2011年3月28日

<第4報>東日本大震災:フィリピンからも支援が寄せられています!

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    募金活動の様子。バスから寄附してくれているのは、地元の高校生たち
    「にほんには あしたがある」。日本語のメッセージが書かれた横断幕を持って

     3月25日までに、オイスカに関わりの深いフィリピンの西ネグロス州、バゴ市、サガイ市、シライ市から、あわせて55万ペソ、日本円にして約103万円の支援金拠出が表明されました。 
     西ネグロス州のマラニオン州知事はオイスカフィリピン総局の会長で、バゴ市、サガイ市、シライ市にはそれぞれオイスカの総局があります。フィリピンでは、1963年に農業研修生を受け入れたのを始まりに、今日までさまざまなプロジェクトを実施してきました。今回支援金をいただいた西ネグロス州にはオイスカバゴ研修センターがあり、1981年より現地の青年たちに農業などの研修を行っています。また、「ネグロス養蚕普及プロジェクト」では、地域農家への地道な普及活動を展開し、貧困削減のために地域に広く定着する産業とすべく養蚕農家を育てています。このような背景から、同地とオイスカや日本との結び付きはとても強く、震災を知った際には、いち早く支援を申し出がありました。

     さらに、街頭募金やバゴ研修センターで学ぶ研修生らによる募金も1万ペソ(約18,000円)が寄せられており、今後、ネグロス島を含む西ヴィサヤ地方のすべての学校で募金を実施する計画もあるとのことです。

     相互扶助の支援の輪が、フィリピンでも広がっています。

    手づくりの募金箱
    手づくりの募金箱
    募金活動の様子。バスから寄附してくれているのは、地元の高校生たち
    募金活動の様子。バスから寄附してくれているのは、地元の高校生たち

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