2010年9月27日から四国研修センターで実施されていた「農村における女性の経済的エンパワーメント促進のための農産物加工品の開発及びマーケティングコース」の研修が、12月5日に修了しました。
このコースは、(独)国際協力機構(JICA)からの受託によるもので、研修期間は2ヵ月半、12年までの3年間実施されます。研修内容は、09年まで行われていたJ ICA「農村女性の生活改善と村づくり」コースが評価されたことを受け、その中の〈農産物加工〉と〈地域開発〉が主になっています。今回はアフガニスタン、ミャンマー、パキスタン、ソロモン諸島、トンガ、東ティモール、ザンビア、スリランカの11名が参加。農産物加工の基礎実習、徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」、滋賀県高島市朽木の地域おこしを視察、香川大学から講師を迎えた「食品学・食品衛生学」などの研修を行いました。研修以外でも、日本を知り、他国の事報を知ることで、研修生たちが自国で必要なことは何かを知る機会となりました。