスカの国内研修センターで学ぶ日がくることが期待されます。