報告が遅れましたが……。
UAゼンセン傘下として、また単組としても独自で支援いただいている
首都圏中心の大きなスーパーの「マルエツ労組」69名(男女比半々)が、
今年も来てくださいました。
しかもリピート率8割?とのこと。
すごく嬉しいことです。
佐々木統括と話し合い、宮城中央森林組合に今年2度目のニセアカシア刈りと、
(去年の植栽地はマツが草に勝っているため)今年度植栽地のみの全刈りの発注を決めたため、
ボランティアにはプロに先行し、「つぼ刈り」に専念してもらうことにしました。
ボランティアのお陰で、プロも誤伐リスクが減り、作業効率は極めて良くなります。
これはプロとボランティアの助け合い。
マルエツ労組の執行部は用意周到。
・書記長さんは自分で、休日に下見に来ている。
・直前に当日の段取りだけでなく、現場の現状をオイスカ本部に聞き取りに来ている。
・参加者全員に資料も配布。バスの中でもDVDを見せている。
・オイスカ抜きでも自分でしっかり説明できる。
社会人としての「予習は万全」と判断し、前置きの基本的説明は大幅削除。
引率者からの「丸投げ」依頼モードがまったくなかった。
その上、リピーターが多数。
(バス車中は去年と同じ説明ではなく、最新の話を説明したことでしょう)
ですから、普段以上に、滞在時間を思い切り作業に投入できました。
そして、同じ会社ということを抜きにしても、作業が横一線に進んでいた。
つまり、例え隣の班でも、隣の場所でも、防風垣を越えてでも、
声を掛け合い、遅れている個所を助けに行く人を多く見ました。
昨今「チームビルディング」と言われてますね。
同じ会社であっても即席部隊でこれができるのは
リーダーの力量と、参加者の意識の高さ。
去年よりも「棒立ち」の人が全然いなかった。
雨の中、約400㎡/人・4hも。
私自身、林業会社勤務時代に最も印象に残ることのひとつが、
「隣の者同士助け合って仕事して、横一線に進むこと」。
別れ際、参加者からのカンパ85,257円を寄附いただいた後、
「来年はバス2台でなく3台になるよう、周りの人に声をかけてください」(髙橋委員長)
お互い更にレベルアップして、また来年会いましょう。