【セミナー開催予定】3月14日(土)午後 『宮城の海岸防災林のこれから ~全国の好事例に学ぶ~』in仙台防災未来フォーラム2026(国際センター)
吉田です。まだ、告知開始前ですが・・・予告です。全国の現場に精通した森林総合研究所の専門家、オイスカの現場責任者による発表と、地元市民を交えたトークイベントを予定しています。(翌日午前中は、オイスカ海岸林ボランティアリピーター限定で、現場で「松枯れ勉強会」をしようかと相談しています。(この時期ですと、いわゆる「越冬枯れ」が始まっているかもしれません)
行事名:仙台防災未来フォーラム2026
日 時:2026年3月14日(土) 13:30~15:00
場 所:仙台国際センター 展示棟 会議室4-A
アクセス:地下鉄東西線「国際センター駅」下車
登壇者:森林総合研究所専門家(調整中)
市民代表(調整中)
オイスカ 吉田俊通・浅野奈々穂
申込先:公益財団法人オイスカ 海岸林担当(吉田)
kaiganrin@oisca.org TEL: 03⁻3322⁻5161




名取北高校野球部、センバツ高校野球21世紀枠の東北地区代表に選ばれました!
吉田です。昨夜、顧問の榊先生がこのニュースを共有くださりました。この冬も選手各自は、自主的に鍛えることでしょう。2月28日(土)AM、一緒に作業するのが楽しみです!
【高校野球】21世紀枠の東北地区候補選出の名取北 海岸林再生プロジェクト参加で東日本大震災からの復興に尽力(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
以下は、昨夜このニュースを共有した直後、海岸林ボランティアリピーター某氏からの返信です。元高校野球球児の彼は、秋季宮城県大会3位決定戦、東北大会、名取市内3校の定期戦、学法福島との練習試合など最近7試合応援に行ってます。完全な名取北高校野球部ファン。
「私は今、名取北高校野球部の過去の試合をYouTubeで見ながら感動しています。長崎西、北海道代表が立ちはだかると見てますが、評判はすこぶる良いようですね。今は、余震が不安ですね🫨今宵は呑みまくります🍺🍶(アパート内ですから安心して)。名取北高校野球部、おめでとうございます⚾️」










11月の公募ボランティアにも参加



長く関わりをもっていますが、2024年あたりから振り返ると・・・

(現2年生)












彼らを含む若者のことは、下記にまとめています。https://oisca.org/kaiganrin/blog/category/%e8%8b%a5%e3%81%84%e4%ba%ba%e3%81%9f%e3%81%a1%e3%82%88%e3%82%8a%e3%80%81%e8%8b%a5%e3%81%84%e4%ba%ba%e3%81%9f%e3%81%a1%e3%81%b8/




吉田です。12月7日(日)10時半ごろ、伊藤さん、森さん、柚原さんと軽作業を終えておしゃべりなどしていると、白鳥の大きな鳴き声が。伊豆沼から飛んできてるのか?それとももっと北から?飛来は1月がピークって書いてありましたが。名取市内では近年見ませんが、南の岩沼、南相馬などではいつも決まった場所で見ることが出来ます。





そのあとは、「日曜だし、もう仕事はやめて勉強に行きましょうかー」ってことで、昼過ぎまで、県南の松枯れ被害地の視察に行きました。写真は岩沼市にて。

宮崎県の海岸林③ ~一ッ葉海岸中心部~
吉田です。一ッ葉海岸林は面積413ha、全長10㎞、平均幅450m、最高樹齢170年以上。写真ではわかりませんが、内陸側に向かって緩やかな傾斜と連続砂丘が続き、最も内陸側はかなり高い砂丘となっていました。(佐土原地区も同様でした)松枯れは1981年~。

左上に見えるのが富裕層をターゲットにして経営復活したシーガイヤ。この会社と行政が、それぞれ応分の負担をして海岸林を維持管理しているのが大きな特長と聞いていました。写真の通り、松枯れは皆無ではありません。官民連携による時機を失さない施業など最善の努力の結果、微害に食い止めていると見えます。何が何でも守ねばならない海岸林と位置付けているのでしょう。*シーガイヤHP





上からの写真はコンドミニアムの最上階から撮影。私の宿は真下の森の中のコテージ(左下の写真)。


ヘリ散布が出来ないので樹冠注入。
高価ですが、効果は7年。












このシーガイヤを北上すると、昨日紹介した②の佐土原地区石崎浜になります。




一方、波打ち際では海岸浸食対策が続いています。アオウミガメの産卵地でもあるそうです。







昼メシはチキン南蛮!(前夜に続き)とシュミレーションしてましたが、目一杯見過ぎたので断念。「松枯れ防除実践講習」に向かいました。そのかわり、もう一か所立ち寄り。宮崎空港の西端にある特攻隊の慰霊碑に。






