2024年3月6日

【東日本大震災から13年】「海岸林再生プロジェクト」第二次10ヵ年計画も順調に進捗

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  • できるだけ低い位置でマツを切り倒す
    伐採したマツを運び出す

    宮城県名取市で進む「海岸林再生プロジェクト」では、この冬も宮城中央森林組合とボランティアの手で本数調整伐(間伐)を行いました。

    今期の対象地は2016・17年に植栽をした約23ha。プロジェクトでは前年度までに約25haの間伐を終えており、今期分も合わせると植栽実面積の約75%が1回目の間伐を終えたことになります。今後40年ほどの間に6回前後間伐を行うことで、地中では根をより深く広く伸ばし、地上では幹を太く、枝葉を豊富に生長させて、防風や防砂といった機能を発揮できる、より強い海岸林を育てていきます。

    1月27日には、12年からプロジェクトを支援している住友化学労働組合の15名のほか、ボランティアリピーターら合わせて43名が間伐を体験しました。2人がペアになり、のこぎりで切り倒したクロマツを林外に運び出し、約1600本を伐採。参加者からは、「海岸林の中に入ると風がなくて暖かい」といった声が聞かれ、防風機能が発揮されているのを実感した様子でした。

    当日は現場の様子をお伝えするオンラインイベント、またRKB毎日放送による撮影も行われました。動画が公開されていますのでご覧ください!

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    RKB毎日放送

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