9月25日(土)オイスカ創立60周年を記念して、オイスカ・グローバルユースフォーラム2021がオンラインで開催されました。当日はアジア太平洋地域を中心とした世界9か国・地域から150名以上の若者リーダーたちが集まり、持続可能な未来に必要な環境保全活動や生物多様性保全について意見を交わし合いました。
1976年に始まったオイスカのユースフォーラムは、「いつの時代も未来を創るのは若者たちである」という理念の元、これまでにタイ、カンボジア、フィジー、インド等々の世界各地で開催し、各国の若いリーダーたちをつなげ、持続可能な社会や未来のために対話をし、また共に活動する機会を提供してきました。
今年で20回目となるユースフォーラムは、初の試みとしてオンラインでの開催となりました。言語の壁を超え、より多くの国や地域の若者たちの意見を吸収するために、数カ月前より『生物多様性と環境保全』をテーマに各国総局別にスピーチコンコンテストを実施。コンテストには全体で世界14の国と地域から500以上の素晴らしい作品の応募がありました。
9月25日はそのスピーチコンテストの最終発表の場とし、各国から選抜された優秀作品の中から、さらにインターナショナル審査委員会にて選出された受賞者たちが、そのスピーチを披露しました。その後、参加者たちは小学生、中高校生、大学生以上の3つのグループに分かれ、お互いにつながりあったり、また環境保全と生物多様性について意見交換をしました。今回のスピーチコンテストを通じて寄せられたメッセージはレゾリューション(決意表明)としてまとめられ、報告とともに国連や関係機関に提出していきます。
スピーチコンテストの小学生部門で、日本(第一次審査)の最優秀賞受賞者であり、インターナショナル(第二次審査)で優秀賞を受賞した星万潤さんは、25日当日、自身の主張を堂々と英語で発表し、各国の同世代の子どもたちに日本での取り組みや環境、動物たちとのつながりの考えなどを共有しました。
今回、同じ志を持った各国の青少年がオンラインでつながったことで、オイスカ60年の歴史を活かし、これからの未来に向けて大きく羽ばたいていくための、若者たちの羅針盤となる意義深いフォーラムとなりました。
当日の様子はこちら
https://youtu.be/RJdm2kocWeE
スピーチコンテスト(インターナショナル受賞者)はこちら
https://oisca-cfp.jimdo.com/global-youth-forum-2021/
スピーチコンテスト(日本国内受賞者はこちら)
https://oisca.org/news/?p=14742