宮崎県の海岸林② ~宮崎市佐土原町石崎浜~
吉田です。木崎浜から大淀川を渡り、両側に海岸林を見ながら走れる一ッ葉海岸有料道路を北上。ポツポツしか松枯れがないシーガイヤ付近を通過すると、遠くに茶色が見えました。いわゆる激害地でしょう。この14年半で、秋田、福島、宮城、千葉、静岡、長野、香川、福岡の惨状を見に行きました。被害拡大の要因の一つとして、あまりの被害木の多さに、予算面や人的に伐採・処理が追い付かずタイムアップとなって、マツノマダラカミキリが大量に羽化してしまいます。ここの現場の激害化への進行は今年始まったことでなく、数年前からだろうと思いました。
クロマツ海岸林には、こういう恐ろしいリスクがあることをよく知っている人は多くありません。行政マンでも、無知や誤った解釈をしている人が多いのが事実で、一般市民であればなおさらです。激害地になる可能性があることなど、信じられないでしょう。森林の被害は様々です。蔵王の樹氷を形作る青森ヒバが「トウヒツヅリハマキ」に侵されていることも、広葉樹の「ナラ枯れ」(菌をカミキリが媒介)が全国に蔓延していることも、私の自宅がある東京・多摩地区の、青梅市の梅がウメ輪紋ウイルスに感染し(2009年)、4万本が伐採されたことも、ソメイヨシノの外来種クビアカツヤカミキリ被害が15都府県に蔓延していることも、かなり報道されていますし、防除・再生の努力も続けられています。職業柄、無関心ではいられません。






ただ、ここは最内陸側一帯が広葉樹林化していました。防災林機能としてこれが唯一の救いに見えました。ですが、最前列の被害箇所はいずれ抵抗性クロマツの再造林をすると思います。広葉樹では無理でしょう。


今回の宮崎海岸視察では、海岸浸食にも注目しました。宮城の海岸も同様ですが、波打ち際にも、海岸林にも、厳しい環境があり、努力の様がありました。







【TV放送&見逃し配信】12月20日(土)午後5時25分~ ミヤギテレビ「~フジパンPRESENTS~ミライのタネ見っけ!」
番組HP:https://www.mmt-tv.co.jp/program/mirainotane-mikke/
放送日:12月20日(土)午後5時25分~予定(約2分間)
放送終了後には「ミヤテレMoTTo」というサイトにて、約3か月間の見逃し配信を実施いたします。
※youtubeではなく、ミヤギテレビの独自サイトになります。
ミヤテレMoTTo: https://www.mmt-tv.co.jp/movie/
ミヤテレMoTTo ミライのタネ見っけ!: https://www.mmt-tv.co.jp/movie/c_lbjwbfdwh3xi8d87.html




宮崎県の海岸林① ~木崎浜46ha~
吉田です。日本緑化センター主催の「松枯れ防除実践講座」参加のため、11月30日(日)に1日早く宮崎空港に降り立ち、翌日午後の開講までの半日×2を現場実踏に充てました。
(私がオイスカで働き始めた)1994年、林内にシーガイヤリゾートが開発されつつも、それが良い面に働き、よく管理された「一ッ葉海岸」として知られています。首脳会議をやるほどの場所です。ですから是が非でも守らねばならないというアドバンテージが働いていると思います。ですが、今年の全国の松枯れ報道を調べると、宮崎県も酷い被害を受けていると知りました。*2025年の松枯れ被害報道
まず空港から南へ。観光地「青島」の北、「木崎浜」へ。WBC「侍ジャパン」や読売ジャイアンツのキャンプ地の総合運動公園があり、「サーフィンの聖地」と県庁の方は言ってました。
最内陸部は南国らしい広葉樹林。さすがに東北とは違う林相です。ですが、その広葉樹もつかの間で、想像以上にクロマツ中心で、「明るい」海岸林でした。陰気さゼロ。ここでは松枯れ対策の薬剤ヘリ散布を毎年実施した結果、被害木はごく少数。海に出ると、今度は海岸浸食の爪痕とその対策工事が目に留まりました。砂浜もマツ林も危機と隣り合わせという、全国の沿岸の典型的な現状そのもの。
下の写真は、波打ち際から最内陸部に向かって400mあまりを歩いた写真です。










10,000本/ha植え










穿入孔








本数調整伐・衛生伐採(よく育っていない弱いマツを先行して伐る)はしていないようでしたが、毎年確実に松枯れ被害木を伐倒駆除・バイオマス発電利用(需要が十分あるため、林内燻蒸処理の必要なし!)する成果として、林内は見通しがよく、とても明るく、作業道は散歩する人・陸上部の若者に利用されていました。自然砂丘のアップダウンがトレーニングに有効でしょう。ゴミはまったく見かけません。ただし、明るい林内ながら、最内陸林縁部以外の広葉樹への樹種転換(クロマツ全滅となった場合の備え)が意識されていると感じましたが、私が想像していたより最内陸に留まっていました。やはり前面部のクロマツを大事にすることがまず肝要なのでしょう。
翌日の講座ではイヤホンマイクが用意されたため、専門家の方々の解説や会話をしっかり聞けたのですが、元石川県庁職員で樹木医の講師の方が「正直に言って、松枯れ対策など非常によく管理されている」と繰り返していました。

