8月26日から31日、西日本研修センター(以下、センター)の企画で行われた、「ふれあいの翼2018フィジーツアー」で13名がフィジーを訪れました。センターの地元、脇山地区からも6名が参加、マングローブ植林などのほか、ソフトボールの親善試合に臨みました。これは、2016年にセンターで学んだ研修生OBルケが、子どもたちにソフトボールを指導していることから実現したものです。
ルケはセンターで研修中、地元テレビ局の番組の企画で、ソフトボールを初めて体験。ラグビーに親しんできたルケは、ソフトボールにはなじみがなかったものの、一緒に学ぶ研修生と練習を重ねながら地元のチームと対戦をする中で、その楽しさに目覚めたといいます。日本からグローブを持ち帰ったほか、現地でも道具の調達に奔走。同国で野球やソフトボールの普及発展のために活動する青年海外協力隊員の協力も得ながら試合当日を迎えました。
親善試合は日本チームが優勢で進みましたが、後半はボールに慣れてきた子どもたちに、ホームランやヒットが続き、5対3でフィジーチームの勝利となりました。初めてオイスカの海外の現場を訪れた脇山の一行からは、ふるさとで活躍するOBとの再会、子どもたちの明るさや目の輝きに感動する声が聞かれました。オイスカのスタッフとして、農業の指導を行いながら同国のソフトボールの普及発展にも貢献するルケの取り組みは、これからも続いていきます。