3度目の播種開始 ~八十八夜の別れ霜~
2014年5月3日( カテゴリー: プロジェクト推移 ~要約版~, 現場レポート )
「きょうは立春から数えて88日目に当たる。
『八十八夜の別れ霜』と呼んで気候が安定し、農家は種まきに精を出す。」
昨日の河北新報の1面コラムで、このように紹介されていました。
穀雨の二日から一転しての好天。
5月2日、第一育苗場では、宮城県産マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ27,792粒(650g)を300ccコンテナ1,158ケースに、名取市海岸林再生の会メンバー21人工で播種しました。2012年、2013年に続く3度目の播種です。
再生の会メンバーは疲れもピークなはず。しかし、大友班長は、朝一番から腹を抱えて笑わせるトークを連発。
「今日は種蒔き。楽しんでやりましょう」と佐々木統括。本当に目標に向かってまさに燃えています。
これから2年の育苗の初日です。
この5日、行政関係者と報道関係者の来訪も連日続いています。
今日は名取市復興まちづくり課の中堅5名の熱心な視察や、
地元ラジオ局なとり災害エフエムの取材も。
5月9日(金)12:00、再放送10日(土)6:00、16:00で、30分ほど紹介されます。
播種初日はゆっくり出勤の9時から16時まで。
翌日は、岩手県産抵抗性アカマツの播種。
「皆で休もう」という意見はまったく出ないのです。