下の写真は、内陸側の人家や畑から見た木崎浜海岸林です。








ゴミゼロ
全国初!宮城の海岸防災林がJ-クレジットの森林管理プロジェクトに登録!
■宮城県=東日本大震災から再生した海岸防災林がJクレジット登録|クリーンエネ – リム情報開発リム情報開発
https://www.rim-intelligence.co.jp/news/rre/1815288.html
■全国初!海岸防災林がJ-クレジットの森林管理プロジェクトに登録されました!
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sinrin/mgcpj-credit.html
吉田です。ここまでご尽力された担当当局の方々には頭が下がります。ですがまだ第一関門の段階。道のりは長いと思いますが、大願成就を願います。我々としては、海岸林の多機能な存在意義とともに、CO2削減の「取引商品」としても価値が高くなるよう努力するのみです。


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こんにちは、インターン生の柴﨑です。
11月13日、マツ材線虫病の研究の第一人者で森林総研東北支所の中村克典さんとオイスカ名取事務所佐々木統括と吉田さんと一緒に、松食いの被害が出ている地点の視察に同行させていただきました。
中村さんは、罹患が疑われる松を見つけると迷いなく森に入り込み、松にも登ってしまいました。まさに現場主義、課題解決型の専門家(談:吉田さん)。なおかつ、とても視野が広く、物腰も柔らかな方で、知識の足りていない私にも理解できるように分かりやすく丁寧に教えてくださいました。
身に染みて感じたのは、”正解は時代とともに変化していく”ということです。視察後の中村さんと吉田さんとの夕食で、“”行政マンや現場第一線の実務者の知識・経験と、現在も研究を続け、情報を更新し続けている研究最前線とは、ときに食い違う部分がある“”と聞きました。“”情報のアップデート“”、どちらもその時代の正解であったことは間違いありませんが、その正解自体が変化し続けていると感じました。自分も今大学で学んでいますが、社会に出てからも更新され続ける情報を学ぶことを辞めてはいけないのだと思いました。








15日は多くのボランティアさんと一緒に、モニタリング調査を行いました。今回、今までと大きく変わったのは、今までのように参加者側として吉田さんや浅野さん、ベテランの方々についていくのではなく、受け入れ側としてボランティアの方々を先導する役割を担ったことです。
指定されたプロット地点に行き、松の成長の調査を行ったのですが、事前に下見ができていなかったプロットがあるとまずプロットを探すのに時間を使ってしまいボランティアの方を待たせてしまう時間がありました。(吉田の地図記載ミスです!ごめんなさい!!)また、道案内や測定の方法などについても、自分の1つの行動や発言がチームに与える影響が今までよりずっと大きいなと感じました。指示を出す側は、発言が力を持つ分、その発言に責任を持たなければなりません。そのための準備は最大限するべきだということ、当日予想外のことが起きたとしてもその場で優先順位を考えて最善の動きを決めチームが混乱しないようにすることの重要性を改めて感じました。
責任の生まれる役割を任せてくださったことでとても成長できた時間でした。オイスカでのインターンを通じて得られた教訓や学びを必ずこれからの人生に生かしていきたいと思います。




吉田です。マツ材線虫病対策の第一人者、森林総研の中村克典さん来訪を11月13日に控え、最新のマツ材線虫病被害調査だけのために、11月1・2日に一人名取に来ました。空港北側敷地内、隣接する内陸耕地防風林、空港誘導灯両側の市管理地、生物多様性配慮ゾーン、八間堀沿い、岩沼市最北端海岸林、そしてオイスカ管理の海岸林、合計188本をこの調査で確認。詳しいことはよく整理したうえで後日書きます。
ですが、一つだけ良いことがありました!!北釜残存林で、森林害虫を探すアカゲラの群れと偶然遭遇。辛うじて初撮影成功。慌てました。手が震えました・・・ほんとにあっという間に皆いなくなってしまいました。
案外大型なんだな。仙台空港敷地内の被害木群にも見慣れぬ群れがいると思ったのですが、あれもアカゲラだったとわかりました。
「マツ材線虫病に有効な天敵はいないのか?」と時々聞かれますが、「すべて」のカミキリムシを羽化して飛び立つ前に100%食べてくれるならいいのですが。カミキリの数も数ですし、とても不可能です。




ついでに、悪いニュース。空港誘導灯沿いを被害調査しながら耕地に出ると・・・最悪の雑草、侵略的外来種ワースト100の「アレチウリ」群を発見。0.05haぐらいか。地主が早く何とかしないと・・・




