2009年11月24日、財団法人オイスカの平成21年度第2回理事会を開催しました。オイスカは、政府の公益法人改革において新たに設けられた公益財団法人への移行を目指しています。今回の理事会は、そのために必要な法人の憲法ともいえる定款の変更案について、事務局作成の定款改定案に対する理事らの意見を求めることを主な目的として開催されました。
09年6月の評議員会で新たに選任された理事の紹介に続いて、事務局から変更案の説明が行われました。理事からは事務局案に対する指摘がいくつか出ましたが、おおむね賛同が得られました。今後、提出された意見をもとに最終の定款変更案を作成し、各種内部規程と併せて、3月に開催予定の第3回理事会にはかって停止条件付決議を得るとともに、移行審査に欠かすことのできない平成22年度事業計画、ならびに予算の承認を得て、10年夏ごろに内閣府への移行申請を行うことを目指しています。公益認定までには申請後数ヵ月かかると見込まれます。
公益財団法人へ移行することで、これまで以上に税制上の優遇措置が得られ、社会からの信用度も高まるなど、今後の財団運営にとって大きなプラスになると考えられます。