6月8日、フィリピンから一時帰国中の池田廣志ミンダナオ・エコテック研修センター所長が、佐賀県推進協議会総会において、同センターでの活動状況や「まだまだやることがある!」と同国に寄せる自身の思いなどについて講話しました。その後、朝倉推進協議会、佐世保推進協議会、鹿児島県推進協議会、宮崎県推進協議会、北九州推進協議会、ラブグリーンの会など、「今の日本は元気がないから私が元気にしてやるくさ」と同19日までに14ヵ所での講話を精力的に行いました。
池田所長は福岡県の出身で、1971年にミンダナオ開発団の一員としてフィリピンに渡り、85年の同センター設立と同時に所長に就任。植林や農業技術の普及に取り組み、それらを通した現地青年の育成や農業の振興などの功績は同国で高く評価されています。「こうした活動は会員の方々の支援、特に出身地の方々の物心両面での支援があってできた」として改めて感謝の意を表したものですが、話の節々にはふるさと日本に対する池田所長の強い思いがうかがわれました。