2026年6月8日~18日(インド発着)、JICA草の根事業の一環として、インド・ウッタルプラデシュ州バラナシでプロジェクトに取り組む農家の代表9名、および北インド総局関係者3名の計12名が来日し、各所で持続可能な森林管理や農業などについて学びました。
本研修は、竹炭など自然資源を活用した農業技術の導入とその生産物を活用した生計向上を目指し、日本の先進事例を視察することで、現地でのプロジェクト推進に活かすことを目的としました。
研修では、山梨、愛知、東京を訪問。山梨県では、オイスカ山梨県支部が受け入れを担い、山梨県森林環境部に全面的にご協力いただきながら、森林の多面的機能について、また農林産物の加工・流通についての研修を実施しました。愛知県では中部日本研修センターを中心として農業関連の視察研修を行い、より実践的で汎用性の高い研修を行いました。東京では、インド大使館への表敬訪問のほか、本研修の振り返りや今後の計画作成、プロジェクト地でのこれまでの取り組みを伝える報告会を実施しました。
研修参加者からは、「日本では森林を守るために長期間にわたり努力が続けられていることを学び、その姿勢に深く感銘を受けた」「竹炭の製造方法や利用方法について説明を聞き、私たちの活動にも役立つ内容だと感じた」「日本の農業は農地の管理や作物の品質向上に対する意識も高く、農産物の販売方法についても工夫が見られ、生産から販売までが一体となった仕組みが構築されていると感じた」「報告会では多くの人の前で発表を行い、自分たちの経験や学びを共有する良い機会となった」といった声とともに、「日本で学んだことを、自分たちの畑や農業活動に活かし、また地域の人々にも伝えていきたい」といった意気込みが聞かれ、今後の活動の発展につながる気づきが得られたことがうかがえました。
ナグマ・モハメド・マリック駐日インド大使への表敬訪問。激励のお言葉をいただいた
山梨県庁への表敬訪問。山梨県森林環境部長田次長はじめ幹部の方々にあたたかくお迎えいただいた
山梨県の森林公園金川の森を視察。森林の多様な機能について体験や説明を通して学んだ
国際交流「世界の森やまなし」にて記念植樹。その後、「富士山の森づくり」の現場も訪れ森林再生について学んだ
愛知県の農家を訪問。実際に畑を見ながら自然農法の特徴や方法について学んだ
中部日本研修センターも出荷しているやまのぶ四郷店を訪れ、農産物の流通について視野を広げた
=======================
≪研修概要≫
研修期間:令和8年6月8日~6月18日(インド発着)9泊11日(機内1泊)
研修参加者:受益者農家9名、オイスカ北インド関係者3名
研修先:
【山梨】山梨県庁、森林公園金川の森、キーテック山梨工場、身延竹炭企業組合、
道の駅富士川、国際交流「世界の森やまなし」、富士山の森づくり活動地
【愛知】オイスカ中部日本研修センター、ストロベリーパークみふね、飯田農園、桃農園、
やまのぶ四郷店、JAあいち豊田 農業振興部 産直プラザ、トヨタ産業技術記念館、
名古屋城、上鷹見小学校、豊田市 緑のリサイクルセンター
【東京】インド大使館、JICA東京センター、オイスカ本部
受け入れにご協力いただきました皆様ありがとうございました!